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サンル4線遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/24974
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.24974
引用表記 財団法人 北海道埋蔵文化財センター 2008 『北海道埋蔵文化財センター調査報告書258:サンル4線遺跡』財団法人 北海道埋蔵文化財センター
財団法人 北海道埋蔵文化財センター 2008 『サンル4線遺跡』北海道埋蔵文化財センター調査報告書258
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書名 サンル4線遺跡
発行(管理)機関 (公財)北海道埋蔵文化財センター - 北海道
書名かな さんる4せんいせき
副書名 天塩川サンルダム建設事業の内埋蔵文化財発掘調査報告書/下川町
巻次
シリーズ名 北海道埋蔵文化財センター調査報告書
シリーズ番号 258
編著者名
編集機関
財団法人 北海道埋蔵文化財センター
発行機関
財団法人 北海道埋蔵文化財センター
発行年月日 20080829
作成機関ID
郵便番号 069-0832
電話番号 011-386-3231
住所 北海道江別市西野幌685番地1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 サンル4線遺跡
遺跡名かな さんる4せんいせき
本内順位
遺跡所在地 北海道上川郡下川町字珊瑠1530
所在地ふりがな
市町村コード 01468
遺跡番号 F‐21‐68
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 442000.53
東経(世界測地系)度分秒 1423923.80
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 44.33348 142.656611
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20070806-20071031
調査面積(㎡)
4200
調査原因 ダム建設
遺跡概要
種別
散布地
時代
縄文
主な遺構
主な遺物
土器
石器等
特記事項 珪化岩の産出地に立地。 石刃を素材としたスクレイパー(長さ16\0)。


主な時代:縄文中期前半
要約 [サンル4線遺跡 要約]
 サンル4線遺跡は、下川市街から北北東へ約4km、四線沢川がサンル川に合流する地点の南側にある。土石流段丘部分にあたるB地区は標高161.5m前後を測る。土石流堆積物中から珪化岩の剥片等874点を収集した。土石流には上流から運ばれた人頭大以上の珪化岩が見られ、四線沢川の流域に珪化岩の露出した地点のあることが予想される。丘陵斜面縁辺部にあたるC・D・E地区は標高162〜167mを測る。珪化岩の剥片がN‐20グリッド等、黒曜石の剥片がS‐24グリッド等で多数出土した。石核や石器との接合資料が幾つか得られており、その場で剥片剥離・石器製作が行われたのであろう。土器は182点を数える。磨滅しているが、縄文、押型文の施されたものが認められ、縄文時代中期前半に属するとみられる。石器等は3,559点を数える。大半は珪化岩の剥片であり、製品は少ない。石鏃や石槍には黒曜石、石匙やスクレイパーには主に珪化岩が用いられている。特徴的な黒曜石として、名寄市や下川町で採集される自然面の凸凹したものがある。このほか珪質頁岩の石刃を素材としたスクレイパーなど、旧石器時代の可能性がある遺物が4点出土している。 

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