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常磐自動車道遺跡調査報告

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/23469
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.23469
引用表記 福島県文化振興事業団遺跡調査部遺跡調査課 2011 『福島県文化財調査報告書471:常磐自動車道遺跡調査報告』福島県教育委員会他
福島県文化振興事業団遺跡調査部遺跡調査課 2011 『常磐自動車道遺跡調査報告』福島県文化財調査報告書471
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書名 常磐自動車道遺跡調査報告
発行(管理)機関 福島県教育委員会 - 福島県
有償頒布・配布ページ https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/70017a/
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな じょうばんじどうしゃどういせきちょうさほうこく
副書名 舘越遺跡
巻次 62
シリーズ名 福島県文化財調査報告書
シリーズ番号 471
編著者名
編集機関
福島県文化振興事業団遺跡調査部遺跡調査課
発行機関
福島県教育委員会
福島県文化振興事業団
東日本高速道路株式会社東北支社相馬工事事務所
発行年月日 20110608
作成機関ID
郵便番号 9608688
電話番号 0245211111
住所 福島県福島市杉妻町2-16
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
タイトル 木炭窯跡の検討
英語タイトル
著者
門脇 秀典
ページ範囲 352 - 364
NAID
都道府県 福島県
時代 奈良 平安
文化財種別
史跡・遺跡種別 その他の生産遺跡
遺物(材質分類)
学問種別 考古学
テーマ
他の電子リソース
引用表記
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wikipedia 出典テンプレート : {{Citation|first=秀典|last=門脇|contribution=木炭窯跡の検討|title=常磐自動車道遺跡調査報告|date=2011-06-08|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/23469|location=福島県福島市杉妻町2-16|ncid=BB06126964|doi=10.24484/sitereports.23469|series=福島県文化財調査報告書|volume=471}} 閉じる
抄録(内容要約)
所収遺跡
遺跡名 舘越遺跡
遺跡名かな たてごしいせき
本内順位
遺跡所在地 福島県南相馬市小高区大田和字舘越
所在地ふりがな ふくしまけんみなみそうましおだかくおおたわあざたてごし
市町村コード 072125
遺跡番号 00597
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 373310
東経(世界測地系)度分秒 1405630
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.552777 140.941666
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20080515-20081219
調査面積(㎡)
4300
調査原因 道路(常磐自動車道)建設に伴う事前調査
遺跡概要
種別
時代
旧石器
主な遺構
主な遺物
石器
特記事項 舘越遺跡は旧石器・縄文・奈良・平安時代の複合遺跡であることが判明した。その中でも、奈良・平安時代の木炭窯跡・製鉄炉跡・粘土採掘坑等の製鉄関連遺構が多く確認された。木炭窯跡は丘陵の緩斜面に構築された地下式登窯で、奈良時代から平安時代にかけての所産である。16基の木炭窯跡が丘陵の東向き斜面に4基、南向き斜面に7基、西向き斜面に5基に分かれて分布していた。製鉄炉は、箱形炉と竪形炉とよばれる2タイプのものが確認された。箱形炉では、踏ふいごの跡や羽口が確認された。竪形炉は炉の本体部が隅丸長方形を呈するもので、炉の大部分が壊されたいたが、鉄滓や通風管が出土した。粘土採掘坑(特殊遺構)は地表面から1.5〜2mほど下にあるLVaを稼行層とし、竪穴状もしくはトンネル状に灰黄褐色粘土を採掘していたと推察される。この粘土は製鉄炉の炉壁に利用されたと考えられる。
種別
時代
縄文
主な遺構
土坑7
主な遺物
特記事項
種別
製鉄
時代
奈良
主な遺構
製鉄炉2
土坑6
主な遺物
鉄塊
羽口
通風管
炉壁
鉄滓
鉄器
石器
木炭
特記事項
種別
製鉄
時代
平安
主な遺構
製鉄炉1
木炭窯17
特殊遺構5
主な遺物
縄文土器
須恵器
土師器
通風管
羽口
炉壁
鉄滓
鉄塊
石器
特記事項
種別
時代
中世(細分不明)
主な遺構
木炭窯1
土坑2
主な遺物
特記事項
種別
時代
不明
主な遺構
溝2
土坑4
主な遺物
縄文土器
土師器
特記事項
要約 [舘越遺跡 要約]
舘越遺跡とその北側に隣接する横大道遺跡は、同時期に機能した遺跡であり、強い関連が指摘される。
この両遺跡を中心に、周囲の低丘陵には製鉄関連遺跡が点在し、「横大道製鉄遺跡群」を形成している。
本遺跡で発見された焼成室の全長8mを超える木炭窯跡は、他地域から新技術を導入したものとして注目される。
横大道遺跡でも竪形炉を試験的に導入するなど、他地域からの技術導入が積極的に行われている。舘越・横大道遺跡における大規模な鉄生産体制の維持には、陸奥国府(多賀城)や行方郡衙(泉官衙遺跡)が直接関与していた可能性が高い。
本遺跡は律令国家と鉄生産との関わりを考える上で重要な遺跡の一つである。 

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