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中沢浜貝塚発掘調査概報

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/90930
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.90930
引用表記 陸前高田市教育委員会 1985 『陸前高田市文化財調査報告9:中沢浜貝塚発掘調査概報』陸前高田市教育委員会
陸前高田市教育委員会 1985 『中沢浜貝塚発掘調査概報』陸前高田市文化財調査報告9
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書名 中沢浜貝塚発掘調査概報
発行(管理)機関 陸前高田市 - 岩手県
書名かな なかざわはまかいづかはっくつちょうさがいほう
副書名
巻次 1
シリーズ名 陸前高田市文化財調査報告
シリーズ番号 9
編著者名
編集機関
陸前高田市教育委員会
発行機関
陸前高田市教育委員会
発行年月日 19850300
作成機関ID 03210
郵便番号 0292205
電話番号 0192542111
住所 岩手県陸前高田市高田町字館の沖110
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 中沢浜貝塚
遺跡名かな なかざわはまかいづか
本内順位
遺跡所在地 岩手県陸前高田市広田町字中沢
所在地ふりがな いわてけんりくぜんたかたしひろたちょうあざなかざわ
市町村コード 03210
遺跡番号 NF88-1298
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 385711
東経(世界測地系)度分秒 1414137
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 38.953055 141.693611
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19840808-19841015
調査面積(㎡)
調査原因 分布調査並びに土留壁等の土木工事
遺跡概要
種別
貝塚
時代
縄文
主な遺構
貝層
甕棺2
埋葬犬骨3
主な遺物
縄文土器
骨角器
特記事項
要約 1.中沢浜貝塚は、広田半島先端の大森山山麓に広がる西側緩斜面上に位置し、海抜5~2Om、面積12,000㎡である。
2.調査は、A区とB区の2 か所を同時進行で行なった。A 区が擁壁設置に伴う事前調査、B区が環境整備策定のための分布調査である。
3.A区において、縄文時代前期末・中期末の保存良好な貝層を検出した。層は、北方向にむけ急勾配に傾斜しながら堆積する。分層された貝層・土層は149層に達し、各貝層の土はすべて持ち帰った。持ち帰った土は、土のう袋600袋以上に達し、60年度以降分析を行う予定である。
4.貝層を構成する貝種は、岩礁性二枚貝が主体であった。
5.B区において、甕棺2個・埋葬犬3体を得、丘陵の南側斜面が縄文時代晩期の墓域であることが判明した。
6.B区3層中において極く薄い混貝土層を検出したが、未発掘区に拡がっているため、充分に性格を把握できなかった。
7.出土した遺物は、骨角器がA区・B区合わせて30点程で、土器は大型コンテナ5箱程である。時期的には、A区が縄文前期末から中期末,B区が縄文晩期中葉である。

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