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柏北部東地区埋蔵文化財発掘調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/31678
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.31678
引用表記 千葉県教育振興財団 2015 『千葉県教育振興財団調査報告736:柏北部東地区埋蔵文化財発掘調査報告書』都市再生機構他
千葉県教育振興財団 2015 『柏北部東地区埋蔵文化財発掘調査報告書』千葉県教育振興財団調査報告736
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書名 柏北部東地区埋蔵文化財発掘調査報告書
発行(管理)機関 (公財)千葉県教育振興財団文化財センター - 千葉県
書名かな かしわほくぶひがしちくまいぞうぶんかざいはっくつちょうさほうこくしょ
副書名 柏市富士見遺跡 縄文時代以降編2
巻次 7
シリーズ名 千葉県教育振興財団調査報告
シリーズ番号 736
編著者名
編集機関
千葉県教育振興財団
発行機関
都市再生機構
千葉県教育振興財団
発行年月日 20150325
作成機関ID
郵便番号 284-0003
電話番号 043-424-4848
住所 千葉県四街道市鹿渡809-2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 富士見遺跡D・E地区
遺跡名かな ふじみいせき
本内順位
遺跡所在地 千葉県柏市船戸字富士見、小青田字立山
所在地ふりがな かしわしふなとあざふじみ、こあおたあざたてやまほか
市町村コード 12217
遺跡番号 026
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 355445.02
東経(世界測地系)度分秒 1395710.15
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.912505 139.952819
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20000109-20110204
調査面積(㎡)
28045
調査原因 土地区画整理事業に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
集落
散布地
時代
縄文
主な遺構
遺物包含層1
竪穴住居跡44
炉穴9
陥穴2
土坑107
主な遺物
土製品(土製円板、土器片錘、玦状耳飾)、石器(石鏃、石鏃未製品、楔形石器、石匙、石錐、石錐未製品、打製石斧、磨製石斧、磨石類、敲石、石皿、側面調整礫など)
縄文土器
特記事項 竪穴住居跡の時期は、早期9,前期23,中期1,後期2,不明9であった。
種別
集落
古墳
散布地
時代
古墳
主な遺構
竪穴住居跡9
円墳1
主な遺物
土師器
土玉
砥石
特記事項 竪穴住居跡の時期は、前期2,中期7であった。
種別
集落
時代
中世(細分不明)
主な遺構
道路跡群1
堀込区画3
地下式坑19
方形竪穴遺構9
土坑110
主な遺物
銭貨
陶磁器
土器
土玉
砥石
板碑片
特記事項
種別
集落
散布地
時代
近世(細分不明)
主な遺構
掘立柱建物跡2
区画溝群3
主な遺物
陶磁器
土器
銭貨
特記事項
要約 [富士見遺跡D・E地区 要約]
富士見遺跡は、柏・我孫子低地に半島状に突き出た古常陸川南岸の標高16m〜18mの台地に立地する。同じ台地上には縄文時代前期を主体とする集落を検出した駒形遺跡、縄文時代前期から中期の集落である大松遺跡が所在する。富士見遺跡も縄文時代前期を主体とする集落で、竪穴住居跡の分布からA〜Eの5つの地区に分けることができる。今回報告したD・E地区は、遺跡の北半部に当たり、縄文時代前期に遺構のほかに、縄文時代早期・中期・後期の遺構も検出され、ほとんどが前期の竪穴住居跡で占められた南半部のA〜C地区とは違ったあり方であった。縄文時代の遺構のほかに、D・E地区には古墳時代前期から中期の竪穴住居跡9軒、B地区には円墳1基が検出され、古墳時代の人々の足跡も確認された。また、富士見遺跡の中央部に当たるD地区南半部には中世の堀込区画3カ所が東西に並び、区画内から地下式坑・土坑ほかが検出され、出土遺物から15世紀前半に営まれた「屋敷地」と考えられる。このほかに南西部には、シシ穴状の土坑を伴う近世高田台牧外縁部に形成された堀・溝が検出された。 

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