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小泉アツコ遺跡 : 第1次調査・第2次調査

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/90726
引用表記 今治市教育委員会 2020 『今治市埋蔵文化財調査報告書150:小泉アツコ遺跡 : 第1次調査・第2次調査』今治市教育委員会
今治市教育委員会 2020 『小泉アツコ遺跡 : 第1次調査・第2次調査』今治市埋蔵文化財調査報告書150
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ファイル
書名 小泉アツコ遺跡 : 第1次調査・第2次調査
発行(管理)機関 今治市 - 愛媛県
書名かな こいずみあつこいせき だい1じちょうさ・だい2じちょうさ
副書名 新設市道小泉別名線建設工事に伴う発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 今治市埋蔵文化財調査報告書
シリーズ番号 150
編著者名
編集機関
今治市教育委員会
発行機関
今治市教育委員会
発行年月日 20200300
作成機関ID 38202
郵便番号 7940027
電話番号 0898325200
住所 愛媛県今治市南大門町二丁目5番地1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 小泉アツコ遺跡 第1次
遺跡名かな こいずみあつこいせき
本内順位 1
遺跡所在地 愛媛県今治市小泉2丁目503番3ほか
所在地ふりがな えひめけんいまばりしこいずみ2ちょうめ503ばん3ほか
市町村コード 38202
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 340252.9
東経(世界測地系)度分秒 1325833.8
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.048027 132.976055
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20000113-20000201
調査面積(㎡)
200
調査原因 市道建設
遺跡概要
種別
時代
中世(細分不明)
主な遺構
溝状遺構
土坑墓
ピット
主な遺物
須恵器
土師器
土師質土器
瓦器
瓦質土器
青磁
和鏡
砥石
刀子
鉄釘
鉄製紡錘車
特記事項 内面に劃花文が施された完形の龍泉窯系青磁碗、刀子、長三角刀、仕上砥石が出土し、鉄釘を伴う寝棺埋葬?の土坑墓、試掘時に和鏡が出土した土坑墓からは鏡箱に墨書絵が残る。鉄製紡錘車3点が供献された土坑墓が特記される。最下層の土坑では多くの遺構から骨の遺存が認められるところから火葬骨の埋葬も想定できる。
遺跡名 小泉アツコ遺跡 第2次
遺跡名かな こいずみあつこいせき
本内順位 2
遺跡所在地 愛媛県今治市小泉2丁目566番6
所在地ふりがな えひめけんいまばりしこいずみ2ちょうめ566ばん6
市町村コード 38202
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 340252.4
東経(世界測地系)度分秒 1325833.1
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.047888 132.975861
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20001204-20001223
調査面積(㎡)
300
調査原因 市道建設
遺跡概要
種別
社寺
時代
中世(細分不明)
主な遺構
柵列
庇付掘建柱建物
荼毘跡
溝状遺構
鍛冶遺構
土器埋納遺構
主な遺物
須恵器
土師器
土師質土器
黒色土器
瓦器
青磁
白磁
窯変天目茶碗
四耳壺
亀山焼
石鍋
石鏃
特記事項 庇付掘建柱建物、礫床の荼毘跡土坑1基、2基の鍛冶遺構、38点の土師器皿と1点の坏が埋納された土坑、柵列遺構、垣根状遺構、畝状遺構が検出される。華南系四耳壺は5点の破片の検出により復元がかなったものである。官衙関連とされる「八町1号遺跡」に類例品が出土している。
要約  市街化地域の指定により宅地開発が進行することが想定され、縦線の市道駅裏高橋線の拡幅が望めないことから、この新規市道が計画された。元は農業用水路が敷設されていたが、水路は道路下に埋設することで道路幅を確保している。民地部分の試掘調査から遺跡が確認され発掘調査となった。
 1次調査では土坑墓主体で墓地と考えられたが2次調査では庇付掘建柱建物が検出されたことから墓地に付随する三昧堂(光堂)が考えられる。この建物の西側で荼毘跡遺構が確認されたことにより本遺跡周辺が葬所であることが明確となった。

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