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新東京国際空港埋蔵文化財発掘調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/32043
引用表記 財団法人千葉県文化財センター 1995 『千葉県文化財センター調査報告264:新東京国際空港埋蔵文化財発掘調査報告書』財団法人千葉県文化財センター他
財団法人千葉県文化財センター 1995 『新東京国際空港埋蔵文化財発掘調査報告書』千葉県文化財センター調査報告264
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ファイル
書名 新東京国際空港埋蔵文化財発掘調査報告書
発行(管理)機関 (公財)千葉県教育振興財団文化財センター - 千葉県
書名かな しんとうきょうこくさいくうこうまいぞうぶんかざいはっくつちょうさほうこくしょ
副書名 一鍬田甚兵衛山北遺跡(空港No.11遺跡)
巻次 9
シリーズ名 千葉県文化財センター調査報告
シリーズ番号 264
編著者名
編集機関
財団法人千葉県文化財センター
発行機関
財団法人千葉県文化財センター
新東京国際空港公団
発行年月日 19950331
作成機関ID
郵便番号 284-0003
電話番号 043-422-8811
住所 千葉県四街道市鹿渡809-2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 一鍬田甚兵衛山北(空港No.11遺跡)
遺跡名かな くうこうNo.11いせき
本内順位
遺跡所在地 千葉県香取郡多古町一鍬田字甚兵衛山
所在地ふりがな ちばけんかとりぐんたこまちひとくわだあざじんべえやま
市町村コード 12347
遺跡番号 8
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 354700.4
東経(世界測地系)度分秒 1402424.4
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.783444 140.406777
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19850401-19860305
19881210-19890330
調査面積(㎡)
19700
調査原因 空港建設に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
時代
旧石器
主な遺構
石器集中地点2
主な遺物
ナイフ形石器
尖頭器
特記事項 '"撚糸文文系土器が多量に出土、製鉄跡と集落跡がセットで検出"'

種別:包含地 

遺跡名かな:ひとくわだじんべえやまきた(くうこうなんばーじゅういちいせき)
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
主な遺物
縄文土器
石鏃
削器
磨石
磨製石斧
敲石
特記事項
種別
製鉄
時代
奈良
平安
主な遺構
住居跡10
精錬炉3
鍛冶工房跡1
鉄滓集中地点6
炭窯11
土坑3
方形周溝状遺構1
主な遺物
土師器
須恵器
支脚
敲石
小鉄塊
鉄滓
炉壁
羽口
鍛造剥片
特記事項
種別
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
主な遺物
特記事項
要約 [一鍬田甚兵衛山北(空港№11遺跡) 要約]
一鍬田甚兵衛山北遺跡(空港№11遺跡)は、香取郡多古町の北端に位置し栗山川の支流である高谷川支谷最奥部の舌状台地上に立地する。台地の標高は約40mを測る。旧石器時代および縄文時代早期の遺構・遺物、奈良・平安時代の製鉄関連遺構が検出された。旧石器時代では谷頭より2か所の石器集中地点および2枚の文化層が検出された。第1文化層は4層上部に生活面をもちナイフ形石器、二次加工のある剥片、石核、剥片、砕片、礫片を伴う。石材は信州系黒曜石でほぼ占められる。小型剥片を素材とした小型ナイフ形石器を特徴とする石器群である。第2文化層は3層上部に生活面をもちやや厚みのある横長剥片を素材として製作された尖頭器、削器、二次加工のある石核、石核、剥片、砕片を伴う。石材はホルンフェルス、安山岩、凝灰岩が多い。縄文時代では台地斜面縁辺より平面楕円形の早期陥穴が、台地上より早期から中期におよぶ土器集中地点が検出された。浮島・興津式期には土製玦状耳飾が共伴しており単位集団の表徴、その構成が明確になったとされる。奈良・平安時代では8世紀初頭とされる炉内滓、鉄塊系遺物を出土した住居跡や鍛冶工房跡、台地斜面裾部より竪形および箱形製錬炉を検出した

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