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大木戸遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/72007
引用表記 公益財団法人 埼玉県埋蔵文化財調査事業団 2018 『埼玉県埋蔵文化財調査事業団報告書445:大木戸遺跡』公益財団法人 埼玉県埋蔵文化財調査事業団
公益財団法人 埼玉県埋蔵文化財調査事業団 2018 『大木戸遺跡』埼玉県埋蔵文化財調査事業団報告書445
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ファイル
書名 大木戸遺跡
発行(管理)機関 (公財)埼玉県埋蔵文化財調査事業団 - 埼玉県
書名かな おおきどいせき
副書名 大宮西部特定土地区画整理事業地内埋蔵文化財発掘調査報告
巻次 4
シリーズ名 埼玉県埋蔵文化財調査事業団報告書
シリーズ番号 445
編著者名
編集機関
公益財団法人 埼玉県埋蔵文化財調査事業団
発行機関
公益財団法人 埼玉県埋蔵文化財調査事業団
発行年月日 20180322
作成機関ID
郵便番号 3690108
電話番号 0493393955
住所 埼玉県熊谷市船木台4丁目4番地1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 大木戸遺跡 第6次
遺跡名かな おおきどいせき
本内順位
遺跡所在地 埼玉県さいたま市西区大字指扇3831-1他
所在地ふりがな さいたまけんさいたましにしくおおあざさしおうぎ
市町村コード 11101
遺跡番号 425
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 355517
東経(世界測地系)度分秒 1393449
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.921388 139.580277
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20071126-20080131
調査面積(㎡)
1134
調査原因 区画整理
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
古墳
近世(細分不明)
主な遺構
土壙
竪穴住居跡
井戸跡
溝跡
畝跡
ピット
主な遺物
縄文土器
石器
土師器
陶磁器
石製品
土製品
鉄製品
特記事項  古墳時代前期の住居跡に床面の一部を高くした所謂「ベッド状遺構」をもつものが検出された。
遺跡名 大木戸遺跡 第10次
遺跡名かな おおきどいせき
本内順位
遺跡所在地 埼玉県さいたま市西区大字指扇3894-3他
所在地ふりがな さいたまけんさいたましにしくおおあざさしおうぎ
市町村コード 11101
遺跡番号 425
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 355515
東経(世界測地系)度分秒 1393448
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.920833 139.579999
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20100601-20100831
調査面積(㎡)
1599
調査原因 区画整理
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
近世(細分不明)
主な遺構
土壙
溝跡
畝跡
性格不明遺構
ピット
主な遺物
縄文土器
石器
石製品
陶磁器
特記事項 近世の区画溝を伴う畝跡が数箇所で検出された。
遺跡名 大木戸遺跡 第11次
遺跡名かな おおきどいせき
本内順位
遺跡所在地 埼玉県さいたま市西区大字指扇3901-3他
所在地ふりがな さいたまけんさいたましにしくおおあざさしおうぎ
市町村コード 11101
遺跡番号 425
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 355513
東経(世界測地系)度分秒 1393447
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.920277 139.579722
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20100728-20100831
調査面積(㎡)
132
調査原因 区画整理
遺跡概要
種別
集落
時代
近世(細分不明)
主な遺構
土壙
溝跡
主な遺物
陶磁器
特記事項
遺跡名 大木戸遺跡 第12次
遺跡名かな おおきどいせき
本内順位
遺跡所在地 埼玉県さいたま市西区大字指扇3900-2他
所在地ふりがな さいたまけんさいたましにしくおおあざさしおうぎ
市町村コード 11101
遺跡番号 425
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 355512
東経(世界測地系)度分秒 1393447
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.919999 139.579722
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20110301-20110331
調査面積(㎡)
648
調査原因 区画整理
遺跡概要
種別
集落
時代
近世(細分不明)
主な遺構
土壙
溝跡
畝跡
ピット
主な遺物
陶磁器
特記事項  近世の屋敷地周辺を長方形に囲む区画溝の存在が明らかになった。
遺跡名 大木戸遺跡 第13次
遺跡名かな おおきどいせき
本内順位
遺跡所在地 埼玉県さいたま市西区大字指扇3975-1他
所在地ふりがな さいたまけんさいたましにしくおおあざさしおうぎ
市町村コード 11101
遺跡番号 425
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 355515
東経(世界測地系)度分秒 1393446
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.920833 139.579444
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20111201-20120331
調査面積(㎡)
5750
調査原因 区画整理
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
近世(細分不明)
主な遺構
竪穴住居跡
土壙
集石土壙
井戸跡
溝跡
畝跡
ピット
主な遺物
縄文土器
石器
陶磁器
石製品
鉄製品
銭貨
特記事項  縄文時代後期初頭の柄鏡形住居跡が検出された。
遺跡名 大木戸遺跡 第14次
遺跡名かな おおきどいせき
本内順位
遺跡所在地 埼玉県さいたま市西区大字指扇3887他
所在地ふりがな さいたまけんさいたましにしくおおあざさしおうぎ
市町村コード 11101
遺跡番号 425
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 355517
東経(世界測地系)度分秒 1393447
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.921388 139.579722
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20130401-20130531
調査面積(㎡)
398
調査原因 区画整理
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
平安
近世(細分不明)
主な遺構
土壙
溝跡
ピット
主な遺物
縄文土器
石器
土師器
石製品
陶磁器
特記事項  縄文時代後期の貯蔵穴と想定される大型土壙がまとまって検出された。
 平安時代の土壙からロクロ土師器の坏や土師器甕が出土した。
遺跡名 大木戸遺跡 第15次
遺跡名かな おおきどいせき
本内順位
遺跡所在地 埼玉県さいたま市西区大字指扇3981-1他
所在地ふりがな さいたまけんさいたましにしくおおあざさしおうぎ
市町村コード 11101
遺跡番号 425
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 355517
東経(世界測地系)度分秒 1393442
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.921388 139.578333
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20130527-20130930
調査面積(㎡)
2203
調査原因 区画整理
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
近世(細分不明)
主な遺構
竪穴住居跡
炉穴
土壙
遺物包含層
井戸跡
硬砂層露頭
ピット
主な遺物
縄文土器
石器
陶磁器
石製品
土製品
鉄製品
銭貨
特記事項  台地上の縄文時代後期集落と低地の水辺空間を結ぶ斜面地を調査し、土壙群が検出された。
 近世では、大宮台地特有の硬砂層の露頭を生活面とする遺構が検出された。
遺跡名 大木戸遺跡 第16次
遺跡名かな おおきどいせき
本内順位
遺跡所在地 埼玉県さいたま市西区大字指扇3980-1他
所在地ふりがな さいたまけんさいたましにしくおおあざさしおうぎ
市町村コード 11101
遺跡番号 425
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 355517
東経(世界測地系)度分秒 1393443
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.921388 139.578611
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20130924-20140331
調査面積(㎡)
551
調査原因 区画整理
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
近世(細分不明)
主な遺構
埋甕
土壙
集石土壙
遺物包含層
溝跡
ピット
主な遺物
縄文土器
石器
陶磁器
石製品
土製品
鉄製品
銭貨
特記事項  縄文時代後期の斜面地に営まれた袋状の土壙群や底部に穿孔をもつ埋甕が検出された。
遺跡名 大木戸遺跡 第17次
遺跡名かな おおきどいせき
本内順位
遺跡所在地 埼玉県さいたま市西区大字指扇3890-1他
所在地ふりがな さいたまけんさいたましにしくおおあざさしおうぎ
市町村コード 11101
遺跡番号 425
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 355517
東経(世界測地系)度分秒 1393445
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.921388 139.579166
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20141101-20150131
調査面積(㎡)
502
調査原因 区画整理
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
古墳
近世(細分不明)
主な遺構
竪穴住居跡
掘立柱建物跡
炉穴
土壙
溝跡
ピット
主な遺物
縄文土器
石器
土師器
陶磁器
石製品
土製品
鉄製品
銭貨
特記事項  縄文時代後期の住居跡と掘立柱建物跡が、狭い範囲に重複した状態で検出された。
 古墳時代前期では、焼失住居を含む住居跡がまとまって検出された。
遺跡名 大木戸遺跡 第19次
遺跡名かな おおきどいせき
本内順位
遺跡所在地 埼玉県さいたま市西区大字指扇3968-2他
所在地ふりがな さいたまけんさいたましにしくおおあざさしおうぎ
市町村コード 11101
遺跡番号 425
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 355512
東経(世界測地系)度分秒 1393446
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.919999 139.579444
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20150201-20150228
調査面積(㎡)
480
調査原因 区画整理
遺跡概要
種別
時代
近世(細分不明)
主な遺構
土壙
溝跡
ピット
主な遺物
陶磁器
石製品
特記事項
遺跡名 大木戸遺跡 第21次
遺跡名かな おおきどいせき
本内順位
遺跡所在地 埼玉県さいたま市西区大字指扇3980-1他
所在地ふりがな さいたまけんさいたましにしくおおあざさしおうぎ
市町村コード 11101
遺跡番号 425
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 355516
東経(世界測地系)度分秒 1393444
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.921111 139.578888
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20150701-20151231
調査面積(㎡)
1558
調査原因 区画整理
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
古墳
近世(細分不明)
主な遺構
竪穴住居跡
炉穴
炉跡
土壙
竪穴状遺構
掘立柱建物跡
井戸跡
溝跡
火葬跡
ピット
主な遺物
縄文土器
石器
土師器
陶磁器
石製品
土製品
鉄製品
特記事項  縄文時代では、早期末葉の炉穴群が検出された。後期の垂直に深く掘り込んだ大型土壙が検出された。
 古墳時代では、焼失住居跡や土壙が検出された。
 近世では、炉跡を伴う掘立柱建物跡、井戸跡、区画溝などが検出された。
 T字形の火葬跡は、中世に遡る可能性がある。
要約  大木戸遺跡は大宮台地の西縁、滝沼川左岸の台地上を中心に営まれた旧石器時代から近世にかけての複合遺跡である。大木戸遺跡の調査は、昭和61 年に一般国道16 号バイパスの建設に伴いさいたま市(当時大宮市)が発掘調査を実施したのを端緒とし、その後、大宮西部特定土地区画整理事業に伴い、当事業団が平成12 年度から継続的に調査を実施してきた。本書は、第6・10 ~ 17・19・21 次調査の報告書である。
 今回の調査では、旧石器時代の遺構・遺物は第16 次調査でナイフ形石器が出土したにすぎなかったが、これまでの調査成果によると、大宮台地では発見例の少ない、後期旧石器地時代前半の石器群がまとまって出土し、近隣の清河寺前原遺跡とともに大宮台地に最初に足跡を残した人々の生活の様子が明らかにされている。
 縄文時代では、早期の炉跡が第15・17・21 次調査区で検出されている。遺跡範囲内には、中期末葉から後期初頭と後期の集落が、地点を違えて、台地縁辺部の東縁と西縁を中心に営まれていることが明らかにされている。中期末葉から後期初頭の集落では、第13 次調査D区で検出されている柄鏡形住居跡が特徴的である。後期集落では、滝沼川を見おろす台地西縁を中心に、これまでに35 軒の住居跡が検出されており、集落下の低地の第18・20 次調査区の成果や、今回報告する低地と台地を結ぶ斜面地の第15・16 地点の成果から、当時の人々の土地利用のあり方や集落景観を復元できるようになった。
 古墳時代では、第6・17・21 次調査区で前期初頭を中心とする住居跡が検出され、遺跡範囲の西側台地上に複数の住居群が広範に展開している様相が明らかとなった。第13 地点で検出された方形周溝墓群との関連性が注目される。
 近世では、各調査区から掘立柱建物や土壙、井戸跡、溝跡などの遺構や遺物が検出されている。このうち第21次調査C区では炉跡を伴う掘立柱建物跡が検出されているほか、第21 次調査A区では井戸跡に17 世紀前半の陶磁器や土器がまとまって廃棄されていた。また、台地のやや奥まった平坦な場所にあたる第10 ~ 13 次調査区では、屋敷地周辺に溝で方形に区画された空間が広がり、畝跡から畠などの耕作地が広がっている景観が明らかになった。

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