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常磐自動車道遺跡調査報告

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/23376
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.23376
引用表記 福島県文化振興事業団遺跡調査部遺跡調査課 2010 『福島県文化財調査報告書467:常磐自動車道遺跡調査報告』福島県教育委員会他
福島県文化振興事業団遺跡調査部遺跡調査課 2010 『常磐自動車道遺跡調査報告』福島県文化財調査報告書467
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書名 常磐自動車道遺跡調査報告
発行(管理)機関 福島県教育委員会 - 福島県
有償頒布・配布ページ https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/70017a/
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな じょうばんじどうしゃどういせきちょうさほうこく
副書名 荻原遺跡(3・4次調査);君ケ沢B遺跡
巻次 59
シリーズ名 福島県文化財調査報告書
シリーズ番号 467
編著者名
編集機関
福島県文化振興事業団遺跡調査部遺跡調査課
発行機関
福島県教育委員会
福島県文化振興事業団
東日本高速道路株式会社東北支社相馬工事事務所
発行年月日 20100324
作成機関ID
郵便番号 9608688
電話番号 0245211111
住所 福島県福島市杉妻町2−16
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
タイトル 荻原I・II石器群の編年的位置
英語タイトル
著者
門脇 秀典
ページ範囲 262 - 270
NAID
都道府県 福島県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類) 石器
学問種別 考古学
テーマ 編年
他の電子リソース
引用表記
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抄録(内容要約)
所収遺跡
遺跡名 君ヶ沢B遺跡
遺跡名かな きみがさわBいせき
本内順位
遺跡所在地 福島県南相馬市小高区大字羽倉字君ヶ沢
所在地ふりがな ふくしまけんみなみそうましおだかくおおあざはのくらあざきみがさわ
市町村コード 07563
遺跡番号 00601
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 373449
東経(世界測地系)度分秒 1405618
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.580277 140.938333
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20061112-20061130
20070408-20070516
20071027-20071211
調査面積(㎡)
400
1000
2500
調査原因 道路(常磐自動車道)建設に伴う事前調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
縄文
主な遺構
焼土遺構2
性格不明遺構1
主な遺物
縄文土器
石器
特記事項 北緯(日本測地系)14度05分616秒
東経(日本測地系)373度45分1秒
種別
時代
弥生
主な遺構
焼土遺構1
主な遺物
弥生土器
特記事項
種別
その他の生産遺跡
時代
平安
主な遺構
柱列跡2
土坑5
性格不明遺構2
主な遺物
土師器
特記事項 平安時代〜鎌倉時代の大規模な木炭焼成遺構を確認した。
種別
時代
不明
主な遺構
土坑9
主な遺物
特記事項
遺跡名 荻原遺跡(3・4次調査)
遺跡名かな おぎわらいせき
本内順位 1
遺跡所在地 福島県南相馬市小高区大字羽倉字荻原
所在地ふりがな ふくしまけんみなみそうましおだかくおおあざはのくらあざおぎわら
市町村コード 07563
遺跡番号 0001~3
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 373508
東経(世界測地系)度分秒 1405603
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.585555 140.934166
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20060928-20061219
20070611-20081221
調査面積(㎡)
3040
16300
調査原因 道路(常磐自動車道)建設に伴う事前調査
遺跡概要
種別
時代
旧石器
主な遺構
石器集中部8
主な遺物
旧石器
特記事項 荻原遺跡の3・4次調査。1994年・2006年に1・2次調査が実施され、旧石器時代・縄文時代を主体とする複合遺跡と判明した。今回の調査で新たに平安時代の遺構・遺物も認められた。旧石器時代の8ヶ所の石器集中部を確認した。
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
竪穴住居跡18
土坑38
焼土遺構108
遺物包含層1
主な遺物
縄文土器
石器
石製品
土偶
特記事項 縄文時代は早期末葉頃の竪穴住居跡を検出した。長軸が6mを超える大型の住居跡も認められる。また、同時期の土偶も出土している。
種別
時代
古墳
主な遺構
性格不明遺構1
主な遺物
特記事項
種別
集落
その他の生産遺跡
時代
平安
主な遺構
竪穴住居跡1
土坑28
製鉄炉跡2
鋳造遺構1
鍛冶炉跡1
木炭窯跡1
廃滓場
主な遺物
土師器
須恵器
鋳型
通風管
獣脚鋳型
器物鋳型
特記事項 平安時代は製鉄関連遺構が主である。2基の製鉄炉跡や鋳造遺構が認められた。獣脚・器物鋳型も出土している。廃滓場からは堅形炉の通風管も認められ、調査区外に製鉄炉跡が広がる状況が考えられる。
種別
時代
不明
主な遺構
土坑33
溝跡1
主な遺物
特記事項
要約 [君ヶ沢B遺跡 要約]
君ヶ沢B遺跡では、縄文・弥生時代の散布地と平安・鎌倉時代の製鉄関連遺構を確認した。 
[荻原遺跡(3・4次調査) 要約]
荻原遺跡は阿武隈高地東縁の丘陵上に位置する旧石器時代・縄文時代・平安時代の複合遺跡である。
旧石器時代の遺物集中地区は1・2次調査においても認められている。後期旧石器時代前半に位置する。
縄文時代は縄文時代早期末葉頃が主体となる。平安時代は製鉄関連遺構が中心である。9世紀後半の時期に相当する。

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