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石江遺跡・三内沢部(3)遺跡3

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/62861
引用表記 青森県埋蔵文化財調査センター 2008 『青森県埋蔵文化財調査報告書458:石江遺跡・三内沢部(3)遺跡3』青森県教育委員会
青森県埋蔵文化財調査センター 2008 『石江遺跡・三内沢部(3)遺跡3』青森県埋蔵文化財調査報告書458
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ファイル
書名 石江遺跡・三内沢部(3)遺跡3
発行(管理)機関 青森県埋蔵文化財調査センター - 青森県
書名かな いしえいせき・さんないさわべ(3)いせき3
副書名 東北新幹線建設事業に伴う遺跡発掘調査報告
巻次
シリーズ名 青森県埋蔵文化財調査報告書
シリーズ番号 458
編著者名
編集機関
青森県埋蔵文化財調査センター
発行機関
青森県教育委員会
発行年月日 20080331
作成機関ID 022012
郵便番号 0300042
電話番号 0177885701
住所 青森市大字新城字天田内152-15
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 石江遺跡
遺跡名かな いしえいせき
本内順位
遺跡所在地 青森市大字石江字平山2-86外
所在地ふりがな あおもりしおおあざいしえあざひらやま2-28ほか
市町村コード 02201
遺跡番号 01056
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 404916
東経(世界測地系)度分秒 1404137
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 40.821111 140.693611
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20040422-20041022
20050418-20051019
20060420-20061025
調査面積(㎡)
1500
1200
2600
調査原因 新幹線建設事業
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
竪穴建物 22
土坑 141
土器埋設遺構 38
溝状土坑 1
道路跡 1
捨て場 1
ピット 831
主な遺物
土器
石器
土製品(小型土器・ ミニチュア・土偶)
特記事項 ・土坑(墓)から数多くの石器とともにアスファルトが出土。
・意図的な付着物のある異形土器が住居跡から出土。
遺跡名 三内沢部(3)遺跡
遺跡名かな さんないさわべ(3)いせき
本内順位
遺跡所在地 青森市大字三内字沢部339-24外
所在地ふりがな あおもりしおあざさんないあざさわべ339-24ほか
市町村コード 02201
遺跡番号 01239
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 404852
東経(世界測地系)度分秒 1404134
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 40.814444 140.692777
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20060420-20061025
調査面積(㎡)
3800
調査原因 新幹線建設事業
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
竪穴建物 3
土坑 6
主な遺物
土器
石器
土製品(小型土器・ ミニチュア・土偶)
特記事項 中期後葉~末葉

遺跡名かな:さんないさわべかっこさんいせき
種別
集落
時代
平安
主な遺構
竪穴建物 4
主な遺物
土師器
須恵器
特記事項
種別
集落
時代
不明
主な遺構
溝跡 24
掘立柱建物跡 9
土坑 62
ピット 353
性格不明遺構 5
主な遺物
鉄製品
土製品(小型土器・ ミニチュア・土玉)
古銭
銅製品
特記事項 平安時代以降
種別
集落
時代
中世(細分不明)
主な遺構
カマド状遺構 8
掘立柱建物跡 9
主な遺物
陶磁器(青磁・珠洲焼・ かわらけ)
特記事項 ・主に調査区南側で青磁片や珠洲焼などの中世陶磁器が遺構内外から出土
要約  石江遺跡では、前期末の円筒下層d 1式期を中心に下層a 式から同d 2式、上層d 式から同e 式の遺構・遺物が確認された。住居・土坑(墓を含む)・土器埋設遺構・道路跡・捨て場といった遺構分布にまとまりがみられる。また墓と推定される土坑から、磨製石斧・石鏃・石槍・石匙などの石器と土器・アスファルトが一括して出土しており、当時の副葬品の組み合わせとして興味深い事例である。
 三内沢部(3)遺跡では、縄文時代中期後葉~末葉の住居跡、平安時代中頃の住居跡が数軒検出された。注目される点は、中世と考えられる遺構の検出や遺物の出土が特に調査区南側で確認されたことである。縄文中期、平安時代中頃、中世の大きく3 時期にわたる複合遺跡と確認された。

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