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近森遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/24411
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.24411
引用表記 (財)広島県教育事業団事務局埋蔵文化財調査室 2008 『財団法人広島県教育事業団発掘調査報告書25:近森遺跡』(財)広島県教育事業団
(財)広島県教育事業団事務局埋蔵文化財調査室 2008 『近森遺跡』財団法人広島県教育事業団発掘調査報告書25
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書名 近森遺跡
発行(管理)機関 (公財)広島県教育事業団 - 広島県
書名かな ちかもりいせき
副書名 県営経営体育成基盤整備事業西伊尾地区に係る発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 財団法人広島県教育事業団発掘調査報告書
シリーズ番号 25
編著者名
編集機関
(財)広島県教育事業団事務局埋蔵文化財調査室
発行機関
(財)広島県教育事業団
発行年月日 20080307
作成機関ID
郵便番号 733-0036
電話番号 082-295-5751
住所 広島県広島市西区観音新町4丁目8番49号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 近森遺跡
遺跡名かな ちかもりいせき
本内順位
遺跡所在地 広島県世羅郡世羅町伊尾字近森
所在地ふりがな ひろしまけんせらぐんせらちょういおあざちかもり
市町村コード 34462
遺跡番号 34461-284
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 343709
東経(世界測地系)度分秒 1330557
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.619166 133.099166
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20051024-20051226
調査面積(㎡)
970
調査原因 県営経営体育成基盤整備事業
遺跡概要
種別
集落
古墳
時代
弥生
古墳
主な遺構
竪穴住居跡5
土坑26
溝2
主な遺物
弥生土器
土師器
須恵器
土師質土器
土錘
土製勾玉
台石
砥石
磨製石斧
石錘?
石包丁
石錘
特記事項 山陰型甑形土器
要約 [近森遺跡 要約]
 近森遺跡は、北側に芦田川の両岸に広がる水田や集落地が見渡せる低丘陵上の先端部付近に立地している。  主に竪穴住居跡5軒、土坑26基、柱穴多数、溝2条を確認した。竪穴住居跡はSB1・2が径9.5mの規模で重複し、それぞれ数回拡張している。更に下層からSB3・4を確認した。SB1からは床面から山陰系甑形土器が2個体分出土している。同一場所に建て替えを行い、住居跡も大規模であることから集落の中心的な建物であった可能性が高い。土坑は方形の形状のものが大部分を占め、約半数から土器が廃棄された状態で出土している。古墳時代初頭を中心にした時期と思われる。唯一、中世の時期であるSK26は土師質土器皿を5枚置き、更に土鍋をうつ伏せに被せた状態で確認し、性格としては祭祀的な要素が強いと思われる。  出土した土器は山陰型甑形土器などの山陰系土器が出土しており、この地域が古墳時代初頭頃に山陰地方の強い影響を受けていたと考えられる。

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