奈良文化財研究所 ホーム
キーワードから探す
一覧から探す
その他
おすすめ
PDFがある書誌登録数
41246 件
( 発行機関数 755 機関 )
現在の書誌登録数
132428 件
( 前年度比 + 1743 件 )
( 発行機関数 1917 機関 )
現在の遺跡抄録件数
147554 件
( 前年度比 + 2114 件 )
現在の文化財論文件数
120575 件
( 前年度比 + 1580 件 )
現在の文化財動画件数
1298 件
( 前年度比 + 114 件 )
( 登録機関数 117 機関 )
文化財イベント件数
1250 件
( 前年度比 + 200 件 )
※過去開催分含む

木更津市久野遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/31359
DOI 二次元コード
二次元コードダウンロード
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.31359
引用表記 千葉県文化財センター 1999 『千葉県文化財センター調査報告364:木更津市久野遺跡』千葉県文化財センター他
千葉県文化財センター 1999 『木更津市久野遺跡』千葉県文化財センター調査報告364
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=清隆|last=小林|first2=浩三|last2=新田|first3=清|last3=糸原|first4=健一|last4=吉野|title=木更津市久野遺跡|origdate=1999-03-31|date=1999-03-31|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/31359|location=千葉県四街道市鹿渡809-2|ncid=AN10472080|ncid=BA47203617|doi=10.24484/sitereports.31359|series=千葉県文化財センター調査報告|volume=364}} 閉じる
ファイル
書名 木更津市久野遺跡
発行(管理)機関 (公財)千葉県教育振興財団文化財センター - 千葉県
書名かな きさらずしくのいせき
副書名 矢那川ダム埋蔵文化財調査報告書 ; 2
巻次
シリーズ名 千葉県文化財センター調査報告
シリーズ番号 364
編著者名
編集機関
千葉県文化財センター
発行機関
千葉県文化財センター
千葉県土木部
発行年月日 19990331
作成機関ID
郵便番号 284-0003
電話番号 043-422-8811
住所 千葉県四街道市鹿渡809-2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 久野遺跡
遺跡名かな くのいせき
本内順位
遺跡所在地 千葉県木更津市下郡錯綜地字西久野ヶ原2502
所在地ふりがな ちばけんきさらづししもごおりさくそうちあざにしくのがはら2502
市町村コード 12206
遺跡番号 12
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 352026.5
東経(世界測地系)度分秒 1400035.8
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.340694 140.009944
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19941001-19951031
調査面積(㎡)
86100
調査原因 ダム建設に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
旧石器
主な遺構
主な遺物
ナイフ形石器
特記事項 縄文早・前末葉 中期初頭の土器が礫群に伴いまとまって出土。加曽利E式期の埋甕を伴った住居跡が検出。石鏃製作跡が検出。瓦葺建物跡1棟を中心とする複数の基壇建物跡で構成された迦藍と、それに隣接する竪穴住居跡が検出されている。
種別:包蔵地
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
竪穴住居跡1
土坑145
礫群20
主な遺物
縄文土器(撚糸文・沈線文・押型文・前期・中期・加曽利E)
石器
特記事項
種別
社寺
時代
弥生
主な遺構
主な遺物
特記事項
種別
時代
古墳
主な遺構
生産遺跡
主な遺物
土師器
須恵器
特記事項
種別
時代
奈良
平安
主な遺構
基壇建物跡6
掘立柱建物跡4
竪穴住居跡32
竪穴状遺構10
鍛冶関連遺構8
井戸1
土坑57
火葬墓1
方形周溝状遺構1
溝1
主な遺物
土師器
須恵器
灰釉陶器
緑釉陶器
墨書土器
平瓦
丸瓦
熨斗瓦
鉄製品
羽口
鉄滓
承和昌寶
特記事項
要約 [久野遺跡 要約]
久野遺跡は東京湾に注ぐ矢那川水系の田高川を臨む標高100m〜107mの丘陵上に立地する。旧石器時代はナイフ形石器が1点出土した。層位は不明である。縄文時代は、草創期の有舌尖頭器・木葉形尖頭器が少量出土した。早期から中期にかけては遺物が多く出土した。特に早期撚糸文・沈線文及び前期末〜中期前葉の土器が多く、三浦半島との関係がうかがえる。また土器とともに礫群・土坑が検出され、早期の集石土坑が検出された。中期・加曽利E式期は埋甕を伴う竪穴住居が検出された。土坑もある。石鏃製作跡がまとまって検出されたが、時期の認定が困難である。弥生時代は後期の土器片が少量出土した。古墳時代は前期の竪穴住居が1軒検出された。奈良・平安時代は集落・寺院・生産遺構・墓が検出された。寺院は瓦葺建物1棟を中心とする複数の基壇建物で構成され、周辺に関連する竪穴住居・鍛冶建物群が存在する。寺院関係の墨書土器等が出土し、なかでも「赤穂寺」は寺院名を示す。遺跡内では短期間の小規模な鍛冶が複数の場で行われた。8世紀後半、丘陵西端部に小規模な伽藍を中心とした寺院が成立し、9世紀代に寺院範囲は東側に拡大した。丘陵東側では工房範囲が、さらにその東には僧侶の墓域が成立し、9世紀中頃から後半にかけて最も隆盛した。10世紀前半には衰退し、消滅に向かう。

関連文化財データ一覧

このエントリーをはてなブックマークに追加
詳細ページ表示回数 : 405
ファイルダウンロード数 : 60

全国のイベント

外部出力