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成合地獄谷遺跡・成合遺跡2・金龍寺旧境内跡3

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/65646
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.65646
引用表記 公益財団法人大阪府文化財センター 2015 『公益財団法人大阪府文化財センター調査報告書260:成合地獄谷遺跡・成合遺跡2・金龍寺旧境内跡3』公益財団法人大阪府文化財センター
公益財団法人大阪府文化財センター 2015 『成合地獄谷遺跡・成合遺跡2・金龍寺旧境内跡3』公益財団法人大阪府文化財センター調査報告書260
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書名 成合地獄谷遺跡・成合遺跡2・金龍寺旧境内跡3
発行(管理)機関 大阪府文化財センター - 大阪府
有償頒布・配布ページ https://www.occh.or.jp/?s=book
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな なりあい じごくだに いせき・なりあい いせき 2・こんりゅうじ きゅう けいだい あと 3
副書名 高速自動車国道近畿自動車道名古屋神戸線建設事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 公益財団法人大阪府文化財センター調査報告書
シリーズ番号 260
編著者名
編集機関
公益財団法人大阪府文化財センター
発行機関
公益財団法人大阪府文化財センター
発行年月日 20150731
作成機関ID
郵便番号 5900105
電話番号 0722998791
住所 大阪府堺市南区竹城台3丁21番4号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 成合地獄谷遺跡  
遺跡名かな なりあいじごくだにいせき  
本内順位 1
遺跡所在地 大阪府高槻市成合地内
所在地ふりがな おおさかふたかつきしなりあいちない
市町村コード 27027
遺跡番号 143
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 345250
東経(世界測地系)度分秒 1353735
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.880555 135.626388
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20130603-20140131
調査面積(㎡)
5050
調査原因 高速自動車国道近畿自動車道名古屋神戸線建設事業
遺跡概要
種別
集落
時代
古墳
飛鳥白鳳
奈良
平安
主な遺構
古墳2基(横穴式石室)
竪穴式小石室1
土坑
柱穴
墓(火葬墓)
柱穴列
主な遺物
須恵器
鉄鏃
土師器
瓦器
陶磁器
鉄製品
銅製品(鏡ほか)
石製品
ガラス玉
特記事項 ・新規発見の成合地獄谷古墳群
・横穴式石室の古墳2基
・竪穴式小石室1基を確認
・火葬墓と考えられる土坑群のほか柱穴群、土坑、溝など
・墓は蔵骨器を伴うもの1基のほか
・唐式鏡や腰帯具、碁石状石製品
・鉄釘など多彩な副葬品が出土
遺跡名 成合遺跡2
遺跡名かな なりあいいせき
本内順位 2
遺跡所在地 大阪府高槻市成合地内
所在地ふりがな おおさかふたかつきしなりあいちない
市町村コード 27027
遺跡番号 23
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 345237
東経(世界測地系)度分秒 1353740
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.876944 135.627777
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20140701-20141130
調査面積(㎡)
307
調査原因 高速自動車国道近畿自動車道名古屋神戸線建設事業
遺跡概要
種別
集落
田畑
時代
弥生
古代(細分不明)
主な遺構
竪穴建物2棟
土坑(墓)
主な遺物
弥生土器
石器
土師器
須恵器
特記事項 ・新たに竪穴建物2棟検出
・北西側への集落のひろがりを確認
遺跡名 金龍寺旧境内跡3
遺跡名かな こんりゅうじきゅうけいだいあと
本内順位 3
遺跡所在地 大阪府高槻市成合地内
所在地ふりがな おおさかふたかつきしなりあいちない
市町村コード 27027
遺跡番号 141
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 345237
東経(世界測地系)度分秒 1353750
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.876944 135.630555
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20140701-20141130
調査面積(㎡)
12
調査原因 高速自動車国道近畿自動車道名古屋神戸線建設事業
遺跡概要
種別
集落
社寺
時代
江戸
主な遺構
主な遺物
陶磁器
特記事項 金龍寺に向かう参道周辺の平坦面。
主に17~18世紀代の陶磁器出土。
要約  成合地獄谷遺跡は、成合地区北東の山中、檜尾川支流の地獄谷川に面する新規発見の遺跡で、主に奈良~平安時代初頭頃の墓と考えられる土坑群や、柱穴、溝と、7世紀前半ごろの横穴式石室を伴う古墳2基、竪穴式小石室(成合地獄谷古墳群)などが検出された。この中でも墓と考えられる土坑には、蔵骨器を伴うものや、唐式鏡や石製腰帯具(丸鞆)、碁石状石製品などの副葬品を伴うものがある。当遺跡がまとまった墓域を形成しており、周辺に所在する成合遺跡や金龍寺旧境内跡などの古代の調査成果との関連も窺える。成合地獄谷古墳群の墳丘をもつ2基は、盗掘により副葬品は出土しなかったが、2号墳は径5m、全長3m程度の無袖式横穴式石室を埋葬施設とし、墳丘の構築状況がわかる好例である。
 成合遺跡では弥生時代中期末の竪穴建物2棟が新たに検出された。いずれも埋土に炭や焼土がひろがることから焼失建物と考えられる。北西尾根側に集落域がひろがることが新たに確認できた。金龍寺旧境内跡の調査では、金龍寺に向かう参道脇の平坦面の調査3区で17~18世紀代の陶磁器類が出土していることから、参道沿いの茶屋や堂宇などの施設の存在が推測される。

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