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跡堀遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/25420
引用表記 かながわ考古学財団 2009 『かながわ考古学財団調査報告237:跡堀遺跡』かながわ考古学財団
かながわ考古学財団 2009 『跡堀遺跡』かながわ考古学財団調査報告237
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ファイル
書名 跡堀遺跡
発行(管理)機関 (公財)かながわ考古学財団 - 神奈川県
書名かな あとぼり いせき
副書名 第二東名高速道路建設に伴う調査
巻次 1
シリーズ名 かながわ考古学財団調査報告
シリーズ番号 237
編著者名
編集機関
かながわ考古学財団
発行機関
かながわ考古学財団
発行年月日 20090315
作成機関ID
郵便番号 232-0033
電話番号 045-252-8689
住所 神奈川県横浜市南区中村町3丁目191番地1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 跡堀遺跡
遺跡名かな あとぼりいせき
本内順位
遺跡所在地 神奈川県海老名市門沢橋1834他
所在地ふりがな かながわけんえびなしかどさわばし1834ほか
市町村コード 14215
遺跡番号 82
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 352433.4
東経(世界測地系)度分秒 1392230.8
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.409277 139.375222
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20041001-20061115
調査面積(㎡)
3166
調査原因 第二東名高速道路建設に伴う調査
遺跡概要
種別
集落
散布地
時代
近世(細分不明)
主な遺構
竪穴状遺構2
土坑37
溝状遺構26
ピット94
水田址9
主な遺物
陶磁器
土器
金属製品
土製品
石製品
木製品
銭貨
特記事項 遺跡の北西部は墓地に、北東部は耕作地として利用されていたと見られる。
種別
集落
散布地
時代
中世(細分不明)
主な遺構
堀立柱建物4
竪穴状遺構1
土坑23
配石状遺構1
集石状遺構1
帯状遺構3
河道2
流路1
ピット319
畝状遺構2
段状遺構1
主な遺物
舶載陶磁器
国産陶磁器
土器
金属製品
石製品
木製品
銭貨  
特記事項 ピット群が検出され、礎板を持つ堀立柱建物が存在している。区画溝と見られる溝も検出されている。青磁酒会壷蓋や燭台など特異な遺物が出土している。
種別
集落
時代
平安
主な遺構
堀立柱建物2
竪穴住居址4
土坑4
焼土址2
炭化物集中1
溝状遺構2
ピット9
主な遺物
土師器
須恵器
灰釉陶器
緑釉陶器
土製品
石製品
特記事項 遺構の重複が少なくて、小規模な集落。
種別
集落
古墳
散布地
時代
弥生
主な遺構
土坑1
溝状遺構4
主な遺物
土器
石器
特記事項
要約 [跡堀遺跡 要約]
跡堀遺跡は相模川の左岸、河口から約11の沖積平野の自然堤防上に位置してる。近世の遺構は、溝状遺構や井戸址、水田址など耕作に関連するものものと墓坑が発見されており、年代的には宝永降灰前後の時期の遺物を伴うものが多い。中世では、礎板を持つ堀立柱建物址を含むピット群や区画溝それに井戸など、住居関連の遺構が北東部で発見され、それに伴いそれに伴い青磁・青白磁や渥美産陶器などが出土している。それ以外の地区は比較的遺構密度が低い。12世紀代からの遺物が出土しているが、遺構の中心は14〜15世紀と考えれる。奈良・平安時代には10世紀代の竪穴住居址や堀立柱建物それに井戸址などの遺構が発見され、それに伴い遺物も出土している。しかし、遺構はかなりの削平を受けており、遺在状態は悪かった。弥生時代〜古墳時代前期は遺構・遺物とも少なく、遺構は土坑と溝状遺構が発見されたにとどまる。 

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