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小田原城跡八幡山遺構群

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/25350
引用表記 かながわ考古学財団 2006 『かながわ考古学財団調査報告201:小田原城跡八幡山遺構群』かながわ考古学財団
かながわ考古学財団 2006 『小田原城跡八幡山遺構群』かながわ考古学財団調査報告201
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ファイル
書名 小田原城跡八幡山遺構群
発行(管理)機関 (公財)かながわ考古学財団 - 神奈川県
書名かな おだわらじょうせき はちまんやま いこうぐん
副書名 県立小田原高等学校校舎建替工事に伴う発掘調査
巻次 3 第3次調査
シリーズ名 かながわ考古学財団調査報告
シリーズ番号 201
編著者名
編集機関
かながわ考古学財団
発行機関
かながわ考古学財団
発行年月日 20061218
作成機関ID
郵便番号 232-0033
電話番号 045-252-8689
住所 神奈川県横浜市南区中村町3丁目191番地1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 小田原城跡
遺跡名かな おだわらじょうせき
本内順位
遺跡所在地 神奈川県小田原市城山3-26-1所在
所在地ふりがな かながわけんおだわらししろやま3-26-1しょざい
市町村コード 14206
遺跡番号 77
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 351512.4
東経(世界測地系)度分秒 1390852.1
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.253444 139.147805
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20050801-20051228
調査面積(㎡)
1314
調査原因 学校建設
遺跡概要
種別
集落
城館
散布地
時代
古代(細分不明)
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
堀1
礫集積・地業面1
竪穴状遺構1
溝状遺構4
道状遺構2
井戸1
土坑17(円形土坑3含む)
集石土坑3
ピット20
主な遺物
土師器
須恵器
陶磁器(舶載磁器・国産陶器)
かわらけ
金属製品(釘・飾金具・銭貨)
漆器
石製品(温石・硯)
特記事項 円形土坑3基の所産時期は古代の可能性有り。城郭関連遺構としては、部分的ながら堀や礫集積・土坑・ピット群などを検出。遺物も戦国期の舶載磁器(染付・白磁)、大窯期の瀬戸・美濃窯製品が出土した。

遺跡名:小田原城跡八幡山遺構群
遺跡名かな:おだわらじょうせきはちまんやまいこうぐん
種別
集落
城館
散布地
時代
弥生
古墳
主な遺構
竪穴住居32(※うち6軒は第2次調査で検出した住居の続き部分を調査)
焼土3
主な遺物
弥生土器
土師器
石製品(砥石)
銅製品(鏃)
特記事項 第2次調査同様、竪穴住居が重複密集する様相を追認したが、集積跡はさらに北側へも展開することが予測された。
種別
集落
城館
散布地
時代
縄文
主な遺構
主な遺物
縄文土器
石器
特記事項 早期を中心として前・中・後期の土器、草創期の石器・作出剥片等が出土。
要約 [小田原城跡八幡山遺構群 要約]
小田原城跡八幡山遺構群は、箱根外輪山から派生する八幡山丘陵の東端部中腹に位置し、初期小田原城の中心「八幡山古郭」の西側にあたる。調査対象地周辺は「藤原平」と呼称される曲輪状地形で、周囲には堀や土塁が現存しているが、調査によって曲輪内の様相が把握された。また、築城時の造作で旧地形は大きく改変されていることが、弥生時代〜古墳時代の住居跡が密集し、また縄文時代の遺物包含層も遺存していることが判明した。 

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