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甕屋窯跡・袴野城跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/70142
引用表記 佐賀県教育庁文化財課 2019 『佐賀県文化財調査報告書221:甕屋窯跡・袴野城跡』佐賀県教育委員会
佐賀県教育庁文化財課 2019 『甕屋窯跡・袴野城跡』佐賀県文化財調査報告書221
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ファイル
書名 甕屋窯跡・袴野城跡
発行(管理)機関 佐賀県文化・観光局 文化課 文化財保護・活用室 - 佐賀県
書名かな かめやかまあと・はかまのじょうあと
副書名 九州新幹線西九州ルート建設に伴う埋蔵文化財調査報告書 ; 1
巻次
シリーズ名 佐賀県文化財調査報告書
シリーズ番号 221
編著者名
編集機関
佐賀県教育庁文化財課
発行機関
佐賀県教育委員会
発行年月日 20190320
作成機関ID 41000
郵便番号 8408570
電話番号 0952257233
住所 佐賀県佐賀市城内一丁目1番59号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 甕屋窯跡・袴野城跡
遺跡名かな かめやかまあと・はかまのじょうあと
本内順位
遺跡所在地 佐賀県武雄市東川登町大字袴野字亀屋ほか
所在地ふりがな さがけんたけおしひがしかわのぼりまちおおあざはかまのあざかめやほか
市町村コード 41206
遺跡番号 0434
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 330931
東経(世界測地系)度分秒 1295943
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.158611 129.995277
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20160509-20160831
調査面積(㎡)
1584
調査原因 九州新幹線西九州ルート建設工事
遺跡概要
種別
その他
時代
戦国
江戸
主な遺構
階段状連房式登窯跡
物原
粘土採掘坑
排水溝
曲輪
堀切
柵列状遺構
土坑
主な遺物
陶器
磁器
ガラス製品
須恵器
瓦質土器
特記事項
要約 甕屋窯跡は17世紀後半から18世紀後半にかけて操業された陶器窯跡である。発掘調査では2基の窯が発見され、計8室分の焼成室を検出した。窯に伴う遺構として物原2か所、窯の構築に伴う粘土採掘坑3基等が確認された。窯では主として甕の生産が行われ、その他壺・鉢・擂鉢・瓶・土管状製品等が焼かれていた。当該期の肥前地域における陶器生産を知る上で貴重な成果が得られた。
袴野城跡は戦国時代の山城跡である。調査では主郭となる曲輪1の一部、曲輪2・3のほぼ全域を発掘し、土塁2ケ所、堀切2ケ所・柵列状遺構3条等、山城に関わる遺構の他、江戸時代の土坑3基を検出した。調査区を含めた城全体の状況から、城の存続時期の中で改修が行われたことが考えられ、中世武雄地域周辺の様相を知る上で貴重な成果が得られた。

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