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南日吉高堤遺跡・上徳居屋敷遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/65152
引用表記 今治市教育委員会 2019 『今治市埋蔵文化財調査報告書147:南日吉高堤遺跡・上徳居屋敷遺跡』今治市教育委員会
今治市教育委員会 2019 『南日吉高堤遺跡・上徳居屋敷遺跡』今治市埋蔵文化財調査報告書147
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ファイル
書名 南日吉高堤遺跡・上徳居屋敷遺跡
発行(管理)機関 今治市 - 愛媛県
書名かな みなみひよしたかつつみいせき・かみとくいやしきいせき
副書名 平成27年度宅地造成工事に伴う発掘調査報告書・平成27年度農業用道路(上徳祐慶寺線)設置工事に伴う発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 今治市埋蔵文化財調査報告書
シリーズ番号 147
編著者名
編集機関
今治市教育委員会
発行機関
今治市教育委員会
発行年月日 20190300
作成機関ID 38202
郵便番号 7940027
電話番号 0898325200
住所 今治市南大門町二丁目5番地1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 南日吉高堤遺跡
遺跡名かな みなみひよしたかつつみいせき
本内順位 1
遺跡所在地 今治市南日吉町1丁目甲71番1
所在地ふりがな いまばりしみなみひよしちょう1ちょうめこう71ばん1
市町村コード 38202
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 340335.49
東経(世界測地系)度分秒 1325945.28
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.059858 132.995911
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20150416-20150430
調査面積(㎡)
46
調査原因 分譲宅地
遺跡概要
種別
集落
時代
鎌倉
主な遺構
掘立柱建物
井戸
柱穴
ピット
主な遺物
土師質土器
須恵器
瓦器
貿易陶磁器
鉄器
特記事項
遺跡名 上徳居屋敷遺跡
遺跡名かな かみとくいやしきいせき
本内順位 2
遺跡所在地 今治市上徳甲319番2、甲320
所在地ふりがな いまばりしかみとくこう319ばん2、こう320
市町村コード 38202
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 340201
東経(世界測地系)度分秒 1330055.90
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.033611 133.015527
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20151104-20151221
調査面積(㎡)
152
調査原因 農業道路
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
自然流路
井戸
桶棺墓
ピット
性格不明遺構
主な遺物
弥生土器
石器
土師質土器
陶磁器
瓦質土器
鉄器
特記事項
要約 南日吉高堤遺跡は中世前期の集落跡である。掘立柱建物1棟と、素掘りの井戸1基が検出された。これらの遺構には12世紀後半の遺物が伴い、この時期に集落が営まれたと考えられる。遺物では土師質土器や須恵器、貿易陶磁器に加え瓦器が多く出土しており、楠葉型瓦器椀の可能性があるものも2点含む。出土遺物から武家階級などの居住域の可能性が考えられる。
上徳居屋敷遺跡からは弥生時代終末期から古墳時代初頭と中近世の計2面の遺構面が検出された。弥生~古墳の遺構は自然流路が1条あり、外来系の土器も確認された。中近世の主な遺構は石組み井戸1基、桶棺墓1基、性格不明遺構1基が検出された。井戸の埋土からは16世紀代の亀山焼甕が出土しており、そのころに廃絶したと考えられる。桶棺墓と性格不明遺構からは18世紀から19世紀前半にかけての土器や陶磁器が出土した。中世と近世の遺構は同一遺構面で検出され、掘り込みも浅いことから後世に大きな削平を受けたと考えられる。

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