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市原市西野遺跡第2次発掘調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/31465
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.31465
引用表記 千葉県文化財センター 1997 『千葉県文化財センター調査報告314:市原市西野遺跡第2次発掘調査報告書』千葉県文化財センター
千葉県文化財センター 1997 『市原市西野遺跡第2次発掘調査報告書』千葉県文化財センター調査報告314
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書名 市原市西野遺跡第2次発掘調査報告書
発行(管理)機関 (公財)千葉県教育振興財団文化財センター - 千葉県
書名かな いちはらしにしのいせきだい2じはっくつちょうさほうこくしょ
副書名
巻次
シリーズ名 千葉県文化財センター調査報告
シリーズ番号 314
編著者名
編集機関
千葉県文化財センター
発行機関
千葉県文化財センター
発行年月日 19970430
作成機関ID
郵便番号 284-0003
電話番号 043-422-8811
住所 千葉県四街道市鹿渡809-2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 西野遺跡
遺跡名かな にしのいせき
本内順位
遺跡所在地 千葉県市原市小折字小折3-3
所在地ふりがな ちばけんいちはらしこおりあざこおり3-3
市町村コード 12219
遺跡番号 72
北緯(日本測地系)度分秒 352852
東経(日本測地系)度分秒 1400554
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.4844 140.0951
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19961001-19961031
調査面積(㎡)
600
調査原因 学術調査
遺跡概要
種別
官衙
時代
奈良
平安
主な遺構
掘立柱建物跡5
柱穴97
井戸1
溝状遺構
主な遺物
土師器
須恵器
特記事項 掘立柱建物跡、井戸が検出された。
要約 [西野遺跡 要約]
西野遺跡は上総国海上郡衙の推定地である。養老川下流域左岸で、標高6m〜8mの沖積低地に立地する。地方官衙の様相を明らかにする学術目的の第2次目の調査報告である。奈良・平安時代の遺構は掘立柱建物5棟、井戸1基、溝状遺構1条が検出された。井戸は丸太の刳り抜き材を設置した大規模なつくりで、格式の高いものである。既出の井戸3基は厨家に伴うと推定されるが、今回のものは館に付属する厨に伴う井戸と思われる。井戸から出土した遺物の歴年代は8世紀から9世紀であり、井戸が使用された時期は8世紀であろう。掘立柱建物群は館あるいは館の厨に関わるものとみられる。今回、館とみられる遺構を検出したのは、既調査区との間に低地をはさんだ自然堤防上であり、広範囲な郡衙域を想定する必要がある。出土遺物は奈良・平安時代の土師器・須恵器などのほか、中・近世の陶磁器・砥石、寛永銭などが出土した。そのほかにトレンチを設定した場所の所有者である元吉昭史氏保管の瓦を紹介した。

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