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山崎遺跡2

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/23062
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.23062
引用表記 公益財団法人新潟県埋蔵文化財調査事業団 2018 『新潟県埋蔵文化財調査報告書265:山崎遺跡2』新潟県教育委員会
公益財団法人新潟県埋蔵文化財調査事業団 2018 『山崎遺跡2』新潟県埋蔵文化財調査報告書265
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書名 山崎遺跡2
発行(管理)機関 新潟県 - 新潟県
書名かな やまざきいせきに
副書名 一般国道8号柏崎バイパス関係発掘調査報告書
巻次 12
シリーズ名 新潟県埋蔵文化財調査報告書
シリーズ番号 265
編著者名
編集機関
公益財団法人新潟県埋蔵文化財調査事業団
発行機関
新潟県教育委員会
発行年月日 20180330
作成機関ID 15100
郵便番号 9560845
電話番号 0250253981
住所 新潟県新潟市秋葉区金津93-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 山崎遺跡
遺跡名かな やまざきいせき
本内順位
遺跡所在地 新潟県柏崎市大字藤井字山崎1691-1ほか
所在地ふりがな にいがたけんかしわざきしおおあざふじいあざやまざき
市町村コード 15205
遺跡番号 995
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 372215
東経(世界測地系)度分秒 1383513
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.370833 138.586944
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20140402-20141121
20150403-20151130
調査面積(㎡)
14702
6375
調査原因 一般国道8号柏崎バイパス建設
遺跡概要
種別
集落
時代
中世(細分不明)
主な遺構
土塁
掘立柱建物
杭列
井戸
土坑
性格不明遺構
ピット
主な遺物
土師質土器皿(T種
R種)
舶載陶磁器(白磁
青白磁
青磁
天目茶椀
青花)
瀬戸焼
珠洲焼
越前焼
肥前系陶磁器
瓦器
木製品(漆器椀
エブリ
曲物
柄杓
下駄
棒状木製品
板状木製品
柱根
部材等)
石製品(石塔
茶臼
石臼
石鍋
砥石
石鍬
管玉未成品
尖頭器
石核
不定形石器
磨石類)
金属製品(切子
釘)
銭貨(唐
北宋
南宋
明)
特記事項 掘立柱建物には、面積95.4平米の大型廂付建物がある。中世遺物には、青白磁梅瓶、舶載天目椀、瓦器風炉、茶臼といった一般集落ではみられないものが含まれる。
種別
集落
時代
弥生
主な遺構
土坑
ピット
主な遺物
弥生土器
特記事項 弥生時代後期
種別
集落
時代
平安
主な遺構
井戸
土坑
主な遺物
土師器
須恵器
特記事項
要約  山崎遺跡は、柏崎平野北西部、鯖石川左岸の標高4.9~5.6mの微高地に立地する。調査の結果、中世(12世紀後半~16世紀後半)を主体とする集落遺跡であることが明らかになった。集落部分には、区画溝と考えられる溝が配される。集落周辺の低地部は水田をはじめとする生産域であったものとみられ、集落の南側では水田に伴う溝を検出している。出士遺物の内容から判断して、集落は15世紀中~後葉に最も栄えるものとみられ、16世紀以降は急速に衰退する。16世紀以降には、それまでの集落の上に土塁が築かれる。遺跡内で検出した噴砂の残留磁気を用いた年代測定では、1000~1150年と1350~1550年と2つの地震年代が示されており、1350~1550年に起きた地震が中世集落の衰退や土塁構築の契機となった可能性がある。近世以降、土塁以外の部分は水田域となり、現在に至る。遺物には、瓦器風炉、茶臼、舶載天目椀といった茶道具や青白磁梅瓶などがあり、有力武士や寺院クラスといった居住者が想定される。

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