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上行寺裏遺跡(瀬戸14番地やぐら群)

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/25369
引用表記 かながわ考古学財団 2007 『かながわ考古学財団調査報告217:上行寺裏遺跡(瀬戸14番地やぐら群)』かながわ考古学財団
かながわ考古学財団 2007 『上行寺裏遺跡(瀬戸14番地やぐら群)』かながわ考古学財団調査報告217
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ファイル
書名 上行寺裏遺跡(瀬戸14番地やぐら群)
発行(管理)機関 (公財)かながわ考古学財団 - 神奈川県
書名かな じょうぎょうじ うら いせき せと 14ばんち やぐらぐん
副書名 平成18年度金沢八景南地区急傾斜地崩壊対策工事に伴う発掘調査
巻次 2
シリーズ名 かながわ考古学財団調査報告
シリーズ番号 217
編著者名
編集機関
かながわ考古学財団
発行機関
かながわ考古学財団
発行年月日 20071228
作成機関ID
郵便番号 232-0033
電話番号 045-252-8689
住所 神奈川県横浜市南区中村町3丁目191番地1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 上行寺裏遺跡(瀬戸14番地やぐら群)
遺跡名かな じょうぎょうじうらいせき
本内順位
遺跡所在地 神奈川県横浜市金沢区瀬戸4249-34
所在地ふりがな かながわけんよこはましかなざわくせと4249-34
市町村コード 14108
遺跡番号 40
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 351950
東経(世界測地系)度分秒 1393709.5
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.330555 139.619305
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20060718-20060912
調査面積(㎡)
67.6
調査原因 平成18年度金沢八景南地区急傾斜地崩壊対策工事に伴う発掘調査
遺跡概要
種別
貝塚
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
やぐら5
貝層3
主な遺物
陶磁器
土器
土製品
石製品
獣骨
特記事項 7・9号やぐらの覆土内で近世の貝層検出。出土マガキには剝き身の痕跡が残っていた。同やぐらの床上土層からは16世紀の遺物が出土。

遺跡名かな:じょうぎょうじうらいせき(せと14ばんちやぐらぐん)
要約 [上行寺裏遺跡(瀬戸14番地やぐら群)2 要約]
 上行寺裏遺跡は金沢八景駅の西に位置する丘陵一帯を範囲とする。瀬戸14番地やぐら群は上行寺裏遺跡の丘陵にあるオヤシキ谷戸に展開する。オヤシキ谷戸は中世に臨済宗寺院能仁寺が、近世には金沢藩の陣屋の場所であった。 平成18年度は5基のやぐらを調査した。5・6・8号やぐらからは時期を示す遺物の出土はなかった。 間の壁が失われ、段で繋がっている7・9号やぐらには中近世の遺物包含層が堆積していた。覆土は3層に分かれⅢ層下部の床上土層は中世16世紀の遺物を含む層であった。Ⅲ層上部にはマガキやアサリを中心とする貝層や鍛冶関連遺物を含む暗褐色土が存在した。
 貝層からは小魚骨等の出土は少なく、食物残滓を捨てた跡というよりも、貝類をまとめて加工して破棄した跡の可能性が高い。それを裏付けるかのように出土したマガキには右殻(蓋)の閉殻筋が付く位置に傷があるものが半数以上を占めた。

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