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富山城跡発掘調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/36065
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.36065
引用表記 北陸航測株式会社 2018 『富山市埋蔵文化財調査報告95:富山城跡発掘調査報告書』富山市教育委員会埋蔵文化財センター
北陸航測株式会社 2018 『富山城跡発掘調査報告書』富山市埋蔵文化財調査報告95
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書名 富山城跡発掘調査報告書
発行(管理)機関 富山市 - 富山県
書名かな とやまじょうあとはっくつちょうさほうこくしょ
副書名 富山公共下水道松川第二排水区下水道工事に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 富山市埋蔵文化財調査報告
シリーズ番号 95
編著者名
編集機関
北陸航測株式会社
発行機関
富山市教育委員会埋蔵文化財センター
発行年月日 20181031
作成機関ID 16201
郵便番号 939-2798
電話番号 076-465-2146
住所 富山県富山市婦中町速星754番地 婦中行政サービスセンター本館3階
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 富山城跡
遺跡名かな とやまじょうあと
本内順位
遺跡所在地 富山県富山市総曲輪四丁目・丸の内一丁目・本丸
所在地ふりがな とやまけんとやましそうがわよんちょうめ・まるのうちいっちょうめ・ほんまる
市町村コード 16201
遺跡番号 0442
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 364131
東経(世界測地系)度分秒 1371239
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.691944 137.210833
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20151207-20160531
20161108-20161110
20170206-20170208
20170925-20170929
調査面積(㎡)
382
6.6
19.6
63.6
調査原因 富山公共下水道松川第二排水区下水道工事
遺跡概要
種別
時代
古代(細分不明)
室町
戦国
江戸
明治
昭和
主な遺構
室町-溝
土坑
戦国-溝
井戸
土坑
江戸-内堀
外堀
井戸
土坑
明治-石組水路
昭和-土坑
主な遺物
室町-土師器皿
珠洲
瀬戸美濃
越前
戦国-土師器皿
瀬戸美濃
越前
江戸-土師器皿
瀬戸美濃
京・信楽
唐津
伊万里
越中瀬戸
板碑
五輪塔
燻し瓦
昭和-陶磁器
特記事項 旧富山市民病院関連の遺物が一括出土。
富山城西ノ丸北側の内堀の堀底を確認。
要約  2015c調査区は、近世富山藩の外堀から重臣屋敷のあった富山城三ノ丸南西部の調査で、2014~2016年に実施したレガートスクエア整備に伴う調査(第1~3期)の東・北側外周部分に位置する。調査の結果、東側の調査区では、第1期で検出した近代石組水路・近世堀の延長部分、第2期で検出した大型廃棄土坑の延長部分等を確認するとともに、近隣に位置した旧富山市民病院の陶磁器を多量に廃棄した土坑SK5・SK9を検出した。遺物は近世の越中瀬戸・肥前系陶磁器等、近代の病院関連の陶磁器類を主体とする。北側の調査区では、中央から東側で石組井戸や溝等を検出し、第2期調査3区で検出した室町時代の遺構が北側に拡がっていたことを確認した。中央では、中世荘園「富山郷」の遺構と考えられるN-10~12°-Eを主軸とする条里地割の区画溝を検出した。西側では、第2・3期4 区の北端で確認した16世紀後半~17世紀初頭の堀、17世紀前半~後半の区画溝、17世紀後半~18世紀前半の整地痕跡の延長部分と考えられる遺構を検出した。
 土坑SK5・SK9で出土出士した病院銘陶磁器については、昭和21年に現・市民プラザの場所に開設した旧富山市民病院で使用された食器類であることが判明した。出士した丼の分類からSK9がやや古いことを推測した。また、近隣の発掘調査では、明治期に同所に所在した富山病院や日本赤十字社富山支部病院で使用された陶器瓶やガラス瓶類も出士し、西洋式近代病院システムが導入された初期の病院の変遷や実態を示す貴重な資料である。さらに土坑から出士した富山市民病院銘陶磁器と合わせて、近代から現代への移行期の病院史を物語る貴重な資料が得られた。
 2016c・2017調査区は、旧富山市立図書館南~南西側に位置する。今回の調査では富山城西ノ丸北側の内堀底を確認した。断面観察の結果、内堀は3期に区分できる。3期堀が戦前まで開口していた堀で、寛文期の改修時に浚渫された富山城の内堀であると推測した。2期堀がそれ以前の慶長期に整備された富山城の内堀で、1期堀が天正 13 (1585) 年に破却された中世富山城の堀である可能性が高いと考えられる。

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