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神成松遺跡第5地点

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/71272
引用表記 パスコ 2014 『神奈川県埋蔵文化財発掘調査報告書23:神成松遺跡第5地点』パスコ
パスコ 2014 『神成松遺跡第5地点』神奈川県埋蔵文化財発掘調査報告書23
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ファイル
書名 神成松遺跡第5地点
発行(管理)機関 神奈川県教育委員会 - 神奈川県
書名かな かみなりまつ いせき だい5 ちてん
副書名 県道603号(上粕屋厚木)地方道路等整備工事に伴う発掘調査
巻次
シリーズ名 神奈川県埋蔵文化財発掘調査報告書
シリーズ番号 23
編著者名
編集機関
パスコ
発行機関
パスコ
発行年月日 20140820
作成機関ID
郵便番号 1530043
電話番号 0357227600
住所 東京都目黒区東山1-1-2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 神成松遺跡第5地点
遺跡名かな かみなりまついせき
本内順位
遺跡所在地 神奈川県伊勢原市上粕屋1429番3外
所在地ふりがな かながわけんいせはらしかみかすや1429ばん3ほか
市町村コード 14214
遺跡番号 伊勢原市№74
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 352447
東経(世界測地系)度分秒 1391723
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.413055 139.289722
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20130507-20131022
調査面積(㎡)
1442
調査原因 道路改良工事
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
弥生
古墳
奈良
平安
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
溝状遺構 - 1(近世)
畝状遺構 - 3(近世)
竪穴状遺構 - 2(中世)
掘立柱建物址 - 2(中世)
土坑墓 - 1(中世)
土坑 - 5(中世)
焼土址 - 1(中世)
段切り状遺構 -1 (中世)
ビット - 88(中世)
土坑 - 54(奈良・平安)
畝状遺構 - 1(奈良・平安)
ビット - 34(奈良・平安)
竪穴住居址 - 3(弥生~古墳前期)
土坑 - 2(弥生~古墳前期)
焼土址 - 1(弥生~古墳前期)
ビット - 19(弥生~古墳前期)
竪穴住居址 - 1(縄文)
集石 - 5(縄文)
土坑 ‐ 3(縄文)
ビット - 1(縄文)
主な遺物
国産陶磁器(近世)
石製品(近世)
金属製品(近世)
銭貨(近世)
舶載磁器(中世)
国産陶器(中世)
かわらけ(中世)
銭貨(中世)
人骨(中世)
土師器(奈良・平安)
須恵器(奈良・平安)
灰釉陶器(奈良・平安)
緑釉陶器(奈良・平安)
石器(奈良・平安)
石製品(奈良・平安)
土器(弥生~古墳前期)
石器(弥生~古墳前期)
土器(縄文)
石器(縄文)
土器(縄文草創期)
石器(縄文草創期)
特記事項 (平安)緑釉陶器把手付瓶が出土
(弥生~古墳前期)貝殻条痕文土器が出土
(縄文草創期)微隆起線文土器が出土
要約 大山山塊から渋田川の支流が形成した、東面する扇状地上の南側縁辺部に位置し、上杉定正館跡に比定される遺跡である。今回の調査では該当する居館跡の存在を示唆するような遺構は検出されていないが、中世における扇状地一帯を対象とした造成の痕跡が認められた。弥生時代~古墳時代では、扇状地上の集落が本調査地点まで広がることが確認された。縄文時代では、曽利Ⅳ式段階の竪穴住居址が検出されたほか、5基検出された集石では、土坑状の掘り込みを有するものや、石棒と石皿が共伴したものがある。縄文時代草創期ではローム漸移層から微隆起線文土器が出土しており、付着した炭化物のAMS年代測定により、11,920±40BPという補正年代が出ている。

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