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常磐自動車道遺跡調査報告

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/23470
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.23470
引用表記 福島県文化振興事業団遺跡調査部 2011 『福島県文化財調査報告書472:常磐自動車道遺跡調査報告』福島県教育委員会他
福島県文化振興事業団遺跡調査部 2011 『常磐自動車道遺跡調査報告』福島県文化財調査報告書472
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書名 常磐自動車道遺跡調査報告
発行(管理)機関 福島県教育委員会 - 福島県
有償頒布・配布ページ https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/70017a/
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな じょうばんじどうしゃどういせきちょうさほうこく
副書名 荒井遺跡;赤柴遺跡
巻次 63
シリーズ名 福島県文化財調査報告書
シリーズ番号 472
編著者名
編集機関
福島県文化振興事業団遺跡調査部
発行機関
福島県教育委員会
福島県文化振興事業団
東日本高速道路株式会社東北支社相馬工事事務所
発行年月日 20110421
作成機関ID
郵便番号 9608688
電話番号 0245211111
住所 福島県福島市杉妻町2-16
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 荒井遺跡
遺跡名かな あらいいせき
本内順位
遺跡所在地 福島県南相馬市原町区馬場字荒井
所在地ふりがな ふくしまけんみなみそうましはらまちくばばあざあらい
市町村コード 072125
遺跡番号 00602
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 373659
東経(世界測地系)度分秒 1405540
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.616388 140.927777
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20080414-20080618
調査面積(㎡)
1400
調査原因 道路(常磐自動車道)建設に伴う記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
その他
時代
縄文
主な遺構
竪穴住居4
土坑4
土器埋設遺構1
溝1
性格不明遺構1
河川3
主な遺物
縄文土器
石器
土製品
特記事項 沖積地上の微高地に立地する縄文時代後期前葉〜中葉の集落跡。集落に隣接して河川跡があり、遺物が多量に包含されていた。低地部に立地する遺跡として貴重な成果が得られた。

北緯(日本測地系)14度05分540秒 東経(日本測地系)373度65分9秒
種別
時代
不明
主な遺構
主な遺物
土師器
須恵器
陶磁器
特記事項
遺跡名 赤柴遺跡
遺跡名かな あかしばいせき
本内順位
遺跡所在地 福島県南相馬市原町区馬場字赤柴ほか
所在地ふりがな ふくしまけんみなみそうましはらまちくばばあざあかしば ほか
市町村コード 072125
遺跡番号 00193
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 373706
東経(世界測地系)度分秒 1405539
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.618333 140.927499
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20060411-20061006
20070411-20071217
20080603-20080918
20090409-20090603
調査面積(㎡)
17500
調査原因 道路(常磐自動車道)建設に伴う記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
その他
時代
縄文
主な遺構
竪穴住居37
土坑83
焼土遺構15
集石・配石遺構5
土器埋葬遺構4
性格不明遺構24
河川5
主な遺物
縄文土器
石器
土製品
土師器
須恵器
陶磁器
羽口
鉄製品
特記事項 縄文時代と平安時代の複合遺跡。
縄文時代早期後葉〜前期初頭と縄文時代後期前葉〜中葉の立地・構成の異なる集落跡を調査し、それぞれの時期の集落形態を考える上で重要な成果が得られた。
平安時代は、鍛冶遺構等の生産遺構をともなう集落跡を調査し、当時の集落における生産と住居の関係について貴重な成果が得られた。
また、段丘下の沖積地で荒井遺跡と関連する縄文時代〜平安時代の河川跡を調査した。


種別
集落
時代
弥生
主な遺構
竪穴住居1
主な遺物
縄文土器
弥生土器
特記事項
種別
集落
時代
平安
主な遺構
竪穴住居15
掘立柱建物1
鍛冶遺構3
土坑49
溝7
性格不明遺構11
主な遺物
縄文土器
土師器
須恵器
石器
鉄滓
羽口
炉壁
鉄製品
陶磁器
土製品
特記事項
種別
時代
近世(細分不明)
主な遺構
溝3
主な遺物
縄文土器
土師器
石器
特記事項
要約 荒井遺跡は沖積地上の微高地状に立地する縄文時代後期の集落跡で、集落に隣接する河川跡からは投棄されたと見られる多量の遺物が出土した。赤柴遺跡は荒井遺跡に隣接する段丘上に立地する遺跡である。
荒井遺跡に向き合う段丘斜面に縄文時代後期の集落跡が立地しており、狭い範囲に石囲炉を伴う住居跡等の遺構が重なり合うように密集して構築されていた。
段丘頂部の平坦面には縄文時代早期から前期にかけての集落跡が立地し、竪穴住居跡・土坑群・広場等で構成される集落を営んでいた。
平安時代は段丘斜面を中心に鍛冶遺構等の生産遺構が集中し、生産域が形成され、段丘頂部平坦面には、カマドを伴う竪穴住居跡が分布し、居住域が形成されていた。 

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