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米山(2)遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/62859
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.62859
引用表記 青森県埋蔵文化財調査センター 2008 『青森県埋蔵文化財調査報告書456:米山(2)遺跡』青森県教育委員会
青森県埋蔵文化財調査センター 2008 『米山(2)遺跡』青森県埋蔵文化財調査報告書456
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書名 米山(2)遺跡
発行(管理)機関 青森県埋蔵文化財調査センター - 青森県
書名かな よねやまかっこにいせき
副書名 青森県新総合運動公園建設事業に伴う遺跡発掘調査報告
巻次 5
シリーズ名 青森県埋蔵文化財調査報告書
シリーズ番号 456
編著者名
編集機関
青森県埋蔵文化財調査センター
発行機関
青森県教育委員会
発行年月日 20080331
作成機関ID 022012
郵便番号 0300042
電話番号 0177885701
住所 青森市大字新城字天田内152-15
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 米山 (2)遺跡
遺跡名かな よねやま(2)いせき
本内順位
遺跡所在地 青森市大字宮田字米山130、他
所在地ふりがな あおもりしおおあざみやたあざよねやま130、ほか
市町村コード 02201
遺跡番号 01277
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 405033
東経(世界測地系)度分秒 1405053
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 40.8425 140.848055
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20060420-20061025
20070423-20071109
調査面積(㎡)
6500
2100
調査原因 公園建設事業
遺跡概要
種別
集落
散布地
時代
縄文
主な遺構
竪穴建物 5
土坑 5
主な遺物
土器
石器
円盤状土製品
鐸形土製品
焼成粘土塊
石製品
特記事項 縄文時代後期後葉の集落跡と遺物包含層を発見。検出された土器群は宮田・矢田地区では初見。
縄文時代晩期末葉の土器包含層を発見。
縄文時代前期末葉〜晩期末葉の散布地。
竪穴住居跡1軒は中期末から後期初頭、4軒は後期後葉である。土坑は1基が後期後葉、他は時期不明である。
土器は円筒下層d2式土器、最花式土器、牛ヶ沢式土器、蛍沢式土器、十腰内Ⅰ式土器、十腰内5式土器、大洞B式土器、大洞A′式土器が出土した。石器は、石鏃・石錐・石槍・石匙・掻器・削器・使用痕のある剥片・剥片・凹み石・敲き石・磨石・磨製石斧・石皿が出土した。

遺跡名かな:よねやまかっこにいせき
種別
集落
散布地
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
竪穴建物 6
井戸跡 17
カマド状遺構 57
土坑(中世) 13
土坑(時期不明) 33基
土坑墓 1
火葬墓 3
溝跡(中世) 8
溝跡(近世以降) 15
柱穴 507
焼土遺構 6
性格不明遺構 1
炭化物集中遺構 4
主な遺物
舶載陶磁器(青磁・白磁)
国産陶磁器(瀬戸天目・珠 洲擂鉢・甕)
木製品(漆 器椀・加工材)
鉄製品(刀・ 鏃・用途不明)
銅製品(鏡・銭貨)
炭化種子
近世陶磁器(肥前・唐津)
近現代陶磁器
特記事項 中世(13〜16世紀)の遺構群を発見。竪穴遺構・カマド状遺構・土坑墓・火葬墓等から炭化した種子が多数出土。
土坑墓からは菊花散双鳥鏡が出土。
井戸枠の年輪年代から3つの井戸跡に使用された木材の伐採年代が確定又は推定された。
要約  縄文時代については従来の調査同様に、中期後葉と後期後葉期の居住域を発見した。特に後期後葉期については、遺跡内での南限と考えられる。その他後期前葉・晩期末葉の遺物包含層を発見した。中世については、竪穴遺構・井戸跡・カマド状遺構・火葬墓・土坑墓・土坑・溝跡・柱穴などの遺構を発見した。おおよそ13世紀〜16世紀にわたる長い期間存続していた可能性が年代測定の結果として提示できた。カマド状遺構や井戸跡などを利用した作業場としての性格を持つ可能性がある。

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