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池島・福万寺遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/65566
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.65566
引用表記 財団法人大阪府文化財センター 2008 『財団法人大阪府文化財センター調査報告書186:池島・福万寺遺跡』財団法人大阪府文化財センター
財団法人大阪府文化財センター 2008 『池島・福万寺遺跡』財団法人大阪府文化財センター調査報告書186
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書名 池島・福万寺遺跡
発行(管理)機関 大阪府文化財センター - 大阪府
有償頒布・配布ページ https://www.occh.or.jp/?s=book
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな いけしま ふくまんじ いせき
副書名 一級河川恩智川治水緑地建設に伴う発掘調査報告書(池島2期地区05-2調査区)
巻次 7
シリーズ名 財団法人大阪府文化財センター調査報告書
シリーズ番号 186
編著者名
編集機関
財団法人大阪府文化財センター
発行機関
財団法人大阪府文化財センター
発行年月日 20081226
作成機関ID
郵便番号 5900105
電話番号 0722998791
住所 大阪府堺市南区竹城台3丁21番4号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 池島・福万寺遺跡
遺跡名かな いけしま・ふくまんじいせき
本内順位
遺跡所在地 大阪府東大阪市池島町地内
所在地ふりがな おおさかふひがしおおさかしいけしまちょうちない
市町村コード 27227
遺跡番号 93
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 343848
東経(世界測地系)度分秒 1353743
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.646666 135.628611
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20050819-20070831
調査面積(㎡)
2633
調査原因 恩智川治水緑地の建設
遺跡概要
種別
田畑
時代
古代(細分不明)
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
水田
島畠
土坑
ピット
主な遺物
陶磁器
瓦質土器
土師器
須恵器
銭貨
鉄器
特記事項 条里型水田の変遷
種別
田畑
時代
古墳
主な遺構
土坑
ピット
主な遺物
須恵器
土師器
特記事項
種別
田畑
時代
弥生
主な遺構
水田
土坑
杭列
自然流路
主な遺物
弥生土器
突帯文土器
石器
特記事項 弥生時代の地形変遷と各時期の水田の変遷
要約  当遺跡における発掘調査は、1981年に開始され、現在も継続中である。既往の調査において、条里地割の変遷を示す遺構や、古墳時代~弥生時代前期中頃の各時期の水田面など農耕関連遺構と、古墳時代の初頭~前期および古墳時代中期後半~後期にかけての集落関連遺構などが重層的に検出されている。
 本調査区は、池島II期地区の南西部に位置する。近世~中世の遺構面からは、耕作地の変遷を確認し、古代~古墳時代の遺構面は耕作地の造成など、人為的行為によって遺構面が削平を受けていることが明らかになった。弥生時代後期は調査区内を自然流路が流れるが、これは池島I期地区の溝と接続することがわかる。弥生時代中期後半の水田は地形に従って雛段状に水田を設けている。また、中期初頭の水田も確認した。特筆すべき成果として、弥生時代前期中頃の水田を検出したことと、微高地上から溝群を検出したことがあげられる。これらは弥生時代前期の水田と水利システムを示す良好な資料といえる。

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