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阿武隈東道路遺跡発掘調査報告

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/23372
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.23372
引用表記 福島県文化振興事業団遺跡調査部遺跡調査課 2009 『福島県文化財調査報告書463:阿武隈東道路遺跡発掘調査報告』福島県教育委員会他
福島県文化振興事業団遺跡調査部遺跡調査課 2009 『阿武隈東道路遺跡発掘調査報告』福島県文化財調査報告書463
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書名 阿武隈東道路遺跡発掘調査報告
発行(管理)機関 福島県教育委員会 - 福島県
有償頒布・配布ページ https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/70017a/
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな あぶくまひがしどうろいせきはっくつちょうさほうこく
副書名 荻平遺跡(2次調査) ; 小豆畑遺跡
巻次 2
シリーズ名 福島県文化財調査報告書
シリーズ番号 463
編著者名
編集機関
福島県文化振興事業団遺跡調査部遺跡調査課
発行機関
福島県教育委員会
福島県文化振興事業団
国土交通省東北地方整備局磐城国道事務所
発行年月日 20091130
作成機関ID
郵便番号 9608688
電話番号 0245211111
住所 福島県福島市杉妻町2-16
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 荻平遺跡(2次調査)
遺跡名かな おぎだいらいせき
本内順位 1
遺跡所在地 福島県相馬市山上字荻平
所在地ふりがな ふくしまけんそうましやまがみあざおぎだいら
市町村コード 07209
遺跡番号 00202
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 374705
東経(世界測地系)度分秒 1404738
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.784722 140.793888
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20080407-20090206
調査面積(㎡)
23600
調査原因 道路(阿武隈東道路)建設に伴う事前調査
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
竪穴住居跡6
土坑
焼土遺構
主な遺物
縄文土器
石器
石製品
特記事項
種別
集落
時代
弥生
主な遺構
焼土遺構
主な遺物
弥生土器
特記事項
種別
集落
時代
平安
主な遺構
竪穴住居跡18
掘立柱建物跡1
土坑
焼土遺構
主な遺物
土師器
須恵器
石製品
鉄製品
特記事項
遺跡名 小豆畑遺跡
遺跡名かな あずきばたけいせき
本内順位
遺跡所在地 福島県相馬市山上字小豆畑
所在地ふりがな 福島県相馬市山上字小豆畑
市町村コード 07209
遺跡番号 00203
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 374638
東経(世界測地系)度分秒 1404959
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.777222 140.833055
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20080417-20080530
調査面積(㎡)
800
調査原因 道路(阿武隈東道路)建設に伴う事前調査
遺跡概要
種別
その他の生産遺跡
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
土坑2
溝跡1
主な遺物
縄文土器
土師器
特記事項 遺構・遺物はともに希薄であった。全体形が把握できた1号土坑は、堆積土中に大量の焼土・炭化物を含み、中世の大型木炭焼成土坑であることが明らかとなった。
要約 [荻平遺跡 要約]
荻平遺跡は相馬市西部の山間部に所在し、宇田川上流域の河岸段丘上に位置する遺跡である。今回の2次調査では、大きく西地区と東地区に分かれて計23,600の範囲について調査を実施した。調査の結果、西地区では縄文時代前期の大形竪穴住居跡がみつかり、小規模ながら集落が営まれていたことが確認された。東地区では平安時代を中心に豊富な鉄製品や、灰釉陶器などの出土が認められたほか、古代官人着用していた腰帯の石製銙帯の出土が特筆される。石製銙帯の出土は当地域では初見であり、山間遺跡での出土という点でも貴重であり、当遺跡の性格を語る上で非常に特筆されるものである。山間部集落におけるあり方の解明の一助となる貴重な事例である。 
[小豆畑遺跡 要約]
小豆畑遺跡は、相馬市西部の山間部に位置し、宇田川流域の河岸段丘上に位置する遺跡である。遺跡の全域に当たる800の範囲について調査を実施した。全体的に宅地造成のため削平が著しい。調査の結果、長方形状の大型土坑が見つかった。堆積土は炭化材を基調とする黒褐色土と炭化物を多量に含む層からなり、焼土も多量に含まれる。こうした所見から、木炭を焼いた土坑で、天井部などの構築物はなく、窯構造をとらない半地下式の木炭焼成土坑と考えた。炭化材について放射性炭素の年代測定を行ったところ12世紀末から13世紀という年代が示されている。その例から勘案すると、中世の生産遺跡との関連が窺われる。 

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