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町屋敷遺跡発掘調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/49600
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.49600
引用表記 公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター 2019 『岩手県文化振興事業団埋蔵文化財調査報告書693:町屋敷遺跡発掘調査報告書』国土交通省東北地方整備局岩手河川国道事務所他
公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター 2019 『町屋敷遺跡発掘調査報告書』岩手県文化振興事業団埋蔵文化財調査報告書693
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書名 町屋敷遺跡発掘調査報告書
発行(管理)機関 (公財)岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター - 岩手県
書名かな まちやしきいせきはっくつちょうさほうこくしょ
副書名 一般国道水沢東バイパス建設関連遺跡発掘調査
巻次
シリーズ名 岩手県文化振興事業団埋蔵文化財調査報告書
シリーズ番号 693
編著者名
編集機関
公益財団法人岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター
発行機関
国土交通省東北地方整備局岩手河川国道事務所
公益財団法人岩手県文化振興事業団
発行年月日 20190315
作成機関ID 03000
郵便番号 0200853
電話番号 0196389001
住所 岩手県盛岡市下飯岡11地割185番地
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 町屋敷遺跡
遺跡名かな まちやしきいせき
本内順位
遺跡所在地 奥州市水沢真城字町屋敷64-1ほか
所在地ふりがな おうしゅうしみずさわしんじょうあざまちやしき64-1ほか
市町村コード 03215
遺跡番号 NE27-1029
北緯(日本測地系)度分秒 390733
東経(日本測地系)度分秒 1410945
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 39.1287 141.159
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20170704-20171130
調査面積(㎡)
5020
調査原因 一般国道4号水沢東バイパス建設
遺跡概要
種別
集落
その他
不明
時代
縄文
奈良
中世(細分不明)
近世(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
陥し穴
竪穴住居
掘立柱建物
柱列
土坑
主な遺物
石器
土師器
土製紡錘車
常滑産陶器広口壺
中国産白磁皿
中国産染付皿
近世磁器
近世~近代の陶器
近代の磁器
ガラス製品
銭貨
砥石
挽臼
特記事項 中世に属する掘立柱建物も存在する可能性がある。
要約  町屋敷遺跡の主体をなすものは、近世の屋敷跡である。町屋敷地区には道路に沿って規格的に屋敷を配置した近世の「街村」の痕跡が見出され、これが「町屋敷」の地名の由来になっている。今回の調査範囲も「町屋敷」の一部分であり、近世以来踏襲されている市道町屋敷3号線に面する形で、南北それぞれで2か所ずつ、合計4か所の屋敷が検討されている。それぞれの屋敷では、掘立柱建物で構成される主屋、附属屋の配置が見て取れ、屋敷地どうしを区分する溝跡も検出されている。「町屋敷」の成立は今回出土した陶磁器の年代観から17世紀中頃と推測される。また、南側調査区では、屋敷を構成する掘立柱建物より古い、調査区外東側に連続する大規模な溝が検出されており、調査区外東側に所在したとされる「瀬台野御蔵場」に関連する区画溝と推測される。瀬台野御蔵場は享保3年(1718年)に廃止されており、南側調査区東側の屋敷については、その後に成立したと理解される。

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