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真砂町遺跡第10地点

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/48072
引用表記 大成エンジニアリング株式会社埋蔵文化財調査部門 2014 『B-134:真砂町遺跡第10地点』サンヨーホームズ株式会社
大成エンジニアリング株式会社埋蔵文化財調査部門 2014 『真砂町遺跡第10地点』B-134
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ファイル
書名 真砂町遺跡第10地点
発行(管理)機関 文京区 - 東京都
書名かな まさごちょうさいせきだい10ちてん
副書名 文京区本郷4丁目36番2号地内の開発事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次
シリーズ名
シリーズ番号 B-134
編著者名
編集機関
大成エンジニアリング株式会社埋蔵文化財調査部門
発行機関
サンヨーホームズ株式会社
発行年月日 20140731
作成機関ID
郵便番号 162-0045
電話番号 03-5285-3155
住所 東京都新宿区馬場下町1-1 早稲田SIAビル8F
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
タイトル 文献資料に見る当調査区の様相
英語タイトル
著者
西村 慎太郎
ページ範囲 82 - 87
NAID
都道府県 東京都
時代 近世(細分不明) 近代(細分不明)
文化財種別
遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別 文献史学
テーマ
他の電子リソース
引用表記
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抄録(内容要約)
所収遺跡
遺跡名 真砂町遺跡 第10地点
遺跡名かな まさごちょういせき
本内順位 1
遺跡所在地 東京都文京区本郷4丁目36-2地内
所在地ふりがな とうきょうとぶんきょうくほんごうよんちょうめ
市町村コード 13105
遺跡番号 51
北緯(日本測地系)度分秒 354231
東経(日本測地系)度分秒 1394530
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.7118 139.7551
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20130610-20130906
調査面積(㎡)
400
調査原因 集合住宅建築
遺跡概要
種別
散布地
時代
縄文
主な遺構
遺構なし
主な遺物
土器
土製品
石器
特記事項 種別:包含地
種別
散布地
時代
弥生
古墳
主な遺構
遺構なし
主な遺物
土器
特記事項 種別:包含地
主な時代:弥生から古墳前期
種別
散布地
時代
古墳
奈良
平安
主な遺構
遺構なし
主な遺物
土師器
須恵器
特記事項 種別:包含地
主な時代:古墳後期から奈良 平安
種別
城館
時代
江戸
主な遺構
土坑35
植栽痕12
井戸5
下水溝1
道路2
ピット25
性格不明遺構3
主な遺物
磁器
陶器
炻器
土器
土製品
金属製品
木製品
骨角製品
ガラス製品
石製品
自然遺物
その他
特記事項 種別:屋敷
要約  真砂町遺跡第10地点は武蔵野台地の東端にある本郷台地下の傾斜地に当たる。本と遊佐地点では主に縄文時代~奈良・平安時代までの遺物と、近世の御家人屋敷跡に関する遺構・遺物を確認した。
 縄文時代では、早期~後期までに亘る土器および石器等が出土し、加曽利E Ⅲ~Ⅳ式期にまとまりを持つ。弥生時代後期~奈良・平安時代では、畿内系暗文坏を模倣したと思われる土師器や須恵器の鉢が出土した。
 江戸時代では、18世紀中葉~幕末頃に比定される遺構・遺物が検出された。遺構の大半は土坑や植栽痕で、建物に関する遺構は認められなかった。その中でも、調査区北側で検出された石垣構築の下水溝は、かつて谷端川・小石川に通ずる支流の一つ、いわゆる「東大下水(ひがしおおげすい)」と考えられる。本遺構は江戸時代から明治20年頃まで約210年もの間使用され、その後暗渠となる。遺物は「久叶」といった屋号と思われる文字が記された徳利やかわらけ皿等が出土している。当該地は『屋敷渡預絵図証文』等の記述から、大繩地と御家人屋敷地に跨るところと推測されるが、「割残り」という空閑地を意味する記録も確認されている。崖・傾斜地・下水溝という非常に特殊な地形に囲まで、その中で土地利用の変遷をとらえることができたことは重要な成果である。

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