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箱崎

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/36049
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.36049
引用表記 福岡市教育委員会 2012 『福岡市埋蔵文化財調査報告書1165:箱崎』福岡市教育委員会
福岡市教育委員会 2012 『箱崎』福岡市埋蔵文化財調査報告書1165
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=奈緒子|last=松尾|title=箱崎|origdate=2012-03-16|date=2012-03-16|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/36049|location=福岡市中央区天神一丁目8番1号|ncid=BN08066110|doi=10.24484/sitereports.36049|series=福岡市埋蔵文化財調査報告書|volume=1165}} 閉じる
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書名 箱崎
発行(管理)機関 福岡市 - 福岡県
書名かな はこざき
副書名 箱崎遺跡第67次調査の報告
巻次 46
シリーズ名 福岡市埋蔵文化財調査報告書
シリーズ番号 1165
編著者名
編集機関
福岡市教育委員会
発行機関
福岡市教育委員会
発行年月日 20120316
作成機関ID 40130
郵便番号 8108621
電話番号 0927114667
住所 福岡市中央区天神一丁目8番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 箱崎遺跡67次調査
遺跡名かな はこざきいせき
本内順位
遺跡所在地 福岡市東区箱崎一丁目
所在地ふりがな ふくおかしひがしくはこざき1ちょうめ
市町村コード 40131
遺跡番号 2639
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 333701.2
東経(世界測地系)度分秒 1302519.20
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.617 130.422
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20100927-20101217
調査面積(㎡)
271
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
時代
中世(細分不明)
主な遺構
土坑
井戸
堀立柱建物
柵列
主な遺物
土師器
瓦器
国産陶器
滑石製石製品
鉄滓
鉄製刀子
中国銭
黒曜石剥片
など
特記事項
要約  箱崎遺跡は、博多湾岸一帯に帯状に広がる、箱崎砂層とよばれる古砂丘の北端部に立地している。「箱崎津」を中心に日宋貿易が行われたことによって、中世を通じて博多とならぶ貿易都市として繁栄していたことが文献史学からも考古学からも明らかとなっている。本調査地点は、このような箱崎遺跡の西側斜面中央部に位置している。
 調査は、合計4面の遺構面を設置し、ベルトコンベアによって排土を処理しながら行った。調査の結果、本調査地点は、小規模な砂丘と砂丘の間の谷部に立地しており、12世紀後半に谷部が埋没してほぼ平坦化し、12世紀末から人々の生活の痕跡が確認されはじめ(第3面)、13世紀中頃~14世紀初頭(第1面・第2面)になると、井戸8基、方形土坑1基、柵列・堀立柱建物などの遺構が濃密に展開する状況が明らかとなった。このようなあり方は、12世紀中頃以降に集落が砂丘西側斜面に展開するという周辺の調査結果に沿うものである。
 遺物は、土師器・瓦器・輸入陶磁器・宋銭などを中心に、瓦・国産陶器・鉄製刀子・研石・黒曜石剥片などの土器・石器・鉄製品が、コンテナケース39箱分出土した。

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