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上粕屋・一ノ郷南遺跡/上粕屋・和田内遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/27943
引用表記 かながわ考古学財団 2016 『かながわ考古学財団調査報告312:上粕屋・一ノ郷南遺跡/上粕屋・和田内遺跡』かながわ考古学財団
かながわ考古学財団 2016 『上粕屋・一ノ郷南遺跡/上粕屋・和田内遺跡』かながわ考古学財団調査報告312
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ファイル
書名 上粕屋・一ノ郷南遺跡/上粕屋・和田内遺跡
発行(管理)機関 (公財)かながわ考古学財団 - 神奈川県
書名かな かみかすや いちのごう みなみ いせき かみかすや わだうち いせき
副書名 新東名高速道路(伊勢原市上粕屋地区)建設事業に伴う発掘調査
巻次
シリーズ名 かながわ考古学財団調査報告
シリーズ番号 312
編著者名
編集機関
かながわ考古学財団
発行機関
かながわ考古学財団
発行年月日 20160215
作成機関ID
郵便番号 232-0033
電話番号 045-252-8689
住所 神奈川県横浜市南区中村町3丁目191番地1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 上粕屋・一ノ郷南遺跡
遺跡名かな かみかすや・いちのごうみなみいせき
本内順位
遺跡所在地 神奈川県伊勢原市上粕屋他
所在地ふりがな かながわけんいせはらしかみかすや
市町村コード 14214
遺跡番号 206
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 352502
東経(世界測地系)度分秒 1391724
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.417222 139.29
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20090501-20100331
20110401-00000000
調査面積(㎡)
6,848
調査原因 道路建設
遺跡概要
種別
田畑
時代
近世(細分不明)
主な遺構
溝状遺構16
土坑30
ピット25
主な遺物
陶磁器
金属製品
特記事項 17世紀から19世紀の遺物出土
種別
集落
時代
古墳
奈良
平安
主な遺構
竪穴住居址19
掘立柱建物7
溝状遺構4
道状遺構2
焼土址4
主な遺物
土師器
須恵器
土製品
鉄製品
石製品
特記事項 7世紀〜9世紀の集落跡
種別
時代
縄文
主な遺構
集石1
土坑16
ピット12
主な遺物
土器
石器
特記事項 草創期石器出土。中期初頭を中心に早期から後期までの土器出土。西日本系の土器出土。
種別
時代
旧石器
主な遺構
石器集中1
主な遺物
石器
炭化物
特記事項 L1S〜B1相当層から出土
遺跡名 上粕屋・和田内遺跡
遺跡名かな かみかすや・わだうちいせき
本内順位
遺跡所在地 神奈川県伊勢原市上粕屋他
所在地ふりがな かながわけんいせはらしかみかすや
市町村コード 14214
遺跡番号 206
北緯(日本測地系)度分秒 352501
東経(日本測地系)度分秒 1391733
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.4202 139.2893
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20100515-20100915
20110401-00000000
調査面積(㎡)
1,792
調査原因 道路建設
遺跡概要
種別
田畑
時代
近世(細分不明)
主な遺構
掘立柱建物跡1
溝状遺構6
土坑墓7
土坑8
主な遺物
陶磁器
金属製品
墓石
特記事項 耕作地跡、墓域
種別
時代
中世(細分不明)
主な遺構
集石墓1
土坑墓11
土坑2
主な遺物
陶器
かわらけ
人骨
鉄製品
石塔類
特記事項 「(伝)糟屋一族の墓」伝承地とその周辺で発見された13〜15世紀の墓
種別
集落
時代
奈良
平安
主な遺構
竪穴住居址3
竪穴状遺構1
掘立柱建物跡2
溝状遺構2
土坑13
主な遺物
土師器
須恵器
特記事項 8〜9世紀の集落跡
種別
散布地
時代
縄文
主な遺構
主な遺物
土器
石器
特記事項 早期・前期の土器、西日本系の土器出土
種別
時代
旧石器
主な遺構
石器集中5
礫群4
炭化物集中5
主な遺物
石器
特記事項 B1相当層とB2L相当層から石器出土
要約 [上粕屋・一ノ郷南遺跡 要約]
 上粕屋・一ノ郷南遺跡、上粕屋・和田内遺跡の両遺跡は、上粕屋扇状地内にある台地に立地する。  上粕屋・一ノ郷南遺跡では、近世から奈良・平安時代、縄文時代、旧石器時代までの遺構と遺物が認められた。近世は耕作地に関する遺構、奈良・平安時代では、8〜9世紀の集落跡を検出した。縄文時代では遺構は少ないが、早期〜後期までの遺物が出土している。特に中期初頭五領ヶ台式が主たる時期となる。前期末の西日本系の土器も出土する。草創期の石器も出土している。旧石器時代では、L1S〜B1相当層から石器が出土している。  上粕屋・和田内遺跡では、近世〜奈良・平安時代、縄文時代、旧石器時代の遺構と遺物を確認した。中世では、中世墓が検出された。中世墓は「(伝)糟屋一族の墓」と呼ばれる伝承地とその周囲っから確認した。他の遺構は存在しないことから、墓域のみの空間として利用されたことが明らかとなった。 旧石器時代ではB1相当層とB2L相当層の2つの文化層を確認した。B2L相当層出土遺物は相模編年第?期の石器群の特徴を示す資料である。 
[上粕屋・和田内遺跡 要約]
 上粕屋・一ノ郷南遺跡、上粕屋・和田内遺跡の両遺跡は、上粕屋扇状地内にある台地に立地する。  上粕屋・一ノ郷南遺跡では、近世から奈良・平安時代、縄文時代、旧石器時代までの遺構と遺物が認められた。近世は耕作地に関する遺構、奈良・平安時代では、8〜9世紀の集落跡を検出した。縄文時代では遺構は少ないが、早期〜後期までの遺物が出土している。特に中期初頭五領ヶ台式が主たる時期となる。前期末の西日本系の土器も出土する。草創期の石器も出土している。旧石器時代では、L1S〜B1相当層から石器が出土している。  上粕屋・和田内遺跡では、近世〜奈良・平安時代、縄文時代、旧石器時代の遺構と遺物を確認した。中世では、中世墓が検出された。中世墓は「(伝)糟屋一族の墓」と呼ばれる伝承地とその周囲っから確認した。他の遺構は存在しないことから、墓域のみの空間として利用されたことが明らかとなった。 旧石器時代ではB1相当層とB2L相当層の2つの文化層を確認した。B2L相当層出土遺物は相模編年第?期の石器群の特徴を示す資料である。 

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