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酒々井町飯積原山遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/31669
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.31669
引用表記 千葉県教育振興財団 2014 『千葉県教育振興財団調査報告731:酒々井町飯積原山遺跡』都市再生機構他
千葉県教育振興財団 2014 『酒々井町飯積原山遺跡』千葉県教育振興財団調査報告731
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ファイル
書名 酒々井町飯積原山遺跡
発行(管理)機関 (公財)千葉県教育振興財団文化財センター - 千葉県
書名かな しすいまちいいづみはらやまいせき
副書名 酒々井南部地区埋蔵文化財調査報告書 ; 3
巻次 2 : 縄文時代編
シリーズ名 千葉県教育振興財団調査報告
シリーズ番号 731
編著者名
編集機関
千葉県教育振興財団
発行機関
都市再生機構
千葉県教育振興財団
発行年月日 20141128
作成機関ID
郵便番号 284-0003
電話番号 043-424-4848
住所 千葉県四街道市鹿渡809-2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 飯積原山遺跡
遺跡名かな いいづみはらやまいせき
本内順位
遺跡所在地 千葉県印旛郡酒々井町飯積字宮田台535-2ほか
所在地ふりがな いんばぐんしすいまちいいづみあざみやただい535-2ほか
市町村コード 12322
遺跡番号 005
北緯(日本測地系)度分秒 354304
東経(日本測地系)度分秒 1401731
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.721 140.2887
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19950106-19950331
19951201-19960327
19961201-19970327
19971201-19980327
19981201-19990326
19990801-19991224
20000403-20010330
20010601-20020329
20071001-20071026
20071029-20071226
20071029-20071226
20071101-20071207
20071206-20080229
20080212-20080328
20080311-20080327
20080404-20080430
20080501-20080523
20080512-20080731
20080722-20081029
20081201-20090115
20090116-20090326
20090301-20090326
20090401-20090810
20090401-20090508
20090615-20090914
20090915-20091106
20091109-20091113
20101006-20101019
20101201-20101227
20101216-20110121
調査面積(㎡)
43000
56564
47352
58520
43700
11000
40381
31400
1259
1778
3270
6280
6966
5500
1259
1656
4151
5156
1614
1456
1710
6666
100
3839
4903
700
146
6100
1440
調査原因 土地区画整理事業に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
集落
散布地
時代
縄文
主な遺構
竪穴住居跡132
掘立柱建物跡2
土坑
小竪穴744
陥穴28
ピット(群)81
主な遺物
石棒
縄文土器
耳栓
土製円板
土器片錘
石鏃
楔形石器
打製石斧
磨製石斧
石皿
凹石
敲き石
磨石類
特記事項 縄文時代中期中葉から後期初頭の大規模な集落が発見された。
要約 [飯積原山遺跡 要約]
飯積原山遺跡は、印旛沼に近い高崎川及びその谷部に北面する台地上に立地する。縄文時代は中期中葉から後期初頭を中心とした時期で、遺跡の北側にフラスコ状土坑、円形土坑を伴う住居跡群が展開する。今回報告した地区を時期別に見ると、加曽利E1期からE2式期の集落は、台地縁辺に近い北東側に3カ所分布する。加曽利E2-3式からE3式古段階期は遺構がほとんど見られなくなる。加曽利E3式中段階期になると集落が復活し、広範囲に住居跡、土坑が分散する。その範囲は大きく2カ所に分かれるが、東側は加曽利E4式古段階で終わるのに対して、西側は称名寺式期まで継続していることが判明した。土器は、集落の消長と比例して勝坂式末期、いわゆる中峠式、加曽利E1式古段階のものが多く出土し、多数の完形、半完形土器が得られた。加曽利E3式中段階は、梶山類の好例が出土している。加曽利E3-4式段階は豊富な資料が得られた。この時期の特徴的な土器を始め、加曽利E4式の口縁部微粒起線区画の祖型となった貼り付け微粒起線などの粗製土器が多数出土し、両者が供伴する良好な一括資料が得られた。加曽利E4式も古・中・新の各段階が確認でき、称名寺式に先行する西日本由来の土器も出土した。土製円板は、有孔、無孔の両方があり、所属時期は加曽利E3式中段階から3-4式段階であることが判明した。石器は、剥片石器では石鏃・石鏃未製品・楔形石器、礫石器では、磨製石斧、磨石類が多く出土した。 

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