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上保本郷遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/90335
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.90335
引用表記 岐阜県文化財保護センター 2021 『岐阜県文化財保護センター調査報告書151:上保本郷遺跡』岐阜県文化財保護センター
岐阜県文化財保護センター 2021 『上保本郷遺跡』岐阜県文化財保護センター調査報告書151
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書名 上保本郷遺跡
発行(管理)機関 岐阜県文化財保護センター - 岐阜県
書名かな かみのほほんごういせき
副書名
巻次 第1分冊 / 第2分冊 / 第3分冊 / 第4分冊 / 第5分冊 / 第6分冊
シリーズ名 岐阜県文化財保護センター調査報告書
シリーズ番号 151
編著者名
編集機関
岐阜県文化財保護センター
発行機関
岐阜県文化財保護センター
発行年月日 20210325
作成機関ID 21000
郵便番号 5020003
電話番号 0582378550
住所 岐阜市三田洞東1-26-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 上保本郷遺跡
遺跡名かな かみのほほんごういせき
本内順位 1
遺跡所在地 岐阜県本巣市上保
所在地ふりがな ぎふけんもとすしかみのほ
市町村コード 21218
遺跡番号 11245
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 352752.33
東経(世界測地系)度分秒 1364053.33
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.464536 136.68148
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20150511-20151130
20160502-20161219
20170508-20171211
調査面積(㎡)
17167.8
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
その他の生産遺跡
散布地
時代
弥生
古墳
古代(細分不明)
中世(細分不明)
主な遺構
竪穴建物
掘立柱建物
柱穴
溝状遺構
土坑
井戸
溝状遺構群
畦畔
道路状遺構
遺物集積
主な遺物
縄文土器
土師器
須恵器
灰釉陶器
山茶碗
中近世陶磁器
土製品
石製品
木製品
金属製品
ガラス小玉
特記事項 古墳時代から中世にかけての墓域、居住域、生産域からなる複合遺跡
遺跡名 上保岩坪1号古墳
遺跡名かな かみのほいわつぼいちごうこふん
本内順位 2
遺跡所在地 岐阜県本巣市上保
所在地ふりがな ぎふけんもとすしかみのほ
市町村コード 21218
遺跡番号 11702
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 352756.47
東経(世界測地系)度分秒 1364108.96
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.465686 136.685822
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20150511-20151130
調査面積(㎡)
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
古墳
時代
古墳
主な遺構
横穴式石室
周溝
主な遺物
土師器
須恵器
灰釉陶器
山茶碗
石製品
金属製品
ガラス小玉
特記事項 全長14~16mに復元した7世紀前葉の円墳
遺跡名 上保岩坪2号古墳
遺跡名かな かみのほいわつぼにごうこふん
本内順位 3
遺跡所在地 岐阜県本巣市上保
所在地ふりがな ぎふけんもとすしかみのほ
市町村コード 21218
遺跡番号 11703
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 352757.45
東経(世界測地系)度分秒 1364102.65
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.465958 136.684069
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20150511-20151130
調査面積(㎡)
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
古墳
時代
古墳
主な遺構
横穴式石室
周溝
主な遺物
土師器
山茶碗
中近世陶磁器
特記事項 全長約5~5.6mに復元した7世紀代の円墳
要約 上保本郷遺跡は、郡府山南西側の沖積平野上に立地する古墳時代から中世の複合遺跡である。時期によって居住域の位置や範囲は変化し、古代は発掘区北東部と発掘区南西部の一部で限定的であったが、中世前半には広範囲に居住域が成立し、この頃に条里地割や用水路も面的に整備されたと考えられる、また、中世後半には居住域が発掘区南西部に集中するようになり、特に21地点や11地点では区画溝を伴う居住域が成立するなど、古代から中世にかけての居住域の変遷をたどることのできる重要な発見となった。中世後半の区画溝内では、鍛冶や漆の工房が営まれていた可能性があり、また、区画溝から土師器皿の一括廃棄されていたことなどから一般的な遺跡よりも高い階層の居住域であったと考えられる。発掘区南西部の21地点と11地点は、国衙領の「菊松郷」に比定されることや、周辺には「席田庄」が存在したことから、これらに関わる居住域と考えられる。上保岩坪1号古墳、上保岩坪2号古墳は今回の調査により発見された古墳である。いずれも墳丘と横穴式石室の天井石は失われていたが、上保岩坪1号古墳の石室からは副葬品として須恵器長頸壺や短頸壺の他、鉄刀・刀子・鉄鏃等の鉄製武具、ガラス小玉等が出土した。郡府山丘陵上に位置する船来山古墳群と同時期に平野部でも古墳が営まれていたことが明らかとなり、関連性が想定される。

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