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築地五丁目遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/27583
引用表記 (公財)東京都スポーツ文化事業団 東京都埋蔵文化財センタ− 2014 『東京都埋蔵文化財センター調査報告291:築地五丁目遺跡』(公財)東京都スポーツ文化事業団 東京都埋蔵文化財センタ−
(公財)東京都スポーツ文化事業団 東京都埋蔵文化財センタ− 2014 『築地五丁目遺跡』東京都埋蔵文化財センター調査報告291
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ファイル
書名 築地五丁目遺跡
発行(管理)機関 (公財)東京都教育支援機構東京都埋蔵文化財センター - 東京都
書名かな つきじ5ちょうめいせき
副書名 東京国税局(仮称)整備等事業に伴う埋蔵文化財発掘調査
巻次 1
シリーズ名 東京都埋蔵文化財センター調査報告
シリーズ番号 291
編著者名
編集機関
(公財)東京都スポーツ文化事業団 東京都埋蔵文化財センタ−
発行機関
(公財)東京都スポーツ文化事業団 東京都埋蔵文化財センタ−
発行年月日 20140630
作成機関ID
郵便番号 206-0033
電話番号 042-373-5296
住所 東京都多摩市落合1-14-2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
タイトル 木挽町築地の土地利用 武家地から海軍用地へ
英語タイトル
著者
渋谷 葉子
ページ範囲 284 - 309
NAID
都道府県 東京都
時代 近世(細分不明) 近代(細分不明)
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別 その他
テーマ 軍事
他の電子リソース
引用表記
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抄録(内容要約)
所収遺跡
遺跡名 築地五丁目遺跡
遺跡名かな つきじごちょうめいせき
本内順位
遺跡所在地 東京都中央区築地五丁目2番地8号地内
所在地ふりがな とうきょうとちゅうおうくつきじごちょうめ2ばんち8ごうちない
市町村コード 13102
遺跡番号 84
北緯(日本測地系)度分秒 353953
東経(日本測地系)度分秒 1394556
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.668 139.7623
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20121001-20130228
調査面積(㎡)
1742
調査原因 東京国税局(仮称)整備等事業
遺跡概要
種別
城館
時代
近世(細分不明)
主な遺構
ピット
土坑
礎石列
井戸
埋桶
埋甕
柱穴
竹樋
杭列
柵列
土留
上水桶
木組遺構
主な遺物
陶磁器
土器
土製品
木製品
漆製品
石製品
骨角製品
銭貨
特記事項 種別:屋敷跡
種別
その他
時代
近代(細分不明)
主な遺構
ピット
土坑
レンガ枡
道路跡
電柱跡
防空壕
主な遺物
陶磁器
土器
ガラス製品
特記事項
要約 [築地五丁目遺跡 要約]
今回の調査において、江戸時代17世紀後葉から19世紀にかけての生活面が3面、明治時代の生活面が1面検出された。調査範囲は道跡と武家屋敷地に区分され、武家屋敷地は区画溝で2筆に分かれる。西側大島家屋敷地内の構造については主屋や長屋等の建物跡が検出されなかったために不明な点が多いが、大きな井戸と上水遺構・生活残滓を廃棄した土坑群が検出され主屋に対する前庭部分の構造が明らかになった。また西側の屋敷地は東側の屋敷地よりも50cm以上かさ上げされていたことが、文献調査や遺構の分布状況から確認された。幕府から拝領した屋敷地において水害対策を目的として拝領者が改造を加えていることが明らかになり、この盛り上がった部分を明治以降に削平したために19世紀以降に帰属する多くの遺構が失われることになった。上水遺構は大島家屋敷地跡において検出され、18世紀第2四半期以降に廃止されている。以後、近代水道が設置されるまで屋敷地に掘削された井戸や尾張藩蔵屋敷の井戸を一時的に利用しているようである。道跡部分では、土坑と二次焼成瓦が大量に出土している。幕府公用地である道と拝領地の使用形態が明らかになり、道と拝領地の境には石組の排水路が構築されている。明治に入ると海軍関係の施設が置かれ、戦後海上保安庁水路部から海上保安庁海洋情報部となり平成25年以降に東京国税局(仮称)の建物が建築される予定である。

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