奈良文化財研究所 ホーム
キーワードから探す
一覧から探す
その他
おすすめ
PDFがある書誌登録数
41252 件
( 発行機関数 755 機関 )
現在の書誌登録数
132433 件
( 前年度比 + 1748 件 )
( 発行機関数 1917 機関 )
現在の遺跡抄録件数
147563 件
( 前年度比 + 2123 件 )
現在の文化財論文件数
120576 件
( 前年度比 + 1581 件 )
現在の文化財動画件数
1300 件
( 前年度比 + 116 件 )
( 登録機関数 117 機関 )
文化財イベント件数
1250 件
( 前年度比 + 200 件 )
※過去開催分含む

阿賀川改修(長井地区)遺跡発掘調査報告

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/23480
DOI 二次元コード
二次元コードダウンロード
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.23480
引用表記 財団法人福島県文化振興財団 遺跡調査部 2013 『福島県文化財調査報告書489:阿賀川改修(長井地区)遺跡発掘調査報告』福島県教育委員会他
財団法人福島県文化振興財団 遺跡調査部 2013 『阿賀川改修(長井地区)遺跡発掘調査報告』福島県文化財調査報告書489
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=愼一|last=香川|first2=紀子|last2=廣川|title=阿賀川改修(長井地区)遺跡発掘調査報告|origdate=2013-12-20|date=2013-12-20|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/23480|location=福島県福島市杉妻町2-16|ncid=BB12315735|doi=10.24484/sitereports.23480|series=福島県文化財調査報告書|volume=489}} 閉じる
ファイル
※モバイル対応のPDFは解像度を下げているため、画像が粗く文章が読みにくい場合があります。
書名 阿賀川改修(長井地区)遺跡発掘調査報告
発行(管理)機関 福島県教育委員会 - 福島県
有償頒布・配布ページ https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/70017a/
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな あががわかいしゅうながいちくいせきはっくつちょうさほうこく
副書名 小田高原遺跡 3次調査
巻次 3
シリーズ名 福島県文化財調査報告書
シリーズ番号 489
編著者名
編集機関
財団法人福島県文化振興財団 遺跡調査部
発行機関
福島県教育委員会
福島県文化振興財団
国土交通省北陸地方整備局阿賀川河川事務所
発行年月日 20131220
作成機関ID
郵便番号 9608688
電話番号 0245211111
住所 福島県福島市杉妻町2-16
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 小田高原遺跡(3次調査)
遺跡名かな おだこはらいせき
本内順位
遺跡所在地 福島県喜多方市慶徳町山科字古屋敷・西新田
所在地ふりがな ふくしまけんきたかたしけいとくまちやましなあざふるやしき・にししんでん
市町村コード 072087
遺跡番号 00024
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 373707
東経(世界測地系)度分秒 1394802
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.618611 139.800555
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20120411-20120928
調査面積(㎡)
4200
調査原因 河川改修(阿賀川)に伴う事前調査
遺跡概要
種別
集落
時代
平安
主な遺構
竪穴住居1
土坑9
焼土遺構6
特殊遺構1
主な遺物
土師器
須恵器
土製品
特記事項 平安時代の竪穴住居跡からロクロピット状の小穴が検出され、土器製作に関連した工房の可能性がある。また、同住居跡のカマドから円筒形土製品が出土している。


北緯(日本測地系)13度94分802秒 東経(日本測地系)373度70分7秒
種別
時代
不明
主な遺構
土坑5
主な遺物
特記事項
要約 [小田高原遺跡(3次調査) 要約]
小田高原遺跡は、阿賀川下流域の右岸部に立地する複合遺跡である。
発掘調査は平成22〜24年度の3次に渡って実施され、特に平安時代の遺構・遺物で成果があった。
発掘調査対象区は、小田高原台地と呼ばれる中位河岸段丘面の突端部〜河川敷の一帯である。古代集落の中心は小田高原台地(調査1区:1次調査)で展開し、平安時代初期の8世紀末葉頃から集落規模が拡充していくようである。
調査1区で発見された遺構は竪穴住居跡が中心で、掘立柱建物は確認されていない。
調査1区の出土品には、土製の獣脚片・瓦塔片などの仏教関連遺物や装飾品の鉸具などもあり、比較的規模の大きい平安集落であったと推測される。
段丘崖を下がった河川敷(調査2・3区)では、9世紀後半〜10世紀前葉の土器生産関連遺構が発見されている。
9世紀後半期の土器生産関連遺構には、須恵器窯跡・土師器焼成土坑がある。須恵器窯跡(1次調査)は遺存状態が悪く構造に不明点が多いが、小形の窯で杯を中心に焼成していたものと推測される。
土師器焼成土坑は、緩斜面を浅く掘り窪めた簡易な構造の遺構である。杯類のロクロからの切り離し技法が違っていることから、異系列の工人が調査2・3区の河川敷で土器生産を行っていたようである。
9世紀末葉以降、須恵器生産は認められなくなるが、土師器類の生産は継続している。調査?・?区でも少数であるが竪穴住居跡が確認されており、ロクロピットの検出などから工房として機能していた可能性がある。
以上、小田高原遺跡では、高台に平安時代の集落の中心があり、眼下の河川敷では、土器生産などの活動が行われていたと推測される。
他に発掘調査対象区の南東部で、縄文時代の石器製作関連遺構(早期末葉)や落とし穴が発見されている(2次調査)。 

関連文化財データ一覧

このエントリーをはてなブックマークに追加
詳細ページ表示回数 : 518
ファイルダウンロード数 : 240

全国のイベント

外部出力