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千葉東南部ニュータウン

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/31046
引用表記 千葉県教育振興財団 2008 『千葉県教育振興財団調査報告604:千葉東南部ニュータウン』都市再生機構千他
千葉県教育振興財団 2008 『千葉東南部ニュータウン』千葉県教育振興財団調査報告604
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ファイル
書名 千葉東南部ニュータウン
発行(管理)機関 (公財)千葉県教育振興財団文化財センター - 千葉県
書名かな ちばとうなんぶにゅーたうん
副書名 千葉市有吉南貝塚
巻次 40
シリーズ名 千葉県教育振興財団調査報告
シリーズ番号 604
編著者名
編集機関
千葉県教育振興財団
発行機関
都市再生機構千
千葉県教育振興財団
発行年月日 20080325
作成機関ID
郵便番号 284-0003
電話番号 043-424-4848
住所 千葉県四街道市鹿渡809-2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 有吉南貝塚
遺跡名かな ありよしみなみかいづか
本内順位
遺跡所在地 千葉県千葉市緑区おゆみ野中央5-5ほか
所在地ふりがな ちばけんちばしみどりくおゆみのちゅうおう
市町村コード 12201
遺跡番号 045/116
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
調査期間
19960401-19970331
19970401-19970808
19980316-19980326
19980401-19990326
20000918-20010226
調査面積(㎡)
7300
1315
1650
941
調査原因 土地区画整理事業に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
旧石器
主な遺構
石器集中7
主な遺物
旧石器77(ナイフ形石器・石錐・剥片類)
特記事項 北緯(日本測地系)14度01分024秒 東経(日本測地系)353度32分4秒
種別
集落
貝塚
時代
縄文
沖縄貝塚
主な遺構
不明−陥穴7
中期〜後期初頭−面状貝層3
土器埋設土坑3
小竪穴196
住居跡59
遺構内貝層29
主な遺物
貝製品(イモガイ環状垂飾・貝刃・ヘラ・タカラガイ切断品)
動物骨(シカ・イノシシ・魚類他)、貝類
埋葬人骨
縄文土器(中期〜後期初頭)
石器(鏃279・錐20・打製石斧・石皿・磨石類・磨製石斧・軽石68)
石製品(翡翠製大珠・石棒)
土製品(耳飾・土器片円板・土器片錘683・ミニチュア土器)++骨角歯牙製品(鏃・牙斧・刺突具・ヘラ・腰飾・髪針・素材)+
特記事項 縄文中期の大形貝塚を伴う大規模集落。面状の貝層の周縁部と集落の一部を調査。双環状をなす有吉北貝塚よりやや遅れて拠点集落となることが判明した。鯨類下顎骨製腰飾と大形のイモガイ製垂飾を着装した埋葬人骨が出土した。
種別
集落
時代
古墳
主な遺構
円墳周溝2
住居8
主な遺物
石製品(石製模造品・紡錘車)
土師器
金属製品(耳環・鉄鏃・鎌)
特記事項
種別
集落
時代
奈良
平安
主な遺構
住居18
掘立柱建物
土坑11
主な遺物
金属製品(鏃・刀子・帯金具)
土師器
須恵器
特記事項
要約 [有吉南貝塚 要約]
有吉南貝塚と有吉北貝塚は、東京湾沿岸に集中する縄文中期の大形貝塚をもつ集落であり、双環状を呈する。中央に広場をもち、貯蔵穴群と住居跡がその周囲を廻るいわゆる環状集落であり、周囲の谷頭付近に面状の貝層を形成する。発掘調査は、公園や神社境内として保存される貝層と集落の中心部分を避けて、その外縁部や公園内の道となる部分について実施した。中期中葉〜後葉を中心とした面状貝層3・遺構内貝層29・住居跡59・小竪穴196などを調査し、多量の遺物を得ている。縄文土器・石器のほか、土製耳飾、土器片錐、翡翠製大珠片、骨角歯牙製品、貝製装飾品、貝刃、貝製ヘラ、埋葬人骨、貝類、動物骨などがある。貝類はイボキサゴとハマグリが圧倒的に多く、貝層からはイノシシ・シカの骨や小形魚の骨が多量に検出された。出土した遺構・遺物の構成は有吉北貝塚と酷似するが、北貝塚を含めた中期拠点集落がほとんど消滅する中期後葉にも、当集落は継続していることが明らかになった。成人男性の埋葬遺体に着装されていた鯨類下顎骨製腰飾と大形のイモガイ製垂飾は、東京湾沿岸の中期拠点集落のリーダーを象徴するものとみられ注目される。

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