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水入遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/1550
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.1550
引用表記 財団法人愛知県教育サービスセンター愛知県埋蔵文化財センター 2005 『愛知県埋蔵文化財センター調査報告書108:水入遺跡』財団法人愛知県教育サービスセンター愛知県埋蔵文化財センター
財団法人愛知県教育サービスセンター愛知県埋蔵文化財センター 2005 『水入遺跡』愛知県埋蔵文化財センター調査報告書108
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書名 水入遺跡
発行(管理)機関 (公財)愛知県教育・スポーツ振興財団愛知県埋蔵文化財センター - 愛知県
書名かな みずいりいせき
副書名
巻次
シリーズ名 愛知県埋蔵文化財センター調査報告書
シリーズ番号 108
編著者名
編集機関
財団法人愛知県教育サービスセンター愛知県埋蔵文化財センター
発行機関
財団法人愛知県教育サービスセンター愛知県埋蔵文化財センター
発行年月日 20050831
作成機関ID 32307
郵便番号 4980017
電話番号 0567674161
住所 愛知県弥富市前ヶ須町野方802-24
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
第1分冊 / 第2分冊 / 第3分冊
所収論文
所収遺跡
遺跡名 水入遺跡
遺跡名かな みずいりいせき
本内順位 1
遺跡所在地 愛知県豊田市渡刈町大屋敷・下糟目
所在地ふりがな あいちけんとよたしとがりちょうおおやしき・しもかすめ
市町村コード 23211
遺跡番号 63475
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 350151
東経(世界測地系)度分秒 1370942
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.030833 137.161666
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19980707-20000330
調査面積(㎡)
67850
調査原因 第二東海自動車道豊田東IC建設に伴う事前調査
遺跡概要
種別
集落
時代
旧石器
主な遺構
主な遺物
ナイフ形石器
剥片
特記事項
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
焼土坑群
竪穴建物
土坑など
主な遺物
土器
石器
特記事項 放射性炭素年代測定による時期判断
種別
集落
時代
弥生
主な遺構
竪穴建物
主な遺物
土器
特記事項
種別
集落
時代
古墳
主な遺構
竪穴建物
掘立柱建物
大溝
土坑など
主な遺物
土師器
須恵器
韓式系軟質土器
木製品
石製模造品
特記事項
種別
集落
時代
奈良
主な遺構
竪穴建物
掘立柱建物
船着場
土坑など
主な遺物
土師器
須恵器
土錘
製塩土器
瓦塔
緑釉陶器
灰釉陶器
特記事項
種別
集落
時代
戦国
安土桃山
江戸
主な遺構
竪穴建物
掘立柱建物
土坑墓など
主な遺物
灰釉系陶器
青磁
白磁
土師器
渥美産陶器
常滑産陶器
特記事項
種別
集落
時代
鎌倉
主な遺構
竪穴建物
掘立柱建物
大溝
井戸
土坑など
主な遺物
瀬戸美濃産陶器
土師器
木製品
特記事項
要約 水入遺跡は、矢作川西岸に面する中~低位段丘上に様々な時代の集落が展開する遺跡である。後期旧石器は流れ込みであったが付近に生活空間があったことが考えられる。縄紋時代草創期~早期には焼土坑群があり、同中期末に竪穴建物からなる集落が出現する。その後弥生時代末期に集落が展開するが、本格的な段丘面の開発が始まるのは古墳時代中期である。大屋敷地区に下流への灌漑を目的にしたと思われる全長200m以上の大溝が掘削され、大溝機能停止後も集落が展開、尾張産初期須恵器が多く搬入される。そして7世紀後半には下糟目地区も開発され、集落域が拡大する。古代集落は9世紀代に急激な縮小を経て、11世紀代にはほぼ廃絶する。次いで当該地は鎌倉時代に土坑墓からなる墓地として利用される。墓地は14世紀代には廃絶し、15世紀代からは再び集落地となる。特に16世紀代の大屋敷地区は大溝の最掘削や土塁構築、大型掘立柱建物が造られ、一種の川湊として機能していた可能性が考えられる。しかし矢作川の洪水が増え、18世紀代には当該地での集落経営は断絶する。

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