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京都府遺跡調査報告集

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/25089
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.25089
引用表記 (財)京都府埋蔵文化財調査研究センタ− 2009 『京都府遺跡調査報告集』(財)京都府埋蔵文化財調査研究センタ−
(財)京都府埋蔵文化財調査研究センタ− 2009 『京都府遺跡調査報告集』
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書名 京都府遺跡調査報告集
発行(管理)機関 (公財)京都府埋蔵文化財調査研究センター - 京都府
書名かな きょうとふいせきちょうさほうこくしゅう
副書名
巻次 135
シリーズ名
シリーズ番号
編著者名
編集機関
(財)京都府埋蔵文化財調査研究センタ−
発行機関
(財)京都府埋蔵文化財調査研究センタ−
発行年月日 20090331
作成機関ID
郵便番号 617-0002
電話番号 075-933-3877
住所 京都府向日市寺戸町南垣内40番の3
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 時塚遺跡第15次
遺跡名かな ときづかいせき
本内順位
遺跡所在地 京都府亀岡市馬路町時塚
所在地ふりがな きょうとふかめおかしうまじちょうときづか
市町村コード 262064
遺跡番号 6
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 350343
東経(世界測地系)度分秒 1353401
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.061944 135.566944
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20060904-20070222
調査面積(㎡)
5400
調査原因 圃場整備
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
主な遺構
竪穴式住居跡
方形周溝墓
木棺墓
主な遺物
弥生土器
石器
特記事項 多量の弥生土器を出土
種別
集落
時代
古墳
主な遺構
円墳
主な遺物
須恵器
土師器
特記事項 新たに時塚3号墳を確認
種別
集落
時代
飛鳥白鳳
主な遺構
竪穴式住居跡
主な遺物
須恵器
土師器
特記事項
種別
集落
時代
奈良
主な遺構
掘立柱建物跡
土坑
主な遺物
須恵器
土師器
黒色土器
製塩土器
特記事項 「神」と書かれた墨書土器を出土官衙か
種別
集落
時代
平安
主な遺構
掘立柱建物跡
主な遺物
須恵器
土師器
緑釉陶器
灰釉陶器
瓦器
特記事項
遺跡名 時塚遺跡第17次
遺跡名かな ときづかいせき
本内順位
遺跡所在地 京都府亀岡市馬路町時塚・筋違
所在地ふりがな きょうふとふかめおかしうまじちょうときづか・すじちがい
市町村コード 262064
遺跡番号 6
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 350335
東経(世界測地系)度分秒 1353404
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.059722 135.567777
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20070423-20070927
調査面積(㎡)
4320
調査原因 圃場整備
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
陥し穴
主な遺物
石器
特記事項
種別
集落
時代
弥生
主な遺構
方形周溝墓
土坑
木棺墓
主な遺物
弥生土器
石器
特記事項 方形周溝墓28基
種別
集落
時代
古墳
主な遺構
竪穴式住居跡
円墳
方墳
主な遺物
須恵器
土師器
特記事項 新たに方墳9基、円墳2基を確認
種別
集落
時代
飛鳥白鳳
主な遺構
竪穴式住居跡
主な遺物
須恵器
土師器
特記事項
種別
集落
時代
奈良
主な遺構
掘立柱建物跡
主な遺物
須恵器
土師器
特記事項
種別
集落
時代
平安
主な遺構
柱穴
主な遺物
土師器
特記事項
要約 [時塚遺跡第15次・17次 要約]
 時塚遺跡は、亀岡市域を代表する弥生時代中期の集落遺跡である。今回は墓域の部分を主に調査し、新たに47基の方形周溝墓を検出し、多量の土器が出土した。また、埋葬施設が良好に遺存するものも多く確認された。
 古墳時代では、時塚3号墳をはじめとする円墳3基(後期初頭~後期前半)、方墳9基(中期後葉~後期初頭)を確認し、造出付方墳である時塚1号墳に後続する古墳群の実態が明らかとなった。
 奈良時代では、後半代を中心に、遺跡の広範にわたり、掘立柱建物跡群が展開する様相が明らかとなった。中には施設の区画溝とみられる遺構もあり、「神」と書かれた墨書土器や多量の製塩土器の存在から官衙的性格をもった遺跡であると考えられる。
 平安時代にいたっても掘立柱建物群の造営は継続するが、その範囲は狭くなり、中世段階にはほとんど遺構が見られない状況が明らかとなった。

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