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虎杖浜2遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/24625
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.24625
引用表記 財団法人 北海道埋蔵文化財センター 2008 『北海道埋蔵文化財センター調査報告書256:虎杖浜2遺跡』財団法人 北海道埋蔵文化財センター
財団法人 北海道埋蔵文化財センター 2008 『虎杖浜2遺跡』北海道埋蔵文化財センター調査報告書256
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書名 虎杖浜2遺跡
発行(管理)機関 (公財)北海道埋蔵文化財センター - 北海道
書名かな こじょうはまにいせき
副書名 一般国道36号白老町虎杖浜改良工事用地内埋蔵文化財発掘調査報告書/白老町
巻次 4
シリーズ名 北海道埋蔵文化財センター調査報告書
シリーズ番号 256
編著者名
編集機関
財団法人 北海道埋蔵文化財センター
発行機関
財団法人 北海道埋蔵文化財センター
発行年月日 20080327
作成機関ID
郵便番号 069-0832
電話番号 011-386-3231
住所 北海道江別市西野幌685番地1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 虎杖浜2遺跡
遺跡名かな こじょうはま2いせき
本内順位
遺跡所在地 北海道白老郡白老町字虎杖浜333-1ほか
所在地ふりがな ほっかいどうしらおいぐんしらおいちょうあざこじょうはま333-1ほか
市町村コード 01578
遺跡番号 J-10-1
北緯(日本測地系)度分秒 422719
東経(日本測地系)度分秒 1411152
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 42.4578 141.1941
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20070509-20070727
調査面積(㎡)
1590
調査原因 国道拡幅工事に伴う事前調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
縄文
主な遺構
土坑4基
焼土1
主な遺物
アルトリ式土器
石器
特記事項 種別:遺物包含地

主な時代:縄文早期

赤彩された漆塗り繊維製の装飾品(前期では希少)が副葬された土坑墓2基
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
盛土遺構
焼土28
土坑墓2
土坑1
主な遺物
円筒土器下層a式土器
礫石器
獣骨
漆製品(塗膜)
特記事項 主な時代:縄文前期
要約 [虎杖浜2遺跡 要約]
 遺跡は白老町の西端部、標高約50mの段丘上に位置する、縄文時代前期の貝塚を有する集落跡である。昨年度までに計9,290平方メートルの発掘調査が行われ、今回は第6次調査である。  主な遺構は、縄文時代前期の盛土遺構と土坑墓である。盛土遺構は台地の縁辺部に帯状に分布し、土器・石器等、特に10cm前後の礫を多量に含み、細かい焼骨片や炭化物も多い。盛土の裾部では、焼土が列状に形成されており、付近からは砂や粘土の堆積範囲が検出された。土坑墓は2基検出された。それぞれ坑底西側から、紐状および輪の形状を含む漆塗りの装飾品(塗膜のみ残存)と、装身具または遺体の痕跡とみられる微細な骨片が出土した。漆塗りの装飾品は、縄文前期では希少であり、北海道内で3例目である。  遺物は合計30,900点あまり出土した。土器は約4,600点である。縄文前期の円筒土器下層a式を主体とし、ほかに静内中野式、縄文早期アルトリ式が多い。石器等は約26,300点である。礫およびフレイクが多量だが、定形的石器ではつまみ付きナイフ・石斧・石皿・台石・北海道式石冠が多い。また盛土遺構中からシカを主体とした焼骨片・炭化物等を回収した。 

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