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盛岡市繋5・新城館遺跡 雫石町野中遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/25168
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.25168
引用表記 岩手県埋蔵文化財センター 1982 『岩手県埋文センター文化財調査報告書30:盛岡市繋5・新城館遺跡 雫石町野中遺跡』岩手県埋蔵文化財センター
岩手県埋蔵文化財センター 1982 『盛岡市繋5・新城館遺跡 雫石町野中遺跡』岩手県埋文センター文化財調査報告書30
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書名 盛岡市繋5・新城館遺跡 雫石町野中遺跡
発行(管理)機関 (公財)岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター - 岩手県
書名かな もりおかしつなぎ5・しんじょうだていせき しずくいしちょうのなかいせき
副書名 御所ダム建設関連遺跡発掘調査報告書
巻次 昭和48年度・49年度
シリーズ名 岩手県埋文センター文化財調査報告書
シリーズ番号 30
編著者名
編集機関
岩手県埋蔵文化財センター
発行機関
岩手県埋蔵文化財センター
発行年月日 19820325
作成機関ID
郵便番号 020-0853
電話番号 019-638-9001
住所 岩手県紫波郡都南村大字下飯岡第11地割字高屋敷185
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 繋5遺跡
遺跡名かな つなぎ5いせき
本内順位
遺跡所在地 岩手県盛岡市繋字館市
所在地ふりがな いわてけんもりおかしつなぎあざたていち
市町村コード 03201
遺跡番号 LE24-0030
北緯(日本測地系)度分秒 394030
東経(日本測地系)度分秒 1410103
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 39.6778 141.014
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19730801-19731229
調査面積(㎡)
5500
調査原因 御所ダム建設に伴う緊急発掘調査
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
竪穴住居10
炉跡1
主な遺物
縄文土器(中期主体)
土偶
ミニチュア土器
斧状土製品
石鏃
尖頭器状石器
石槍
石錐
石匙
磨製石斧
打製石斧
半円形扁平打製石器
磨石
石鍬
砥石
円盤状石製品
特記事項 円筒系と大木系混在
種別
集落
時代
平安
主な遺構
竪穴住居1
主な遺物
土師器甕
土師器坏
特記事項
種別
不明
時代
主な遺構
土坑58
主な遺物
特記事項
遺跡名 新城館遺跡
遺跡名かな しんじょうだていせき
本内順位
遺跡所在地 岩手県盛岡市繋第8地割字堂ヶ沢35
所在地ふりがな いわてけんもりおかしつなぎだい8ちわりあざどうがさわ35
市町村コード 03201
遺跡番号 LE14-2040
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 394100
東経(世界測地系)度分秒 1410057
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 39.683333 141.015833
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19740510-19740629
調査面積(㎡)
調査原因 御所ダム建設に伴う緊急発掘調査
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
竪穴住居1
主な遺物
縄文土器(早期末
中期前葉
中期後葉
後期
晩期初頭)
石鏃
石匙
箆状石器
スクレーパー
磨石
凹石
台石
特記事項
種別
その他
時代
不明
主な遺構
溝跡1
主な遺物
特記事項
遺跡名 野中遺跡
遺跡名かな のなかいせき
本内順位
遺跡所在地 岩手県岩手郡雫石町第18地割字野中11-1
所在地ふりがな いわてけんいわてぐんしずくいしちょうだい18ちわりあざのなか11-1
市町村コード 03301
遺跡番号 LE23-0118
北緯(日本測地系)度分秒 394033
東経(日本測地系)度分秒 1405931
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 39.6787 140.9884
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19730910-19731005
調査面積(㎡)
930
調査原因 御所ダム建設に伴う緊急発掘調査
遺跡概要
種別
時代
縄文
主な遺構
墓壙5
主な遺物
縄文土器(早期末〜前期初頭 後期初頭〜前葉)
石鏃
石錐
石槍
石匙
箆状石器
石錘
石製円盤
磨石
凹石
台石
特記事項
種別
散布地
時代
弥生
主な遺構
主な遺物
弥生後期土器
特記事項
要約 [繋5遺跡 要約]
遺跡は盛岡市立繋小中学校を含んでいる。現況は宅地と畑である。縄文時代の竪穴住居の中で詳細な時期がわかるのは4棟で大木7bあるいは8b式期と考えられる。晩期の土器も出土しているが全体でみると大木7bから大木10式期の土器の出土量が多い。昭和36年に中学校校舎増築の際出土した完形土器も大木8b。円筒系土器も出土しているが量は多くない。 
[新城館遺跡 要約]
遺跡は雫石川左岸の洪積中位段丘上に立地し、標高は190〜206mである。検出された遺構は縄文時代中期(大木9式期)の竪穴住居1棟、時期不明の溝跡1条である。出土した遺物は縄文時代早期末葉、中期前葉、中期後葉、後期、晩期初頭であり、断続的ながら長期にわたって利用されている。
[野中遺跡 要約]
遺跡は田沢湖線雫石駅より南東約2kmに位置する。雫石川左岸の洪積中位段丘上に立地し、標高は185〜190mである。調査の結果、確認された遺構はピット5基で縄文時代後期初頭から前葉の墓壙と推定される。出土した遺物は縄文時代早期末から前期初頭、後期初頭から前葉、弥生時代後期の土器である。縄文早期末の表裏縄文土器が出土しているのが特筆される。また、御所ダム関連遺跡の調査で箆状石器の出土が多いのが注目される。 

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