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郷ノ原遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/54349
引用表記 飯塚市教育委員会 2018 『飯塚市文化財調査報告書53:郷ノ原遺跡』飯塚市教育委員会
飯塚市教育委員会 2018 『郷ノ原遺跡』飯塚市文化財調査報告書53
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
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ファイル
書名 郷ノ原遺跡
発行(管理)機関 飯塚市 - 福岡県
書名かな ごうのはらいせき
副書名 福岡県飯塚市大日寺所在遺跡の調査
巻次 2
シリーズ名 飯塚市文化財調査報告書
シリーズ番号 53
編著者名
編集機関
飯塚市教育委員会
発行機関
飯塚市教育委員会
発行年月日 20180331
作成機関ID 40205
郵便番号 8208501
電話番号 0948225500
住所 福岡県飯塚市新立岩5番5号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 郷ノ原遺跡2
遺跡名かな ごうのはら
本内順位
遺跡所在地 福岡県飯塚市大日寺
所在地ふりがな ふくおかけんいいづかしだいにちじ
市町村コード 40205
遺跡番号 070458
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 333813
東経(世界測地系)度分秒 1303855
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.636944 130.648611
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20150716-20151127
調査面積(㎡)
485
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
主な遺構
貯蔵穴
木棺墓
土壙墓
甕棺墓
主な遺物
弥生土器
石器
特記事項 筑豊地方における大型甕棺導入期(弥生時代中期前半)の甕棺の出土
要約 郷ノ原遺跡は遠賀川水系大日寺川の右岸に位置し、龍王山から派生した標高約34mの丘陵上に立地する。今回の調査地点は遺跡が所在する丘陵の先端部で、平成22年度に発掘調査が実施された1次調査地点の北側に隣接している。今回の調査は学校等建設工事に伴うものである。調査の結果、貯蔵穴16基、木棺墓12基、土壙墓2基、甕棺墓1基などが確認された。木棺墓・土壙墓からは出土遺物が僅少で時期比定が難しいが、貯蔵穴群は出土遺物から弥生時代前期後半~前期末頃、甕棺墓は弥生時代中期前半頃のものと考えられる。また、龍王山麓に所在する同時期の遺跡の調査成果を参照すると集落から墓地への土地利用の変化がこの地域の傾向としてあるため、本遺跡についても貯蔵穴群の廃棄後に、木棺墓・土壙墓・甕棺墓からなる墓域が営まれたと想定された。また、今回確認された甕棺墓については当地方における大型甕棺導入期のものであり、大変貴重な資料となった。

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