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五十公野館跡 発掘調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/22133
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.22133
引用表記 新発田市教育委員会/株式会社ノガミ 2017 『新発田市埋蔵文化財調査報告56:五十公野館跡 発掘調査報告書』新発田市教育委員会
新発田市教育委員会/株式会社ノガミ 2017 『五十公野館跡 発掘調査報告書』新発田市埋蔵文化財調査報告56
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書名 五十公野館跡 発掘調査報告書
発行(管理)機関 新発田市 - 新潟県
書名かな いじみのやかたあと はっくつちょうさほうこくしょ
副書名 新発田市立東小学校建設に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 新発田市埋蔵文化財調査報告
シリーズ番号 56
編著者名
編集機関
新発田市教育委員会/株式会社ノガミ
発行機関
新発田市教育委員会
発行年月日 20170331
作成機関ID 15206
郵便番号 9592323
電話番号 0254229534
住所 新潟県新発田市乙次281番地2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 五十公野館跡
遺跡名かな いじみのやかたあと
本内順位
遺跡所在地 新潟県新発田市五十公野字櫓下4859ほか
所在地ふりがな にいがたけんしばたしいじみのあざやぐらした4859ほか
市町村コード 15206
遺跡番号 116
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 375542.44
東経(世界測地系)度分秒 1392100.90
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.928455 139.35025
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20130821-20130821
20140818-20140827
20150702-20151127
調査面積(㎡)
211.5
141.6
2535
調査原因 新発田市立東小学校建設事業
遺跡概要
種別
散布地
時代
奈良
平安
主な遺構
ピット1
主な遺物
土師器
須恵器
特記事項 種別:遺物包含地
種別
城館
時代
鎌倉
南北朝
室町
戦国
主な遺構
竪穴建物2
土坑24
井戸6
溝10
ピット列2
ピット17
主な遺物
青磁
白磁
青花
天目
瀬戸美濃焼
珠洲焼
越前焼
笹神窯
土師質土器
瓦器
漆器
木製品
刀子
鉄鏃
鉄製品
青銅製観音立像
銅製花瓶
鍛冶関連遺物
石製品
特記事項 青銅製観音立像は, 徳治3 年(1308)埋納の阿賀野市華報寺墓跡の観音立像と同形。遺物の多くに顕著な被熱痕がある。

種別:城館
種別
時代
江戸
主な遺構
土坑
主な遺物
土師質骨蔵器
特記事項 種別:火葬墓
要約  五十公野館跡は , 天正 15 年(1587)上杉景勝に攻め落とされた五十公野城の西麓に接した台地に立地する。城と一体になった根小屋型式の居館 , あるいは山城の副郭の可能性が考えられる。近世は屋敷跡であり , 近代以降は数度の校舎建替えによって遺構の遺存状態が悪く , 調査面積の割に遺構は少ない。6基の井戸は , 深さ 3.0 ~ 3.5m で , 井戸側に縦板組と桶組がある。遺物は15・16 世紀の中世陶磁器を主体とする。なお , 青銅製観音立像や雁股鏃といった希少品も出土した。石臼・砥石や珠洲焼・越前焼には , 炭化物の吸着や火ばね・剥落・赤橙色化といった被熱痕がみられ , 遺構埋土にも大粒の炭化物が目立つことから ,五十公野城の落城に関係する可能性がある。

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