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柏北部東地区埋蔵文化財発掘調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/31679
引用表記 千葉県教育振興財団 2015 『千葉県教育振興財団調査報告737:柏北部東地区埋蔵文化財発掘調査報告書』都市再生機構他
千葉県教育振興財団 2015 『柏北部東地区埋蔵文化財発掘調査報告書』千葉県教育振興財団調査報告737
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=浩三|last=新田|title=柏北部東地区埋蔵文化財発掘調査報告書|origdate=2015-03-25|date=2015-03-25|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/31679|location=千葉県四街道市鹿渡809-2|ncid=BB19306018|series=千葉県教育振興財団調査報告|volume=737}} 閉じる
ファイル
書名 柏北部東地区埋蔵文化財発掘調査報告書
発行(管理)機関 (公財)千葉県教育振興財団文化財センター - 千葉県
書名かな かしわほくぶひがしちくまいぞうぶんかざいはっくつちょぷさほうこくしょ
副書名 柏市富士見遺跡・原畑遺跡・駒形遺跡(旧石器時代編)
巻次 8
シリーズ名 千葉県教育振興財団調査報告
シリーズ番号 737
編著者名
編集機関
千葉県教育振興財団
発行機関
都市再生機構
千葉県教育振興財団
発行年月日 20150325
作成機関ID
郵便番号 284-0003
電話番号 043-424-4848
住所 千葉県四街道市鹿渡809-2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 富士見遺跡(1)〜(26)
遺跡名かな ふじみいせき
本内順位
遺跡所在地 千葉県柏市船戸字富士見1396-1ほか
所在地ふりがな かしわしふなとあざふじみ1396-1ほか
市町村コード 12217
遺跡番号 026
北緯(日本測地系)度分秒 355450
東経(日本測地系)度分秒 1395712
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.9171 139.9501
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20000109-20060125
調査面積(㎡)
7843
調査原因 土地区画整理事業に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
旧石器
主な遺構
石器集中地点18
主な遺物
礫片342
石器総出土点数2002点
ナイフ形石器40
尖頭器7
削器5
掻器1
石錐1
細石刃2
局部磨製石斧1
局部磨製石斧調整剥片7
礫24
特記事項 4枚の文化層が検出された。9c層上部〜9a層下部の第2文化層は、石刃と石刃石核が多数出土し、黒曜石は天城柏峠群が用いられていた。
遺跡名 原畑遺跡(1)〜(21)
遺跡名かな はらはたいせき
本内順位
遺跡所在地 千葉県柏市小青田字小舟新田40ほか
所在地ふりがな かしわしこあおたあざこふねしんでん40ほか
市町村コード 12217
遺跡番号 021
北緯(日本測地系)度分秒 355459
東経(日本測地系)度分秒 1395717
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.9196 139.9515
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19990913-20071002
調査面積(㎡)
7553
調査原因 土地区画整理事業に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
旧石器
主な遺構
石器集中地点27
主な遺物
礫片598
石器総出土点数1475点
ナイフ形石器20
角錐状石器9
彫器1
掻器2
局部磨製石斧1
局部磨製石斧調整剥片27
礫44
特記事項 3枚の文化層が検出された。9c層上部〜9a層下部の第1文化層は、局部磨製石斧の再生加工が行われていた。7層〜6層下部の第2文化層は、下総型石刃再生技法を有する石器群が出土した。
遺跡名 駒形遺跡(1)〜(19)
遺跡名かな こまがたいせき
本内順位
遺跡所在地 千葉県柏市小青田字駒形339ほか
所在地ふりがな かしわしこあおたあざこまがた339ほか
市町村コード 12217
遺跡番号 024
北緯(日本測地系)度分秒 355459
東経(日本測地系)度分秒 1395717
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.9196 139.9515
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20000601-20050930
調査面積(㎡)
3580
調査原因 土地区画整理事業に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
旧石器
主な遺構
石器集中地点6
主な遺物
石錐1
石器総出土点数354点
ナイフ形石器7
角錐状石器1
尖頭器8
削器4
特記事項 3枚の文化層が検出された。5層〜4層下部の第2文化層は、ナイフ形石器・角錐状石器を主体とする石器群で、高原山甘湯沢群の黒曜石が用いられていた。
要約 [富士見遺跡(1)〜(26) 要約]
上記の3遺跡から10枚の文化層、51カ所の石器集中地点が検出され、3831点の石器が出土した。9c層上部〜9a層下部では、富士見遺跡第2文化層・原畑遺跡第1文化層において、局部磨製石斧の再生加工が行われていたことを示す良好な接合資料が出土している。7層〜6層下部では、原畑遺跡第2文化層において、下総型石刃再生技法を有する石器群が検出され、高原山甘湯沢群と和田エリアの黒曜石が用いられていた。5層〜4層下部では、富士見遺跡第3文化層・原畑遺跡第3文化層・駒形遺跡第2文化層において、ナイフ形石器・角錐状石器を主体とし、礫群を伴う石器群が検出された。3遺跡から出土した751点の黒曜石について産地同定を行った。その結果、本地域での黒曜石の石材搬入の変遷の様相が把握できた。 
[原畑遺跡(1)〜(21) 要約]
上記の3遺跡から10枚の文化層、51カ所の石器集中地点が検出され、3831点の石器が出土した。9c層上部〜9a層下部では、富士見遺跡第2文化層・原畑遺跡第1文化層において、局部磨製石斧の再生加工が行われていたことを示す良好な接合資料が出土している。7層〜6層下部では、原畑遺跡第2文化層において、下総型石刃再生技法を有する石器群が検出され、高原山甘湯沢群と和田エリアの黒曜石が用いられていた。5層〜4層下部では、富士見遺跡第3文化層・原畑遺跡第3文化層・駒形遺跡第2文化層において、ナイフ形石器・角錐状石器を主体とし、礫群を伴う石器群が検出された。3遺跡から出土した751点の黒曜石について産地同定を行った。その結果、本地域での黒曜石の石材搬入の変遷の様相が把握できた。 
[駒形遺跡(1)〜(19) 要約]
上記の3遺跡から10枚の文化層、51カ所の石器集中地点が検出され、3831点の石器が出土した。9c層上部〜9a層下部では、富士見遺跡第2文化層・原畑遺跡第1文化層において、局部磨製石斧の再生加工が行われていたことを示す良好な接合資料が出土している。7層〜6層下部では、原畑遺跡第2文化層において、下総型石刃再生技法を有する石器群が検出され、高原山甘湯沢群と和田エリアの黒曜石が用いられていた。5層〜4層下部では、富士見遺跡第3文化層・原畑遺跡第3文化層・駒形遺跡第2文化層において、ナイフ形石器・角錐状石器を主体とし、礫群を伴う石器群が検出された。3遺跡から出土した751点の黒曜石について産地同定を行った。その結果、本地域での黒曜石の石材搬入の変遷の様相が把握できた。 

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