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小十古窯跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/90187
引用表記 唐津市教育委員会 1988 『唐津市文化財調査報告書26:小十古窯跡』唐津市教育委員会
唐津市教育委員会 1988 『小十古窯跡』唐津市文化財調査報告書26
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
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ファイル
書名 小十古窯跡
発行(管理)機関 唐津市 - 佐賀県
書名かな こじゅうこようあと
副書名 県営圃場整備事業にかかる埋蔵文化財調査
巻次
シリーズ名 唐津市文化財調査報告書
シリーズ番号 26
編著者名
編集機関
唐津市教育委員会
発行機関
唐津市教育委員会
発行年月日 19880331
作成機関ID 41202
郵便番号 8478511
電話番号
住所 佐賀県唐津市西城内1-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 小十古窯跡
遺跡名かな こじゅうこようあと
本内順位
遺跡所在地 佐賀県唐津市小十
所在地ふりがな さがけんからつしこじゅう
市町村コード 41202
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
調査期間
調査面積(㎡)
調査原因 県営圃場整備事業
遺跡概要
種別
時代
近世(細分不明)
主な遺構
窯体
物原
柱穴
主な遺物
陶磁器
特記事項
要約  小十窯跡は、唐津市西部、上場台地とよばれる玄武岩台地南部の開析谷の一角に位置する。窯本体は2基存在し、東南東に延びた丘陵端より、西北西の方向に登っている。物原は窯の南側谷部に4か所確認した。調査は、調査区をA・B・C区に分けて実施した。
 A区の調査では、焼成室とその窯壁、胴木間、灰原、柱穴を確認した(A窯)。柱穴は、胴木間と灰原の間に3か所検出し、窯に伴う覆い屋の建物跡と考えられる。
 B区の調査では、胴木間、物原を確認した(B窯)。B窯の胴木間の北壁がA窯の物原(未調査部分)に壊されている状況がみられ、B窯が古くA窯が新しい可能性がうかがえた。
 C区の調査は、トレンチを7か所設定し、遺構の広がりを調べた。窯体や物原は検出されなかった。
 小十窯製品の特徴は、藁灰釉を使用せず木灰釉を使い、皿を主体にした窯である。製品は、ほとんどがロクロ成形であるが一部タタキ成形による甕などもみられた。その他、長石釉を使った中・大皿、絵唐津、茶陶類等がみられた。

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