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立花寺

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/49542
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.49542
引用表記 福岡市教育委員会 2013 『福岡市埋蔵文化財調査報告書1211:立花寺』福岡市教育委員会
福岡市教育委員会 2013 『立花寺』福岡市埋蔵文化財調査報告書1211
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書名 立花寺
発行(管理)機関 福岡市 - 福岡県
書名かな りゅうげじ
副書名 立花寺遺跡第8次調査報告
巻次 6
シリーズ名 福岡市埋蔵文化財調査報告書
シリーズ番号 1211
編著者名
編集機関
福岡市教育委員会
発行機関
福岡市教育委員会
発行年月日 20130322
作成機関ID 40130
郵便番号 8108621
電話番号 0927114667
住所 福岡県福岡市中央区天神一丁目8番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 立花寺遺跡第8次
遺跡名かな りゅうげじいせき
本内順位
遺跡所在地 福岡県福岡市博多区立花寺2丁目131-1
所在地ふりがな ふくおかけんふくおかしはかたくりゅうげじ
市町村コード 40132
遺跡番号 0038
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 333401
東経(世界測地系)度分秒 1302812
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.566944 130.47
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20100607-20100809
調査面積(㎡)
313
調査原因 記録保存
遺跡概要
種別
集落
時代
古墳
古代(細分不明)
主な遺構
竪穴住居
堀立柱建物
土壙
主な遺物
土師器
須恵器
石製品
土製品
鉄器
特記事項
要約  立花寺遺跡は、福岡平野の東縁を画する三郡山系から伸びた月隈丘陵の西斜面に占地する弥生時代から古代を中心とする遺跡である。この月隈丘陵は、第三紀層の堆積岩からなり、眼下には四王寺系や牛頸丘陵に源流を発する御笠川が博多湾にむかって北流している。この月隈丘陵の西斜面は開析谷が発達し、御笠川の右岸との間には狭小な沖積扇状平野を形成しており、これらの丘陵や沖積地には、弥生時代から古墳時代、古代の集落域や墳墓域が拡がっている。第8次調査区は、開析谷に面した舌状丘陵の北斜面に立地している。発掘調査では、丘陵を削り出して造成地を造り出し、その整地層上で竪穴住居2棟と総柱建物2棟、土壙3基、溝状遺構2条を検出した。溝状遺構からは、6世紀末から7世紀初めの須恵器が多量に出土している。総柱建物も同時期と考えられ、溝には総柱建物を囲暁する機能があったものと考えられる。また、調査区の西に隣接する1mの段下の第4次調査区でも総柱建物が検出されていることを勘案すると開析谷の緩斜面は、雛段上に総柱建物群が展開していたものと考えられる。この立花寺遺跡からは、総柱建物のほかに権や初期陶磁器、緑釉陶器なども出土している。「今昔著聞集」には筵田駅が詠まれており、官衙的施設あるいは駅家的施設の可能性が示唆される。

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