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徳王子前島遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/25609
引用表記 (財)高知県文化財団 埋蔵文化財センタ− 2011 『高知県埋蔵文化財センター発掘調査報告書119:徳王子前島遺跡』(財)高知県文化財団 埋蔵文化財センタ−
(財)高知県文化財団 埋蔵文化財センタ− 2011 『徳王子前島遺跡』高知県埋蔵文化財センター発掘調査報告書119
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wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=洋二|last=島内|first2=|last2=パリノ・サーヴェイ株式会社|title=徳王子前島遺跡|origdate=2011-03-18|date=2011-03-18|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/25609|location=高知県南国市篠原1437-1|ncid=BB07329504|series=高知県埋蔵文化財センター発掘調査報告書|volume=119}} 閉じる
ファイル
書名 徳王子前島遺跡
発行(管理)機関 (公財)高知県立埋蔵文化財センター - 高知県
書名かな とくおうじまえじまいせき
副書名 南国安芸道路建設工事に伴う発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 高知県埋蔵文化財センター発掘調査報告書
シリーズ番号 119
編著者名
編集機関
(財)高知県文化財団 埋蔵文化財センタ−
発行機関
(財)高知県文化財団 埋蔵文化財センタ−
発行年月日 20110318
作成機関ID
郵便番号 783-0006
電話番号 088-864-0671
住所 高知県南国市篠原1437-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 徳王子前島遺跡
遺跡名かな とくおうじまえじまいせき
本内順位
遺跡所在地 高知県香南市香我美町徳王子字前島
所在地ふりがな こうちけんこうなんしかがみちょうとくおうじあざまえじま
市町村コード 39211
遺跡番号 180055
北緯(日本測地系)度分秒 333259
東経(日本測地系)度分秒 1334443
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.5531 133.7427
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20080107-20090717
調査面積(㎡)
5530
調査原因 一般国道55号自動車専用道路建設工事
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
古代(細分不明)
中世(細分不明)
主な遺構
自然流路5
畦状遺構3
杭列1
溝跡4
主な遺物
弥生土器
土師器
須恵器
土師質土器
瓦器
瓦質土器
青磁
土製品
木製品
石製品
特記事項  古代から中世の自然流路から完形の土器とともに祭祀遺物が多く出土した。
要約 [徳王子前島遺跡 要約]
 徳王子前島遺跡は小規模な扇状地と大留川の谷底低地部上に立地しており、弥生時代では調査区西部で自然流路が検出されている。その他に当該期の遺構は検出されていないが、古代〜中世の遺物包含層からは当該期の遺物が出土している。また、農具とみられる木製品や石庖丁が出土しており、周辺部で耕作を行っていた可能性が考えられる。  古代から中世では、自然流路が2条検出されている。8世紀後半から12世紀の遺物を含む自然流路からは、祭祀遺物や墨書土器など律令期とみられる遺物が出土している。官衙等の管理下にあったと考えられる。また、足跡や畦状遺構など耕作に伴うとみられる遺構を検出しており、当地で耕作を行っていたとみられる。13世紀から14世紀の遺物を含む自然流路からは、多くの瓦片が出土しており、周辺に瓦葺建物が存在した可能性が考えられる。また、建物跡などの遺構は認められなかったが、土器量から当遺跡周辺に集落が存在した可能性が考えられる。 

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