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湘南新道関連遺跡 

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/25501
引用表記 かながわ考古学財団 2009 『かながわ考古学財団調査報告242:湘南新道関連遺跡 』かながわ考古学財団
かながわ考古学財団 2009 『湘南新道関連遺跡 』かながわ考古学財団調査報告242
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ファイル
書名 湘南新道関連遺跡 
発行(管理)機関 (公財)かながわ考古学財団 - 神奈川県
書名かな しょうなん しんどう かんれん いせき
副書名 都市計画道路3・3・6号(湘南新道)建設に伴う発掘調査/大会原遺跡・六ノ域遺跡
巻次 2
シリーズ名 かながわ考古学財団調査報告
シリーズ番号 242
編著者名
編集機関
かながわ考古学財団
発行機関
かながわ考古学財団
発行年月日 20090331
作成機関ID
郵便番号 232-0033
電話番号 045-252-8689
住所 神奈川県横浜市南区中村町3丁目191番地1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
タイトル 湘南新道関連遺跡出土施釉陶器の様相と相模国府
英語タイトル
著者
平尾 政幸
尾野 善裕
ページ範囲 514 - 521
NAID
都道府県 神奈川県
時代 古代(細分不明)
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類) 土製品(瓦含む)
学問種別
テーマ 制度・政治 流通・経済史
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引用表記
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抄録(内容要約)
タイトル 瓦の様相 湘南新道出土瓦の一様相について
英語タイトル
著者
高橋 香
ページ範囲 522 - 526
NAID
都道府県 神奈川県
時代 古代(細分不明)
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類) 土製品(瓦含む)
学問種別 考古学
テーマ
他の電子リソース
引用表記
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抄録(内容要約)
所収遺跡
遺跡名 大会原遺跡
遺跡名かな だいえばらいせき
本内順位
遺跡所在地 神奈川県平塚市四之宮字大会原573-3B他
所在地ふりがな かながわけんひらつかししのみやあざだいえばら573-3Bほか
市町村コード 14203
遺跡番号 188
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 352117.5
東経(世界測地系)度分秒 1392132.9
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.354861 139.359138
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20000701-20060115
調査面積(㎡)
1222.36
調査原因 都市計画道路3・3・6号(湘南新道)建設に伴う発掘調査
遺跡概要
種別
集落
散布地
時代
主な遺構
主な遺物
特記事項 ※遺跡概要は六ノ域遺跡に一括して掲載
遺跡名 六ノ域遺跡
遺跡名かな ろくのいきいせき
本内順位
遺跡所在地 神奈川県平塚市四之宮字大会原566-5B他
所在地ふりがな かながわけんひらつかししのみやあざだいえばら566-5Bほか
市町村コード 14203
遺跡番号 191
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 352116.7
東経(世界測地系)度分秒 1392133.3
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.354638 139.359249
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20000701-20060115
調査面積(㎡)
1728.95
調査原因 都市計画道路3・3・6号(湘南新道)建設に伴う発掘調査
遺跡概要
種別
集落
官衙
時代
近世(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
畝状遺構6
溝状遺構1
土坑96
主な遺物
土器
陶器(渥美・常滑・瀬戸)
磁器(青磁・白磁・青白磁)
金属製品
銭貨
土製品
石製品
獣骨
人骨
特記事項 宝永火山灰降灰前後の畠跡を検出。
種別
集落
官衙
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
溝状遺構7
道状遺構5
掘立柱建物1
井戸18
土坑19
段切状遺構2
墓坑2
主な遺物
土器
陶器(渥美・常滑・瀬戸)
磁器(青磁・白磁・青白磁)
金属製品
銭貨
土製品
石製品
獣骨
人骨
特記事項 中世後期(16〜15世紀)の屋敷跡及び四之宮・真土境の道・溝状遺構、中世前期(13世紀)の水利施設を検出。
種別
集落
官衙
時代
古墳
飛鳥白鳳
奈良
平安
主な遺構
竪穴住居74
井戸8
溝状遺構6
道状遺構1
土坑260
焼土2
段切状遺構2
河道2
主な遺物
土師器
須恵器
奈良三彩
磁器(青磁・白磁)
緑釉陶器
灰釉陶器
金属(製品・鍛冶関連遺物)
土製品
石製品
特記事項 政庁周辺の居住域及び河道部分の調査で、竪穴住居群を多数検出。奈良三彩・初期貿易陶磁器・緑釉陶器等、多彩な遺物が出土した。
種別
集落
官衙
時代
弥生
古墳
主な遺構
なし
主な遺物
土器
石器
特記事項 断片的な資料ながら、当該時期(弥生後期~古墳前期)の土地利用痕跡を確認。
種別
集落
官衙
時代
縄文
主な遺構
なし
主な遺物
土器
石器
特記事項 砂丘の形成時期を探る上で、貴重な資料が得られた。
要約 [大会原遺跡 要約]
大会原・六ノ域遺跡は相模川下流域右岸に位置し、相模湾岸沿いに発達した砂丘・砂州に立地する。縄文時代中〜晩期、弥生時代後期〜古墳時代前期、古墳時代後期〜奈良・平安時代、中世、近世以降に亘る土地利用痕跡が多数検出された。当該地区周辺は、いわゆる古代相模国府関連遺跡の一角に位置し、竪穴住居・掘立柱建物等が著しく重複・密集して検出されている。出土遺物には、奈良三彩・初期貿易陶磁器(越州窯系青磁、定窯系白磁)・緑釉陶器、風字・円面硯、帯金具、金銅製小仏像、墨書・刻書土器等が認められた。また、調査区北東の8区ではカマド補強材に軒丸瓦が使用され、その瓦当紋様(珠文縁六葉単弁蓮華文)は海老名市国分尼寺、茅ヶ崎下寺尾廃寺跡出土と同笵で、笵傷の状況からそれらの制作にかかる先後関係が把握できたことは特筆される。 
[六ノ域遺跡 要約]
大会原・六ノ域遺跡は相模川下流域右岸に位置し、相模湾岸沿いに発達した砂丘・砂州に立地する。縄文時代中〜晩期、弥生時代後期〜古墳時代前期、古墳時代後期〜奈良・平安時代、中世、近世以降に亘る土地利用痕跡が多数検出された。当該地区周辺は、いわゆる古代相模国府関連遺跡の一角に位置し、竪穴住居・掘立柱建物等が著しく重複・密集して検出されている。出土遺物には、奈良三彩・初期貿易陶磁器(越州窯系青磁、定窯系白磁)・緑釉陶器、風字・円面硯、帯金具、金銅製小仏像、墨書・刻書土器等が認められた。また、調査区北東の8区ではカマド補強材に軒丸瓦が使用され、その瓦当紋様(珠文縁六葉単弁蓮華文)は海老名市国分尼寺、茅ヶ崎下寺尾廃寺跡出土と同笵で、笵傷の状況からそれらの制作にかかる先後関係が把握できたことは特筆される。 

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