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濁川左岸遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/24619
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.24619
引用表記 財団法人 北海道埋蔵文化財センター 2007 『北海道埋蔵文化財センター調査報告書246:濁川左岸遺跡』財団法人 北海道埋蔵文化財センター
財団法人 北海道埋蔵文化財センター 2007 『濁川左岸遺跡』北海道埋蔵文化財センター調査報告書246
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書名 濁川左岸遺跡
発行(管理)機関 (公財)北海道埋蔵文化財センター - 北海道
書名かな にごりかわさがんいせき3-しーちく
副書名 北海道縦貫自動車道(七飯~長万部)埋蔵文化財発掘調査報告書/森町 C〜E地区-
巻次 3
シリーズ名 北海道埋蔵文化財センター調査報告書
シリーズ番号 246
編著者名
編集機関
財団法人 北海道埋蔵文化財センター
発行機関
財団法人 北海道埋蔵文化財センター
発行年月日 20070731
作成機関ID
郵便番号 069-0832
電話番号 011-386-3231
住所 北海道江別市西野幌685番地1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 濁川左岸遺跡
遺跡名かな にごりかわさがんいせき
本内順位
遺跡所在地 北海道茅部郡森町字石倉町401ほか
所在地ふりがな ほっかいどうかやべぐんもりまちあざいしくらちょう401ほか
市町村コード 01345
遺跡番号 B-15-22
北緯(日本測地系)度分秒 420848
東経(日本測地系)度分秒 1402856
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 42.1492 140.4787
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20040701-20041027
調査面積(㎡)
3660
調査原因 北海道縦貫自動車道(七飯〜長万部)建設工事に伴う事前調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
続縄文
主な遺構
焼土5
主な遺物
後北B式土器
後北C1式土器
後北C2土器
特記事項 種別 : 遺物包含地
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
住居跡5
土坑
小ピット
焼土
石組炉5
配石遺構1
剥片集中1
主な遺物
天祐寺式土器
涌元式土器
トリサキ式土器
大津式土器
白坂3式土器土器
つまみ付きナイフ
スクレイパー
Rフレイク
石核
フレイク
石斧
たたき石
扁平打製石器
北海道式石冠
石皿
台石
土製品
石製品など
特記事項 種別 : 縄文後期前葉
種別
時代
縄文
主な遺構
土坑13
小ピット
焼土
主な遺物
天祐寺式土器
涌元式土器
トリサキ式土器
大津式土器
白坂3式土器
つまみ付きナイフ
スクレイパー
フレイク
たたき石
扁平打製石器
北海道式石冠
石皿
礫など
特記事項 種別 : 縄文後期前葉
種別
時代
縄文
主な遺構
土坑
主な遺物
土器
スクレイパー
Rフレイク
フレイク
北海道式石冠
台石
礫など
特記事項 種別 : 縄文前期後半
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
土坑
主な遺物
土器
スクレイパー
Rフレイク
フレイク
北海道式石冠
台石
礫など
特記事項 種別 : 縄文後期前葉
種別
集落
時代
主な遺構
住居跡1
土坑1
主な遺物
円筒土器下層式土器
スクレイパー
Rフレイク
北海道式石冠など
特記事項
種別
時代
縄文
主な遺構
土坑
小ピット
焼土
主な遺物
土器
Rフレイク
フレイク
石斧
扁平打製石器
北海道式石冠
石皿
礫など
特記事項 種別 : 縄文前期
種別
時代
縄文
主な遺構
土坑
小ピット
焼土
主な遺物
土器
Rフレイク
フレイク
石斧
扁平打製石器
北海道式石冠
石皿
礫など
特記事項 種別 : 縄文中期前半
要約 [濁川左岸遺跡 要約]
 濁川左岸遺跡は縄文時代後期前葉を主体とする集落・墓域である。遺跡は森市街地から北西に約9km、濁川カルデラから流れ出る濁川の河岸段丘上に立地する。海岸線からは約700m内陸に位置する。約200m北西方向には無名沢を挟んで石倉1遺跡がある。本遺跡は平成13年度に1,300平方メートル、平成14年度に3,630平方メートルの調査を行っており、これらについては既に報告済である(北埋調報190・208)。今回報告するC・D・E地区は平成16年に3,630平方メートルを調査した。濁川に面する段丘をC地区、中央付近の沢地形をD地区、無名沢に面する段丘をE地区と呼称した。今回の調査範囲の標高は36〜45mである。検出遺構は住居跡8軒、土坑94基、石組炉5か所、焼土23か所、小ピット212基、配石1か所、剥片集中1か所、埋設土器1か所である。住居跡は縄文時代前期と推定するもの1軒、中期前半2軒、後期前葉5軒である。土坑は後期前葉のもの45基(墓2基、墓の可能性のあるもの11基)、後期前葉と推定するもの5基(墓1基、墓の可能性のあるもの1基)、前期後半あるいは後期後葉と推定するもの5基、中期前半もしくは後期前葉と推定するもの15基(墓1基、墓の可能性のあるもの8基)、中期前半と推定するもの20基、前期〜中期と推定するもの1基、前期後半1基、時期不明2基である。配石は後期前葉の墓の可能性のある土坑に伴う。埋設土器は中期前半のものである。出土遺物は土器102,385点、石器等11,503点の計113,887点である。土器には縄文時代前期後半の円筒土器下層式、中期中葉のサイベ沢7式、後期前葉の天祐寺式、涌元式、トリサキ式、大津式、白坂3式、続縄文時代の後北式などがある。石器等には石鏃、石錐、石槍、つまみ付きナイフ、スクレイパー、両面調整石器、ヘラ状石器、Rフレイク、Uフレイク、石核、フレイク、石斧、たたき石、扁平打製石器、北海道式石冠、すり石、石鋸、砥石、石錘、石皿、台石、原石、有孔自然礫、被熱礫、礫、石製品、土製品などがある。

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