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市内遺跡試掘調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/61967
引用表記 二本松市教育委員会 2018 『二本松市文化財調査報告書65:市内遺跡試掘調査報告書』二本松市教育委員会
二本松市教育委員会 2018 『市内遺跡試掘調査報告書』二本松市文化財調査報告書65
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wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=真由美|last=佐藤|first2=陽一|last2=吉田|title=市内遺跡試掘調査報告書|origdate=2018-03-30|date=2018-03-30|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/61967|location=福島県二本松市金色403番地1|ncid=BB26258469|series=二本松市文化財調査報告書|volume=65}} 閉じる
ファイル
書名 市内遺跡試掘調査報告書
発行(管理)機関 二本松市 - 福島県
書名かな しないいせきしくつちょうさほうこくしょ
副書名 太夫内館跡 塩沢上原A遺跡 二本松城跡 郡山台遺跡
巻次 平成29年度
シリーズ名 二本松市文化財調査報告書
シリーズ番号 65
編著者名
編集機関
二本松市教育委員会
発行機関
二本松市教育委員会
発行年月日 20180330
作成機関ID 07210
郵便番号 9648601
電話番号 0243555154
住所 福島県二本松市金色403番地1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 太夫内館跡
遺跡名かな たゆううちたてあと
本内順位 1
遺跡所在地 二本松市中町
所在地ふりがな にほんまつしなかまち
市町村コード 07210
遺跡番号 0141
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 373342
東経(世界測地系)度分秒 1402715
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.561666 140.454166
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20170419-20170420
調査面積(㎡)
20
調査原因 個人住宅
遺跡概要
種別
城館
時代
中世(細分不明)
主な遺構
ピット
主な遺物
陶磁器
鉄製品
特記事項 城館に伴う遺構は確認されなかった。
遺跡名 塩沢上原A遺跡
遺跡名かな しおざわうえはらえーいせき
本内順位 2
遺跡所在地 二本松市上原
所在地ふりがな にほんまつしうえはら
市町村コード 07210
遺跡番号 0010
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 373710
東経(世界測地系)度分秒 1402546
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.619444 140.429444
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20170421
調査面積(㎡)
20
調査原因 個人住宅
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
主な遺物
縄文土器
陶磁器
銅製品
特記事項 遺構は確認されなかった。
遺跡名 二本松城跡
遺跡名かな にほんまつじょうあと
本内順位 3
遺跡所在地 二本松市郭内三丁目
所在地ふりがな にほんまつしかくないさんちょうめ
市町村コード 07210
遺跡番号 0019
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 373555
東経(世界測地系)度分秒 1402555
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.598611 140.431944
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20170515-20170609
調査面積(㎡)
255.5
調査原因 文化観光施設
遺跡概要
種別
城館
時代
江戸
主な遺構
礎石
ピット
土坑
池跡
主な遺物
陶磁器
土師質土器(灯明具)
古銭
木製品
特記事項 段差を持つ屋敷地割と侍屋敷とみられる遺構を確認。
遺跡名 郡山台遺跡
遺跡名かな こおりやまだいいせき
本内順位 4
遺跡所在地 二本松市郡山台
所在地ふりがな にほんまつしこおりやまだい
市町村コード 07210
遺跡番号 0064
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 373333
東経(世界測地系)度分秒 1402515
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.559166 140.420833
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20170719-20170720
調査面積(㎡)
36
調査原因 個人住宅
遺跡概要
種別
集落
官衙
時代
古墳
奈良
平安
主な遺構
主な遺物
特記事項 遺構は確認されなかった。
要約  平成29年度実施した試掘調査報告書である。調査原因は、太夫内館跡・塩沢上原A遺跡・郡山台遺跡は個人住宅建設に伴う試掘調査、二本松城跡は文化観光施設建設に伴う試掘調査である。
 二本松城跡は二本松藩丹羽氏の居城として営まれた近世城郭であるが、その前身は奥州管領として下向した畠山氏が築いた中世城館であるため、中世と近世の城跡が同じ場所で営まれたことが当城跡の最大の特徴である。
 今回の調査では、絵図によって侍屋敷が存在したとされる平場の調査であり、昭和期に工場用地として利用されたにもかかわらず、遺構の保存状態が良好であることが判明。試掘調査対象地のうち斜面以外はすべて要保存地区と判断された。
 太夫内館跡は、城主等は不明の中世城館である。今回の調査地点は、遺跡の東側中央から尾根から下がった傾斜地にあたるが調査の結果、近年に大規模な地形改変が行われていることが明らかとなった。
 塩沢上原A遺跡は、縄文時代前期から後期にかけての集落跡である。今回調査された東側地点では、遺物の出土は見られたが、住宅建設の際に大規模な削平を受けていることが判明した。
 郡山台遺跡は、安達郡衙跡であることが判明しているが、今回調査された遺跡中央の北側地点は、東地区と西地区を区画する谷地形の部分であったことが再認識された。

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