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恵原新張遺跡1次・2次・3次調査

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/91212
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.91212
引用表記 公益財団法人松山市文化・スポーツ振興財団埋蔵文化財センター 2018 『松山市文化財調査報告書194:恵原新張遺跡1次・2次・3次調査』公益財団法人松山市文化・スポーツ振興財団埋蔵文化財センター
公益財団法人松山市文化・スポーツ振興財団埋蔵文化財センター 2018 『恵原新張遺跡1次・2次・3次調査』松山市文化財調査報告書194
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書名 恵原新張遺跡1次・2次・3次調査
発行(管理)機関 松山市 - 愛媛県
書名かな えばらにばりいせき
副書名 農地整備事業(通作条件整備)松山南部3期地区農道工事に伴う埋蔵文化財調査報告書
巻次
シリーズ名 松山市文化財調査報告書
シリーズ番号 194
編著者名
編集機関
公益財団法人松山市文化・スポーツ振興財団埋蔵文化財センター
発行機関
公益財団法人松山市文化・スポーツ振興財団埋蔵文化財センター
発行年月日 20181109
作成機関ID 38201
郵便番号 7918032
電話番号 0899236363
住所 愛媛県松山市南斎院町乙67 番地6
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 恵原新張遺跡1次・2次・3次調査
遺跡名かな えばらにばりいせき
本内順位
遺跡所在地 松山市恵原町甲1460-4ほか
所在地ふりがな えひめけんまつやましえばらちょう
市町村コード 38201
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 334535
東経(世界測地系)度分秒 1324903
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.759722 132.8175
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20150511-20150918
20150810-20151009
20160509-20160603
調査面積(㎡)
1361
826
207
調査原因 農道工事
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
古墳
古代(細分不明)
中世(細分不明)
主な遺構
竪穴建物
掘立柱建物
土坑
古墳
主な遺物
弥生土器
土師器
須恵器
埴輪
石製品
玉類
特記事項 ・弥生時代から古墳時代の建物址及び石室を検出
・縄文土器(早期)が出土
・古墳時代の建物址を検出
要約  本調査では、縄文時代から中世までの遺構や遺物を確認した。縄文時代の遺構は未検出であるが、2 次調査において早期押型文土器が出土した。弥生時代では1 次調査や3 次調査にて中期後葉と末の竪穴建物が検出され、該期における集落の存在が明らかになった。次に古墳時代では前期の資料はないが、中期後葉から後期にかけて、複数の竪穴建物が検出された。建物内からは柱穴やカマドが検出され、建物構造が知れる貴重な資料を得ることができた。また、建物の変遷から古墳時代中期から後期にかけて継続的な集落経営が進められたことがわかった。なお、古墳時代終末期には古墳(石室)が築造されており、古墳時代を通して、居住域から墓域へと土地の利用方法が変化する様子も明らかになった。古代から中世の遺構は未検出であるが、鎌倉時代に使用された完形の土器が包含層中から出土している。
 今回の調査により、調査地や周辺地域には弥生時代から古墳時代にかけて、広範囲に遺跡の存在する可能性が極めて高いものと推測される。

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