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国道113号バイパス遺跡調査報告

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/23514
引用表記 福島県文化センター(遺跡調査課) 1986 『福島県文化財調査報告書166:国道113号バイパス遺跡調査報告』福島県教育委員会他
福島県文化センター(遺跡調査課) 1986 『国道113号バイパス遺跡調査報告』福島県文化財調査報告書166
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wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=博幸|last=橋本|first2=宏|last2=本間|first3=功|last3=鈴木|first4=明久|last4=江花|first5=美智男|last5=白瀬|title=国道113号バイパス遺跡調査報告|origdate=1986-03-25|date=1986-03-25|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/23514|location=福島県福島市杉妻町2-16|ncid=AN00217098|ncid=BN0276808X|series=福島県文化財調査報告書|volume=166}} 閉じる
ファイル
書名 国道113号バイパス遺跡調査報告
発行(管理)機関 福島県教育委員会 - 福島県
有償頒布・配布ページ https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/70017a/
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな こくどう113ごうばいぱすいせきちょうさほうこく
副書名 北原遺跡 藩境土塁 原田遺跡(第二次)
巻次 2
シリーズ名 福島県文化財調査報告書
シリーズ番号 166
編著者名
編集機関
福島県文化センター(遺跡調査課)
発行機関
福島県教育委員会
福島県文化センター
発行年月日 19860325
作成機関ID
郵便番号 960-8688
電話番号 024-521-1111
住所 福島県福島市杉妻町2-16
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 北原遺跡
遺跡名かな きたはらいせき
本内順位
遺跡所在地 福島県相馬市椎木字北原
所在地ふりがな ふくしまけんそうまししいのきあざきたはら
市町村コード 07209
遺跡番号 00008
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 375030.70
東経(世界測地系)度分秒 1405403.95
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.841861 140.901097
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19850624-19851114
調査面積(㎡)
調査原因 国道113号バイパス建設に伴う事前調査
遺跡概要
種別
時代
旧石器
主な遺構
主な遺物
ナイフ形石器
剥片
特記事項 墨書土器には、「家」、「村」、「欠」、「女」、「寶」、「継」、「日」、刻書土器には「上」と判読できるものがあった。 鍛冶工房跡と判断された11号住居跡の床面には、鉄床石とみられる平石が掘形を伴って設置されていた。
種別
散布地
時代
縄文
主な遺構
土坑1
主な遺物
縄文土器
石鏃
石匙
剥片
石核
磨製石斧
打製石斧
凹石
特記事項
種別
集落
時代
弥生
主な遺構
主な遺物
弥生土器
特記事項
種別
時代
平安
主な遺構
竪穴住居跡24
掘立柱建物跡5
土坑4
竪穴状遺構2
ピット1
主な遺物
土師器
須恵器
筒形土器
縄文土器
陶器
羽口
土錘
土鈴
鉄製鏃
鉄製刀子
鉄製釘
鉄製紡錘車
棒状鉄製品
用途不明鉄製品
鉄滓
鉄塊
鍛造剥片
特記事項
種別
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
主な遺物
陶器
古銭
特記事項
種別
時代
主な遺構
土坑25
溝跡15
ピット56
主な遺物
砥石
特記事項
遺跡名 藩境土塁
遺跡名かな はんきょうどるい
本内順位
遺跡所在地 福島県相馬市椎木字北原
所在地ふりがな ふくしまけんそうまししいのきあざきたはら
市町村コード 07209
遺跡番号 00007
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 375032.82
東経(世界測地系)度分秒 1405353.13
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.84245 140.898091
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19851018-19851129
調査面積(㎡)
調査原因 国道113号バイパス建設に伴う事前調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
縄文
主な遺構
主な遺物
縄文土器
特記事項 相馬藩と仙台藩の藩境に構築された土塁の調査を実施した。構築された詳細な時期など解明されていない問題は多いが、全国的にも類例は少なく貴重な資料である。
種別
時代
近世(細分不明)
主な遺構
土塁
主な遺物
特記事項
種別
時代
不明
主な遺構
溝跡1
主な遺物
土師器
砥石
鉄滓
特記事項
遺跡名 原田遺跡
遺跡名かな はらだいせき
本内順位
遺跡所在地 福島県新地町駒ヶ嶺字原田
所在地ふりがな ふくしまけんしんちまちこまがみねあざはらだ
市町村コード 07561
遺跡番号 00070
北緯(日本測地系)度分秒 375036
東経(日本測地系)度分秒 1405331
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.8463 140.8885
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19851025-19851120
調査面積(㎡)
調査原因 国道113号バイパス建設に伴う事前調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
縄文
主な遺構
主な遺物
縄文土器
特記事項 石鍬は本遺跡周辺においては初見であり、注目される。
種別
散布地
時代
弥生
主な遺構
主な遺物
弥生土器
打製石鍬
特記事項
種別
時代
奈良
平安
主な遺構
主な遺物
土師器
鉄滓
特記事項
要約 [北原遺跡 要約]
 本遺跡は、立田川により形成された河岸段丘上に立地する、平安時代を中心とした集落跡である。確認した主な遺構は、平安時代の竪穴住居跡24軒、掘立柱建物跡5棟、土坑4基、竪穴状遺構2基などである。竪穴住居跡のち、3軒については、床面から鍛造剥片が採取され、鍛冶工房跡と判断された。この他にも、竪穴住居跡が集中して分布する周辺からは、鉄滓・鉄塊・椀形滓が多量確認され、鍛冶作業への依存度が高い集落と考えられる。 
[藩境土塁 要約]
 相馬藩領の藩境土塁の調査を実施した。土塁は、今回の調査区内では、東西250mの範囲に存在し、東部で基底部幅4m、高さ0.9mを測るが、西へ行くにしたがい遺存状態は悪くなる。また、構築された時点での土塁は、現状で確認できる土塁より若干南に寄っていた箇所があること、当該箇所では、これに付随して旧道も南へ寄っていたことが明らかとなった。なお、土塁上には、間隔をおいて境木が植えられていた。 
[原田遺跡 要約]
原田遺跡は、縄文時代や弥生時代、奈良・平安時代に位置づけられる遺物が出土し、各時期にわたって生活の場として利用されていたことが窺われる。そのため、住空間等が周辺部に存在する可能性が考えられる。 

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