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河内長野市埋蔵文化財調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/17956
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.17956
引用表記 河内長野市教育委員会 2012 『河内長野市文化財調査報告書52:河内長野市埋蔵文化財調査報告書』河内長野市教育委員会
河内長野市教育委員会 2012 『河内長野市埋蔵文化財調査報告書』河内長野市文化財調査報告書52
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書名 河内長野市埋蔵文化財調査報告書
発行(管理)機関 河内長野市 - 大阪府
書名かな かわちながのしまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ
副書名 烏帽子形城跡
巻次 30
シリーズ名 河内長野市文化財調査報告書
シリーズ番号 52
編著者名
編集機関
河内長野市教育委員会
発行機関
河内長野市教育委員会
発行年月日 20120331
作成機関ID
郵便番号 5868501
電話番号 0721531111
住所 大阪府河内長野市原町1丁目1番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 烏帽子形城跡
遺跡名かな えぼしがたじょうあと
本内順位 1
遺跡所在地 大阪府河内長野市喜多町
所在地ふりがな おおさかふかわちながのしきたちょう
市町村コード 27216
遺跡番号 府24/河20
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 342619
東経(世界測地系)度分秒 1353404
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.438611 135.567777
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20100119-20100219
調査面積(㎡)
25
調査原因 範囲確認
遺跡概要
種別
城館
その他の生産遺跡
時代
中世(細分不明)
主な遺構
堀内障壁
主な遺物
中国製白磁皿
特記事項 土塁⑤下層から曲輪を検出。堀D内の堀内障壁を検出。
遺跡名 烏帽子形城跡
遺跡名かな えぼしがたじょうあと
本内順位 2
遺跡所在地 大阪府河内長野市喜多町
所在地ふりがな おおさかふかわちながのしきたちょう
市町村コード 27216
遺跡番号 府24/河20
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 342619
東経(世界測地系)度分秒 1353404
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.438611 135.567777
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20100610-20100618
調査面積(㎡)
3
調査原因 範囲確認
遺跡概要
種別
城館
その他の生産遺跡
時代
中世(細分不明)
主な遺構
遺構なし
主な遺物
遺物なし
特記事項
遺跡名 烏帽子形城跡
遺跡名かな えぼしがたじょうあと
本内順位 3
遺跡所在地 大阪府河内長野市喜多町
所在地ふりがな おおさかふかわちながのしきたちょう
市町村コード 27216
遺跡番号 府24/河20
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 342619
東経(世界測地系)度分秒 1353404
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.438611 135.567777
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20101001-20101217
調査面積(㎡)
10
調査原因 範囲確認
遺跡概要
種別
城館
その他の生産遺跡
時代
中世(細分不明)
主な遺構
虎口
曲輪
主な遺物
土師皿
瓦質土器
陶器
特記事項 曲輪Ⅱ縁辺部で礎石を検出。虎口の伊智頭を検出。
要約 烏帽子形城跡は丘陵上に築かれた中世の城跡である。河内守護職であった畠山氏の分裂抗争や畠山氏と三好氏の合戦の舞台となり、天正12年には羽柴秀吉が紀州攻めに際し修築している。城の構造は主郭となる方形の2段の曲輪を横堀と土塁が二重に取り囲む。これまでの発掘調査により主郭の様相は明らかになりつつあったが、堀や土塁の様相は不明であった。今回の堀Dの調査により、堀の屈曲部において堀内障壁が検出され、防御機能が高められていたことが明らかとなった。また土塁⑤の下層からは曲輪が検出され、曲輪の縁辺部に土塁を築く改修の実態が明らかとなった。一方で想定された大出口や大手道は確認できなかった(EBS19-2)。城の北東尾根部に展開する平坦地の調査では、明確な遺構は検出されず、堀切Gを境に場内と城外が区切られていたことが判明した(EBS10-1)。曲輪Ⅱ東側中央部では、3つの遺構面を確認でき、山城形成期となる第3面では、曲輪Ⅱの東側平坦面は上下2段になり、下段縁辺部から礎石が検出された。また、その北側下方に、西側へ向かう道路の動線北側へと向けさせる平面鈎形に屈曲する段差を形成する虎口を検出した。第2面では平坦地に大きく盛土造成、世および改修による構造の変遷等を検討する上で重要である。

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